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心理学検定キーワード第8章【産業・組織】8.4(多様な働く人々と雇用の多様化)★★

腰の調子が良くなりました

ぎっくり腰で腰爆発から3日ほど

無事、回復いたしました。

とはいってもまだまだ予断は許さない所ですがw

寝返りが打てる幸せを感じておりますw

寝返り打てないとほんとにしんどいっすw

再び良い睡眠が戻ってきて一安心です。

さて、本日は働く人と雇用の多様化についてです。

内容としては薄いので

サクッと行きましょう。


→高度経済成長と男女雇用機会均等法

高成長期の我が国では

終身雇用と年功序列を中心にした雇用慣行が主となっていて

その対象が55歳定年未満の正社員の男性で

女性は未婚の若年層が補助的な仕事をしていたにすぎませんでした。

そこから安定期に入ると

労働力不足に対応して

主婦がパートタイマーとして労働市場に参加するようになり

また正社員として働く女性の増加、その戦力化の流れもあって

女性の正社員の処遇が課題となってきました。

そこでは男性中心の総合職と、女性の一般職といった

コース(採用)区分を通じて、男女の処遇格差との整合が図られました。


→バブル崩壊と非正社員の誕生

1990年初頭のバブル崩壊後

中高年男性を中心にリストラが盛んになり、労使間の心理的契約が破棄されましたが

解雇の自由を確保し賃金を抑制したいという企業は、雇用契約上期間の定めがある

非正社員という形で労働力を確保しようとしました。

現在でも非正社員は40%(女性では60%)近くを推移しており

60歳以上の高齢者や、外国人労働者など多様な働く人々が職場を構成するようになりました。


→非正社員の雇用形態

非正社員の効用形態としての内訳は

圧倒的にパートタイマーが多く

それ以外にも派遣社員、契約社員、嘱託社員等雇用契約の多様化がみられるようになりました。

これについては

主婦が家事と仕事の両立を優先せざるを得ないという我が国独自のジェンダーの為に

パートタイマーを、自分の専門性やスキルを生かしながら正社員とは違った働き方をしたい人が派遣社員や契約社員を選ぶという

働く人のニーズに対応するものといえますが

近年では男性でも正社員になれないという理由で非正社員にならざるを得ない人が増えてきています。


→ダイバーシティマネジメント

上記のことから

多様な価値観、ニーズが併存輻輳して対人関係の緊張や仕事ストレスを高めるだけでなく、動機づけやリーダーシップのありかた等新しい管理方法(これをダイバーシティマネジメントという)

の模索が要求されるようになりました。


以上、本日の内容は多様な働く人々と雇用の多様化についてでした。

次回はキャリア発達と能力開発についてです

それではまた次回。




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