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女性は左、男性は右?

これはきっとカップルの立ち位置についての話です。あるいは人間の安心感に関する話かもしれません。


みなさんは彼氏だとか彼女だとかと一緒に歩くとき、どちら側に立ちますか?

「私は右が多いかな」という人もいれば「俺は左やな」という人もいるだろうし、タイトルの通り「女性が左で、男性が右」というパターンになっている人もいれば、「そんなの決まってないなぁ。適当です」という人もいると思います。

で、なんでカップルで立つとき、女性が左で、男性が右だと思ったのかというとですね。いや、別にそれが正しい立ち位置だとか言いたいわけではなく、かと言って僕自身がそういうことになっているから言いたいというわけでもないのですが、これって実は歌詞に出てくる話なんです。

錬金術師のショウ タッカーさんに「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」と言われるくらいに勘のいい人ならひょっとしたら気づいているかもしれませんが、その歌詞というのは、ひとつはプリンセスプリンセスの『M』、もうひとつが槇原敬之の『もう恋なんてしない』です。では、それぞれの歌詞の該当部分を見てみましょう。

まずはプリンセスプリンセスの『M』の歌詞がこちらです。

「あなたのいない右側」です。この歌を女性目線の歌と考えると、この右側にいるのは男性です。もちろん現実の話をするとLGBTカップルのパターンもあるかと思いますが、この歌が作られた時代背景も含めて今回は女性目線から男性を思う歌と仮定して話を続けますね。

というわけで、歌詞に出てくるのは男性が右で女性が左にいるのがテンプレの立ち位置となっているカップルというわけですね。

次に槇原敬之の『もう恋なんてしない』の歌詞を見てみます。

なるほど。左に少し、戸惑ってしまっています。ということで、この歌が男性目線から別れた女性のことを思って綴られたと仮定すると、こちらの歌詞でも「男性が右、女性が左」というパターンです。まぁマッキーはLGBTであたるところのGですから、この解釈もやはり楽曲が作られた時代背景を考慮しての仮定の話とします。

要するに、「男性が右、女性が左」っていうのは昔からあるテンプレの立ち位置のなのかな、ってふと思ったのです。まぁこれはたまたまかもしれませんし、だからなんだっていうこともないですし、何度も出てきているようにそもそも世の中には男女のカップル以外にLGBTのカップルがいるのでまったくもってまとめてくくることはできないわけなんですけどね。でも偶然なら面白い偶然ですし、何となく共有したいなと思ったのです。

といったところで、みなさんは恋人と並んで歩くとき、立ち位置は決まっていますか? なんとなくだけど、こっちにいると安心するなぁみたいなやつです。僕個人で言うと女の子には左側にいて欲しいですね。たぶん僕が右利きだからだと思うのですが、詳しい理由はわかりません。心臓が左にあるから右にいてもらうと安心しやすいっていう話もありますけど、どうなんでしょうね。

なんだか、考えれば考えるほどどっちでもいいや、って思ってきます。右もいいけど、左も捨てがたい。でもこういう型みたいなのって付き合っていく上で何となく決まっていくこと多いですよね。

今度みなさんも恋人や好きな人と一緒に歩くとき、自分と相手がどっち側にいるのか意識してみてください。で、相手に気づかれないように逆になってみたりとかしてみてください。なんか変な感じがするかもしれませんよ。

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