カップルが絶対にやってはいけないケンカとやった方が良いケンカ
実はケンカには、良いケンカと悪いケンカがあります。すべてのケンカが悪いというわけではないのですね。
良いケンカは最初の方こそ衝突をしますが、その後には二人の絆を深めるきっかけとなります。
対して悪いケンカは、二人の関係を終わらせるきっかけになります。
例えば、夫婦やカップルでケンカしてしまったときに、片方の人が塞ぎ込んで相手のことが視界に入っていないかのように無視をするような拒否の仕方がありますが、これがやってはいけないケンカの種類です。
これの何が悪いのかというと、対応の仕方です。
相手とのコミュニケーションを断絶したり会話を回避する行為は、人間関係をさらに悪化させる原因となります。無視という行為は、する方にもされる方にも強烈なネガティブ体験なのです。
私たちは人と付き合っている以上、たとえ相手がどんなに気の合う相手でも、時には衝突したり好みが合わなかったり意見が一致しないということが起こり得ます。
しかし、この意見の不一致や衝突自体は悪いことではありません。
逆に、そうやってお互いの素直な気持ちや考えを引き出したり伝えたりすることで人間関係というのはより深いものにランクアップしていきます。
大切なのは衝突の仕方です。
先ほども言ったように、相手を無視したり付き合うのを回避するようなことをしてしまうと人間関係が壊れてしまいます。二人の人間関係を悪化させることが望みではないのならこの対応はしないようにしましょう。
では、ケンカした時にはどんな対応の仕方が良いのかというと、相手の意見や感情を受け入れつつ、自分の意見や感情についてもきちんと相手に伝えることです。
そうして二人で建設的に話し合っていくうちに相手の立場が明確になって共感できるようになり、問題解決の糸口も見つかっていきます。
もちろん、そうやって話し合ってはいてもいつも共感が得られるわけではありませんし、自分の望む結果が得られるわけでもありません。こちらが折れる時もあれば、相手に折れてもらうこともあります。
それでも二人の関係は良好なものになっていきます。勘違いしがちなのですが、二人の関係が完璧である必要はありません。
「もっとこうだったらいいな」という人間関係における改善の余地はいつでもあるものですし、それはあって良いものです。
それは自分自身の成長の場合も当てはまります。
「もっとこれができるようになったらいいな」という向上心や好奇心をいつまでも持ち続けることが個々の人生にとって大切なように、夫婦やカップルにも不完全さが大切です。
「ケンカするほど仲が良い」は心理学的にも本当なのです。
参考
・仲の良いカップルが長く付き合うために普段していること
・モテる条件と結婚生活が長続きするかどうかを見極める方法が見つかった!
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