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精神科医がおすすめする!疲れたあなたの心を癒す天然の抗うつ剤とは?


今回は、心が疲れた人におすすめ、無料でお金もかからないストレス解消法を紹介します。

どんな人でもたまたま運が悪かったり嫌なことが続くと、何もする気もなくなって仕事や遊びへのやる気も下がってしまいます。

そこで、ちょっとしたことで気分が悪くなってしまったとき、どうすれば最速で気分転換してもとの作業にやる気満々でも取れるのかについて話していきます。

しかもこのストレス解消法は医師も勧めているほど精神の回復効果が高く、副作用もない方法です。コストもリスクもないので、気づいたら最近疲れが溜まっていた!という人は気軽に使ってみてください。

今回のポイントは運動です。

これはすごく単純なテクニックなのですが、とりあえず運動をすればいいのです。運動の大切さは何度も言っていますね。

「へ?なんだそんなことか」と思うなかれ、運動が与えてくれる疲れた心への費用対効果はかなり高いことが証明されています。今回紹介する研究データを見ると一目瞭然ですが、気だるい気持ちを解消して気分を良くしたかったら運動をすると良いのです。

過去にも何度か運動の効果について説明していますので、そちらも合わせて読むと運動の心理効果のすごさが理解できます。


不思議なことなのですが、実はただ体を動かすだけで、私たちは自然と気分が明るくなってくる脳の仕組みを持っているのです。なので、運動は天然の抗うつ剤のようなものですね。運動がもたらすメンタルの改善効果は数々の研究で確認されています。

例えば、スイスのバーン大学精神科に勤めるジークフリード フレイ教授は、抑うつ状態と身体の動きに相関関係があるということを実験の結果から見つけ出しました。

博士は精神科の患者たちの様子をビデオに撮影して記録し、患者たちの動きと抑うつ状態からの回復経過との間に関係がないかを調べました。

すると調査の結果、体をよく動かして活発に運動をしていた患者の人ほど抑うつ状態の改善が見られたのです。

運動の効果による抑うつ状態からの回復レベルを比べると、体をあまり動かさなかった人たちの回復率が31.04%であったのに対して、体をよく動かしていた人たちの回復率は43.74%だったのです。10%以上の改善です。

つまり、体をよく動かすことで抑うつ的な気分を解消しやすくなるということです。落ち込んでしまったときにはあまり動きたいと思わないものですが、暗い気持ちを払拭して気分を回復させるためには体を動かした方が良いのです。


また、運動といっても何も難しい動きや長時間のトレーニングをする必要はなく、乗り気ではないときでも散歩をしたり軽い筋トレをしたりして少しでも運動習慣を維持できていれば気分の改善に向かいます。

今回の研究では、精神科で治療を受けている抑うつ状態の患者さんが対象でしたが、もちろんそこまでひどい抑うつ状態に陥ってなくても運動には気分を良くする効果があります。

なので、気分が落ち込んで何もやる気が起きないときには、とりあえず体を動かすと良いということを覚えておきましょう。普段から運動している人はその習慣を利用しましょう。

ちなみに歩き方を少し変えるだけで幸福度が上がる方法もありますので、運動のついでに歩き方を変えることもおすすめします。

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