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KS流儀ピロピロギター講座#2 変態的な(?)フレーズの作り方【入門編】

いやはや、#1から随分と時が経ってしまいました…
直接面と向かって教えるのではなく、文章で表現するのはどうやら先生は苦手なようです。

ならやんなよって話ですけどね


さて今回ですが、僕が弾くフレーズに対して「変態的だよね」とお褒めを頂くことがあるので、その種明かし(?)をしたいと思います。
変態的というと特殊なスケールを使うイメージが強いと思いますが、今回は入門編ということで、#1でも出てきたペンタを使ったフレーズです。まずは動画をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=uxRFUB0TFUw


いかがでしょうか。所謂普通のスケールでもこのように表現ひとつで印象を変えることができます。では使用ポジションを見てみましょう。

5フレットと12フレット基準にそれぞれ同じ形のボックスポジションがありますよね。
ちなみにAマイナーペンタとEマイナーペンタですが、この二つのポジションを主にスライドで行き来するフレーズになります。違うペンタを行き来してフレーズが成立つ理由は今回は割愛させてもらいますが、僕はKey=Amとして使います。
動画では5弦スタートで弾いています。実際に弾いているフレーズのTAB譜です(※スローで弾いているほうの音価で表記しています)

このようにスライドを使って高速でポジション移動を行うことで飛び道具的なニュアンスが出ます。
一見難しそうに見えますが、一弦一弦は同じ運指で行き来できるので、ペンタの運指に慣れていればそこまで難しくないと思います。また、スライドする際はその移動先のポジションを見ながら弾くのが正確に弾くコツです。
弾けない!という方はまず3弦だけをゆっくり行き来するところから始めてみましょう。

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