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令和5年度神奈川県公立高校入試【数学】問6イ②

2023年2月14日(火)実施
神奈川県公立高等学校入学者選抜学力検査問題
共通選抜 全日制の課程 Ⅲ数学
問6の円錐の問題のイの問題について、
さまざまな視点から解法を研究したいと思います。

問題はこちら

前回は、最も標準的な方法を示してみました。
今回は、その解き方に着目し、
計算ミスを減らすための小さいテクニックを2つ紹介します。

1つめは、三平方の定理を用いるときに、
拡大縮小を使って数値を簡単にして求める方法です。
分数が出てきたら、すべての辺が整数になるように拡大する。
すべての辺がある数値で割れたら、縮小する。
こうすることで、計算しやすい数値に変換してから求めると
ミスを減らすことができます。

2つめは、30°、30°、120°の二等辺三角形の比です。
二等辺三角形なので、頂角から底辺へ垂線をおろせば、
30°、60°、90°の直角三角形2つできるので、
そこから求めることができますが、
ついでに1:1:√3の比も覚えておくと便利です。
全国入試問題を見ていると、たまに出てきます。

神奈川県の公立高校入試問題の数学は、時間制限が厳しいので、
少しでも簡略化して、時短を目指したいですね。

(続きます)


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