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科学が発見した、専門的な仕事で成功するエキスパートな人になるための3つのスキルと、それを手に入れるための方法

今回は、成功している専門家は普通の人とは何が違うのかを調べた心理学研究を紹介しつつ、私たちが仕事の達人になるための方法についても話していきます。

キャリアアップやスキルアップに興味のある人は参考にしてみてください。


アメリカにあるシカゴ大学ビジネス学科のハイエル アイホーン博士によると、専門的な仕事でエキスパートな人材になるための条件は3つあります。

実験において博士は、医師などの専門的な知識とスキルを持つ職業に共通する特性を調べ、専門的な能力やスキルの向上を達成するためのノウハウを分析しました。

博士の研究によると、専門的な技術を扱うエキスパートたちが持つ共通のポイントは、物事を分類する能力、一貫した判断ができる能力、手に入れたすべての情報を等しく同じ方法で重み付けられる能力の3つでした。

つまり、対象のジャンルやカテゴリーといった種類をそれぞれの特徴に合わせて正しく分けて、状況の変化に惑わされることなく判断を下し、偏見や感情といったバイアスに左右されずに客観的に情報の価値を見極めることができる人たちが、優秀な専門家として成功するようになるのです。

これらの能力は後天的に手に入れることが可能です。

例えば、物事を正しくカテゴライズする能力は、物事の特徴を捉えて共通点を見出す思考力とそれらを事前に調べて自分が理解している情報量を増やすによって上げることができます。

これは単純に情報を理解する力なので、勉強を繰り返しながら論理的に物事を区別する訓練をすることで鍛えられます。情報をただ取得するだけではなく、ロジカルシンキングも合わせて行うことでより効率的に能力を開発することができるようになると思います。

また、状況に左右されずに一貫した判断をする能力は、事前の準備とルールの制定によってコントロールすることができます。

私たちが誤った判断をしてしまうのは、自分の知らない状況に対して頭の中が真っ白になってしまうからなので、知らないことや新しいことに直面したときにはどう対処するかをマニュアル化することで、こうしたパニックによる被害を防ぐことができます。

また、様々な事例を学ぶことでも多様な対処法を学ぶことができて応用力がつき、誤った判断を下す可能性も減らせます。

他の専門家や違うジャンルで活躍する人たちの話を聞いて、彼sらの考え方や結論に至るまでの思考の道筋を学ぶことでも思考の柔軟性や応用力が身についてきます。

最後に、情報の重み付けを間違えてしまうバイアスの問題ですが、こちらは心理学やバイアスに関する知識を身につけるだけでも抵抗力がついて客観的に物事を見定め評価できるようになることが他の心理学の研究からわかってます。

なので、バイアスの存在を知り、人間がどのような状況のときに偏見や思い込みに左右されてしまうのかを、実際に起きた失敗の事例を学ぶことで改善することができます。


こうして見てみると、エキスパートに必要な能力というのは1にも2にも勉強ということがわかります。

逆に言うと、専門家の失敗というのは勉強不足が元で起こることが多いとも言えますので、仕事に従事している以上は、私たちは常に新しいことを学び続けなければならないのです。

その方が健康にも良いですし、幸せにもなれますからね。専門家として成功を目指すなら勉強を習慣化していきましょう。

というわけで、勉強することは大事なのです。学生の人もよく覚えておきましょう。

参考資料
・不安に強くなるためには好奇心を持つことが大切!CQの鍛え方
・出世しやすくリーダーに選ばれやすい人の性格的な特徴。リーダーシップの心理学

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