パターン化の話

何が起こってももうパターン化している。

今日の元同僚は昨日(一昨日からだけど)の飲みすぎによる体調不良でうあああ…となっている。
なので私に対して、今日はお酒飲まないけどご飯しっかり食べたいと言ってきた。

調子が悪い時の元同僚は朝ご飯系メニュー(和食)を食べたがる。
目玉焼きか卵焼き、ウインナー、お味噌汁は具沢山が良いから豚汁、お浸し、焼き魚、白米。
先回りして今日は豚汁作ろうねと声を掛けたら嬉しそうなYESが返ってきた。
パターン化しているこのやり取りを私はとても愛おしく思う。

疲れているだけの日はご飯よりも服装。
隣で可愛くして飲んでいて欲しいと言う元同僚は可愛いし、私を見て可愛いな!と笑ってくれることがとても嬉しい。
早く終われそうな日、暇な日はいつもよりも多めのつまみ系おかず。
つまみ無しでは家で飲まない人だから。
美味い!とモグモグ食べているところを見ているのが私は好きだから、早く終わった日のご飯は気合いが入る。
私を楽させたい日は本当に簡単な物。
生姜焼き、麻婆豆腐、そういう系。
私は作る気満々なのに、用意するのも手間なんだし既製品でいいと言う。
なんならこのやり取りの前に元同僚からご飯はなくていいと言われて、私が胃に優しくない物ばかり買って帰って来られるのは何となく嫌で。
ジャンキーな物が食べたくなって買ってくるなら良いけれど、選択肢がない中で選ぶしかないのなら作るから~!!ってなっちゃう。
他にも幾つかパターンはあるけれど、大体はこんな感じかな。

その時々で変わることはあっても、大まかなパターンが出来ているから大して慌てない。
考えることはあれどもまぁね、どうにかなる範囲で留まってくれる。
そしてパターン化するほどに同じようなやり取りを繰り返して、2人で一緒に過ごす時間があったのかと胸がポカポカするのです。
私たちはある種とてもよく似ているから、お互いに少し先回りをしてしまう。
その先回りですらもパターン化するのだから、先回りの先回り…なんてこともあったり。
出先だろうが家だろうが私たちはそういう風に過ごしているし、きっとこれからも色々なことがパターン化するのだろうなと思う。

元同僚の好きな副菜を作った。
スーパーに行ったらちゃんとした物が売っていたからついつい。
それを話せば元同僚は嬉々としていて、そして家でも作ってみた!と話してくれた。
私の家の味のレシピを聞いてくる元同僚、やっぱり可愛いなぁ。
明日はそれを混ぜたおにぎりを持ってお仕事に行くらしい。
喜んでくれるから作り甲斐もあるというもの。

因みに、私はおにぎりを作るのが苦手です。
おにぎりの握り具合が分からない…力なんて入れてないはずなのに米同士が癒着する…
混ぜご飯(具は作った物)だと油のお陰なのか何なのか上手く作れるんだけど、それ以外は苦手。
フワッとしないし、ホロっとしない、練習しよ…

そんなこんなでもう夕方です。
元同僚が帰ってきてからお魚は焼けばいい。
もう作る物もないので一先ずはゆっくり過ごそうかな。
新しく良さげな入浴剤も買ったからそれを入れてバスタイムへと洒落こみたい。
お酒を飲みながらお風呂に入るのは良くないな…とは思うけれど、元同僚デーの楽しみだからついついやっちゃう。
今日も既に準備はしてある笑


明日から寒くなるから元同僚が恋しくなりそうだ。

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