【DAY4】体力限界ハーブ園
4日目の朝
悲しいとか寂しいとか少しマイナスな気持ちになるかなと心の準備をしていたけど、かっこいい人達をこの目で見て、私もかっこよく生きたい!という気持ちから人生に対するやる気に満ち溢れてた
姉が寝坊してないかなと思いながらチェックアウト10分前に姉の部屋に行くと、「本当にいつも時間通りよね」ともう少し時間のかかりそうな姉が現れる
血は繋がっていて、顔も少し似ているけどここまで性格が違うと、本当は姉妹ではないんじゃないかと疑うことがある
しかし初日から最終日のことを永遠と語れたり、ここまで旅を共にでき、仲がいいねと褒められるということは性格の面でもバランスが取れていて良い関係なのだと思う
チェックアウトを済ませ、外に出ると「なにこれ暑い!!」「春通り越して夏きた!!」みたいな知能ゼロな会話が繰り広げられる
とりあえず行き先を決めていなかったので、荷物を預けに行こうと新神戸駅まで歩き荷物をコインロッカーに預ける
姉は胸がいっぱいで全然お腹すいてない、妹はなんだこれめっちゃお腹空いた!と食いしん坊を発揮する
結果、新神戸駅のお土産コーナーの中に入っている暖かい肉まんを買える売店があったので妹のみ購入、海外の観光客に見守られながら、肉まんを頬張り「神戸市王子動物園」に行くか「ハーブ園」に行くか話し合いが始まる
姉「田中まんさんがハンモックが気持ちいいよと言ってたからハーブ園に行きたい!」 妹「パンダ見たい!(肉まんを頬張りながら)」
文字に起こしてみても思うが、行きたい理由がどう考えても姉の方が納得出来る内容なので妹の意見がすぐに折れる
基本どこに行っても楽しめるタイプなのでこの時点ではワクワクがとまらなかったが、体力が限界に近づいてることに後々気づくこととなる
土曜日ということもあり、ロープウェイまでは海外の観光客含め長蛇の列ができていた(ほぼディズニーランドとか言いながら笑ってた)
しかしこのロープウェイ舐めてた、元々絶叫系は得意な方ではあるけど、心の準備をしていなかったので急に加速するポイントでは姉と「ぎぃやぁぁあああ!!!」とあまりに可愛くもない悲鳴をあげた
1つ食べ終わったあとでも、あっちのウインナー(6本)が食べたい半分こしよとか、やっぱあっちのホットドッグが食べたいとか永遠と却下されていた気がする
頂上から下に下っていき、ハーブや野菜、お花を見たりハンモックに揺られ自然を感じるシステム
ここであることに気づく
これ、下って行った分登らんといけんくない…?ヤダーーーーーッ!!!(ここでも心の中のちいかわが叫ぶ)
普通なら大丈夫だったかもしれないけど、なんせ気づかずスタスタと下ってしまったので頂上まではかなりの距離(ちなみにロープウェイは途中から乗れる場所もあるのでご安心を)
せっかく来たのだからという理由で、帰りも頂上から乗りたいという姉の意見を飲み、頂上までせっせと戻る
やっとの思いで頂上にたどり着き、喉が渇いたと駄々をこねる妹に姉がハーブティーを差し出す
あっという間に帰る時間になり、途中で加速することにびびりながら帰りのロープウェイに乗りこむ
とまぁ4日目もハードな時間を過ごし、帰りの新幹線では色んなことを思い出しながら明日からまた頑張ろうの気持ちで今に至る
帰ってからの記憶がほぼ無いけど、朝起きると携帯から i am you areの「波と砂浜のあいだで」が流れていたのを覚えている、また今日から大好きな音楽と共に生きていこうと強く思う
個人的に2024年に入って知らないことや初めての経験を沢山していて、これから始まっていくこともある、不安とか恐怖がないかと言われたら嘘になるけど、生きていたらこんな日々に巡り会えるのかと思い、また再会出来ることを信じて乗り越えていこうと思う
ばいばいっ!!!!
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