そして日本の飲食店は宅飲み形態へ移行する。必ず、ね。

以前、飲食店に関してこんな未来予測をしました。

海外だとご飯食べながらタバコ吸うなんてことはないので、禁煙にしないと居酒屋はインバウンド収益も見込めない。僕だったら全面禁煙の宅飲み居酒屋つくる。店員の接客も調理のいる食事も必要なくて、居酒屋の中にコンビニがあるイメージ。あとはただタバコ吸っていない人口の方が多いから、灰皿を撤去することでそこを取り込めば良いっていう単純な理屈。ニーズに合ってるから人気出ると思うけど、まぁきっとそのうち出てくる。

そして今日はこんな記事を見つけました。

飲食業界の常識を覆す。
『居酒屋ガツン』が提示する“コミュニティ作り”ニューウェーブ

やっぱりすでに実行している人がいたんですね!未来のことを考えるのが好きな人は特にわかると思うんですけど、こういうときすごくワクワクしますよね!


『居酒屋ガツン』は「ドリンク持ち込み放題」「おすそ分け」という飲食システムのある大衆酒場です。(※システムの詳細はリンク先で見てね。今回はその話が中心ではないので)

店主さんがこのような経営方針に切り替えたのは飲食店のシステムに限界を感じていたからです。

店主の寺本昌司さん「星の数ほど飲食店がある東京の中で、お店の価値を『料理』や『お酒』に置くと、きちんと修行を積んだシェフやバーテンダーに勝てないと感じていました。人材育成もうまくいかず、運営に限界を感じていたんです」

まぁそうですよね。僕に至っては料理なんかしないでコンビニを用意しますとか言ってますし笑。

ただ料理をすることはありです。飲食店をやりたいって人たちはもともと料理好きな人が多いですから作業として単純に楽しいですよね。またメニューにないものを作ってもらうことを前提にしたシステムを導入すれば、お客さんも「自分のためにわざわざ!」と思って喜んでくれます。

常連さんの心理としては要は「特別待遇をして欲しい」のです。ご飯よりも特別なコミュニケーションなのです。笑ゥせぇるすまんの喪黒福造ばりに心の隙間を埋めて欲しいのです。

居酒屋ガツンの店主、寺本昌司さんも同じことを言っています。

「焼き鳥屋時代に感じていたのですが、お客さんは、飲食もさることながらコミュニケーションを求めて来ていました。時代もSNSのコミュニケーションが全盛で、オンラインで仲良くなって『今度吞みにいきましょう』とオフラインで繋がる流れが定着していた。それなら飲食店というリアルな場所で新しいコミュニティを作れば絶対的な武器になると思ったんです」

このへんも僕の考えと一致していて個人的に歓喜しています。おいしい料理や飲み物を提供したいという思いは、飲食店のエゴになりつつある世の中なんです。

まずいのはダメですが、基本的に飲食店の料理はおいしくなくていいのです。本当においしいものを食べたい人は高級なレストランなり著名な専門店に行くので、そちらはそちらにまかせればいいのです。選択と集中ですね。

ちなみにお客さんのニーズやウォンツの総量は、料理ではなく圧倒的にコミュニケーションの方にあります。これは僕が飲食店で働いていた経験も含めての意見です。

そもそも日本のお店で出てくる料理はだいたいすべておいしいのです。諸外国に比べて、クオリティがすでに高く保たれているんですね。その方向でトップを目指さなくても僕たちは満足できるんです。だからこそ目を向けるべきは、良質なコミュニケーションのための空間づくりということになるんです。

そして良質なコミュニケーションのための空間づくりに必要なのは、パワーバランスの変化です。

つまり、これまでの お客さん>店員 から 店員>お客さん にする必要があります。このへんは国家の運営と同じです。警察がいることで平和が保たれている日本を見本にするんですね。そうすることで店員、お客さんの双方に不快な思いをさせる人をコミュニティから排除していくのです。

このコミュニケーションシステムの基本は、友達感覚です。

例えば、僕たちだって暴言を吐いたり殴ってくる人とはわざわざ一緒にいたいと思わないですよね? 当然そういう人とは一緒に遊びませんし、ご飯を食べにも行きません。ですので、新しい宅飲み居酒屋はそのシステムを組み込んで行く必要があるのです。

店主の寺本昌司さん「中学校の時とかにいつも嫌なことをする人っていたじゃないですか(笑)。いじめっ子みたいな。単純にそんな人を入れないってだけです。間口は広く、誰でもウェルカムで自由度は高いですが、『楽しもう』という気持ちを一切感じない方はお帰りいただくこともあります」

最高やな。

そして日本でこの宅飲み居酒屋が流行るのが必然である理由がもうひとつあります。それは、他の先進国に比べて法の規制が緩いからです。

noteにも寄稿してある海外に関する記事では何度か説明していますが、海外だと飲食店を経営するのは大変です。アルバイト従業員として働くのにもライセンスが必要なので人を雇うのも容易ではありません。海外の先進国では基本的に外食産業のルールが厳しいんですね。

しかし日本は参入障壁が低く、そのおかげで良質で多様性のある料理が低価格で外でも食べられるようになったのです。これってすごいことなんです。こんなことが起きているのは僕が知ってる限りでは日本だけです。

ね? 多様性がないと思われている日本でも、実は探せば多様性ってすごくあるんです。


さて、今回はこのへんで終わりますが、他の飲食店に関する僕の考察はこちら↓でも書いていますので気になったらどうぞ。

あとはnoteの記事ですね。ただ、noteで個人の特定ジャンルの記事を探すの不便なので、このへんはカイゼンしてほしいですね。特に個人の書いた記事とタグとをアンド検索できる機能は絶対必要です。マガジン機能だけではまかないきれないと思うので。

最近だとこんなのを書きました。
「ドタキャンの解決。飲食店は顧客に財布を出させない方が良いのでは?という話」

そしてよかったら今回の記事に関する意見とか、飲食店に関する意見をコメント聞かせてください〜。特に飲食経験者の方の話は聞いてみたいです><。

では、最後にもう一度今回の記事を紹介して終わりますね。記事を楽しんでもらえたらフォローもお願いします、ほなまたね〜^^/


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コメント8件

お客さんは料理より、良質なコミュニケーションを求めている。って共感します。顧客だけでなく、スタッフもそうなのかもしれませんね。その店で働く理由は、金銭ではなく、そのお店や会社が好きだから。っていうベクトルにシフトしている気がします。参考になりました!
とても参考になりました。あとスキをつけたあとの一言が面白いです^^
コンビニのイートインスペースも面白いですよね。行き着くところは似てるのかな
コミュニケーション、とってもわかります。私も店長をやっておりますが、肌身に感じています。コミュニケーションが取れないと、本当にファンになっていただけず、料理だけでは本当にダメだなぁ、と。改めて飲食店とは、QSCと価格のバランスが大事なんだなと思いました。
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