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「ロンリー・ハート」(1981) クリエーション TVドラマ《プロハンター》主題歌

今回は懐かしい昭和のドラマ主題歌を取り上げたいと思います(^^)

昼下がりの地方のテレビ局で、よく昔のドラマが再放送されていますが、私はあれが大好きなんです。こまめに予約録画してはCMをキレイにカットしてDVDに焼いてコレクション、なんてことをよくやっておりました💦

何年か前でしたか、テレビ神奈川で観たのが《プロハンター》というドラマ。ご存知でしょうか??

1981年4月~9月まで放送。藤竜也と草刈正雄のダブル主演の探偵ものドラマです。
このドラマのエンディングで流れていたのが、クリエーションの「ロンリー・ハート」。

作詞 大津あきら 作曲 竹田和夫 編曲 クリエーション
B面は英語詞バージョン 1981年4月発売

この曲、ヒットしたんですよね。オリコンで最高8位、37万枚の大ヒット。私はまだアニメを見ているような子供だったので記憶に無かったですが、再放送で知ってすぐに好きになりました。80年代らしいフュージョン風の爽やかな曲です。

確かクリエーションってブルースロック上がりのバンドなんですよね。リーダーのギタリスト竹田和夫がブイブイ弾きまくる無茶苦茶カッコいい映像を観たことがあります。
ボーカルはGS出身、元ザ・カーナビーツの故アイ高野。♪お前の〜すべ〜て〜 って歌ってた方ですね。

こちら《ザ・トップテン》出演時の映像。収録とはいえ、ちゃんと尺に合わせた編集バージョンを生演奏。さすが。しかも演奏が上手い!ドラムが2人いたんですね。間奏なんかはプログレみたい。腕達者なバンドだったことがよく分かります。


さて、ドラマ《プロハンター》は横浜が舞台。2人の私立探偵が、持ち込まれる案件に足を踏み入れる度にトラブルに巻き込まれる、所謂ドタバタストーリーです。当時大流行した松田優作の《探偵物語》の流れを汲んだコメディタッチのハードボイルドといった所でしょうか。

ダンディな(でも芝居が臭い)藤竜也が演じる水原と、男前だけど間抜けなキャラの草刈正雄の竜崎、この2人のコンビが軽妙でいいんです。草刈さんはどういう訳か、セリフをボソッと喋るのでよく聞き取れないんですけどね…。
共演には柴田恭兵、宍戸錠、小林稔侍、名取裕子(可愛い!)、小川真由美(色っぽい!)など脇も豪華。

再放送で全話観ましたが、正直ドラマの内容は殆ど忘れました(笑) ただ、本編のハチャメチャが終わって、エンディングで「ロンリー・ハート」が流れてくる所。これが最高に堪らなくイイんです。こんな感じです。

横浜の港や街をバックにした爽やかなエンディングですが、この80年代初めの風景を自分の記憶と擦り合わせていると、「ロンリー・ハート」がまた一層沁みるんです。当時の横浜には行ったこともないのに懐かしい気持ち。つい遠い目になってしまうんですよねぇ…。
因みに当初「ロンリー・ハート」は英語詞バージョンが使われてましたが、暫くして日本語バージョンに変わりました。

また観たいなぁ、なんて思っていたら東映さんがYouTubeで、2話分だけ無料配信でアップしてくれました。興味のある方、よければ御覧になってくださ〜い。
ハッキリ言って他愛のないドラマです(笑)。楽天的で、能天気でユル〜い。



そう言えば昭和のドラマは、エンディングの最後に、番組の主題歌(シングル盤)が当たるプレゼント告知もありましたね。役ではない素の役者さんが、ハガキ応募で抽選50名とか100名に当たる、とか募ってました。
最近のドラマでは……いや、随分と前からそんな懸賞もなくなりました。時代ですね💦

数えてみたら今年は昭和98年。ハァ、昭和はどんどん遠くなりにけり…。仕方ないです。古いドラマで昔を偲びながら、明日もそこそこ元気にいくとしましょう。

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