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2019第5節 ジェフ千葉×京都サンガ

3月24日(日)

明治安田生命J2リーグ 第5節
@フクダ電子アリーナ

ジェフ千葉 1-1 京都サンガ

得点者:小屋松知哉(21分、京都)、新井一燿(76分、千葉)

http://www.sanga-fc.jp/game/2019032405/data.php


1)エス将の更迭と繰り返すこのエジリズム
2)試合前プレビュー
3)試合後雑感
4)データで見る京都のパスワーク
追記)想定内だ!
5)最後に【必見!絶対読んで!】

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◆お願いとお詫び

一部画像が貼れないため代わりにTwitterのリンク貼ってきます。画像はリンク先に掲載しているので、お手数ですがそちらをご覧ください。
また背番号や配色が無茶苦茶ですがその点もご注意ください。
基本的に京都が紫または赤、千葉が青で表示されています。

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1)エス将の更迭と繰り返すこのエジリズム

◆ジェフ千葉の監督交代に際して

別れはいつも突然に…

しかし、あまりにも早すぎた。

ジェフ千葉のハイライン担当大臣(筆者命名)こと、ファン・エスナイデル前監督が3月17日水戸戦のドローの後に発表され、そして翌日18日、江尻監督の就任が発表された。


コーチからの昇格というありがちな人事だが、新たに堀孝史氏をヘッドコーチに招き入れるなど、最下位からの巻き返しを図る。
監督就任にあたり「築き上げた良いものを継承してやっていきたい」と話しており、エス将のハイラインハイプレスを軸に、まずは守備の整備から入ると思われる。
また白米の摂取禁止も継続すると見られる。

江尻監督といえば、10年前に千葉の監督に今回同様で途中登板。しかし最下位でシーズンを終え、千葉のクラブ史上初の降格監督となってしまう。その翌年もJ1に復帰できなかった経緯がある。

サポーターのみならず、多くのサッカーファンがドキドキハラハラする監督人事となった。

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2)試合前プレビュー

◆エスナイデルの遺産

この2年ですっかり、千葉といえば「ハイラインハイプレス」という印象がついてしまった。Jリーグでは類を見ない、エスナイデル前監督の独特のもので、それは多くの人を良くも悪くも魅了してきた。

相手がボールを持つとどの位置であれ素早くプレスをかけてボールを奪い、カウンターで襲いかかる。
また相手のプレーエリアを制限するためにDFラインを高くして、陣形をコンパクトに保つとともにオフサイドにかけやすくする。

一歩間違えれば、DFラインの裏の広大なスペースを使われピンチに陥るという諸刃の剣であったが、GK佐藤優也が積極的な飛び出しでカバーするなど、エンターテインメント性にも優れたサッカーを展開していた。

◆今季のジェフ千葉

エス将3年目となる今季の第4節水戸戦を見てみると、どうしたものか全盛期ほどの勢いがなく重心がかなり後ろになっていた。
しかしながらある程度ハイプレスは行っているので、中盤にスペースが出来てしまい、そこを水戸にいいように使われていた。

ボールを奪えないことから得意だったショートカウンターは鳴りをひそめ、奪ったとしても選手感の距離が遠いのでとにかくワントップのクレーべ目掛けて放り込むばかり。

得点シーンこそかつての輝きを取り戻したものの、それいがいではほとんど見る影もなかった。
過去2シーズンの京都を見ているような、そんなやるせない気持ちになってそっとDAZNを閉じた。

◆ジェフ千葉との戦いに際して

とにかくこの程度の相手には負けられない、いや、勝たなければならない。そんな内容のサッカーだった。
どう攻略するかというより、クオリティを見せなければならない。そんな試合であってほしい。

あえてキーマンを挙げるとすれば重廣だ。相手の嫌がる位置でCBやSBからの縦パスを受け、前を向くことが出来る。
さらにアタッキングサードでは宮吉らと絡んでゴールに迫ることもできる。
重廣の良さが出せればチャンスは自ずと増えてくるはずだ。

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◆試合展開の予想

運の悪いことに、監督交代直後で素性の掴めない相手と対戦することになり、私としてもどういう戦いをしてくるか見当がつかない。

私の足りない頭を使って出した答えが以下の通り

・京都対策としてボールを奪いに行くよりはスペースを消す守備を優先する
・プレス開始位置をハーフウェーラインあたりまで下げる
・プレス開始したら、ハイプレス時のように人数をかけてボールを奪取、カウンターに繋げる

とにかく手堅く戦ってくるという予想である。

京都はこれまでと同様に中々崩すチャンスが来ないであろうが、焦れずに自分たちのやることをしっかり完遂すれば勝利は近いはずだ。

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3)試合後雑感

◆ミラーゲーム

京都は前節同様541のフォーメーション。
右SHには中野ではなく、運動量豊富でスピードのあるジュニーニョが今季初スタメン。京都は高さと強さのあるクレーべ封じとして、今節も5バックの中央に闘莉王を起用。

千葉は3421(守備時には541)で、各ポジションが完全にマッチアップするミラーゲームを挑んできた。

【画像リンク】京都のスタメンと配置

※千葉のスタメンは番号、配色が実際と異なる点に関してはご了承を。

ちなみに千葉の並びは
1 クレーべ
2 為田 船山
4 下平 佐藤(勇) 小島 田坂
3 エベルト 新井 増嶋
1 佐藤(優)

京都の陣形に合わせて、各ポジションでマンツーマン気味にマッチアップを作り、かなり高い位置からプレスを仕掛ける。
特に庄司にボールが入らないように、ボールが入っても前を向かせないようにしていた。

【画像リンク】京都の23ビルドアップと千葉の守備陣形

余談になるが、右SBとして起用されている福岡は、京都のボール保持時にかなり高く、中央寄りでポジショニングする。
そして右CBの上夷が1列前に出てくる。
中田スタイルのおもしろいところだ。

◆ジェフ千葉の京都対策

千葉はまずビルドアップの阻害方法として、数的同数でのプレッシングを採用し

1 クレーべや小島、佐藤(勇)で常に庄司へのパスコースを消しながらジワジワと追い詰める
2 京都の横パスやバックパス、サイドへのパスに反応して一気にプレスの圧を強める
3 連動してWBやCBが前に出てきて、前方へのパスコースを遮断
4 ボールホルダーを各方向から挟み込んでボール奪取、パスカット


プレスをかわされた場合は、

1 素早くリトリートし5-4のブロックを形成
2 ハーフスペースに位置する重廣、福岡へのパスコースを遮断しつつボールをサイドに誘導。同時にCB3枚とボランチ2枚で中央の危険なスペースを埋める
3 サイドで数的優位を作って奪う、又は相手のボールロストを狙う

この点に関しては京都を含め、5バックの守り方に共通している。

京都は攻める時に前線5レーンに各1人ずつ配置する。
千葉は5バックでハーフスペースを埋めるとともにマンマーク気味について対応。縦パスが入ればアプローチにいき、ファイナルサードで前を向けないようにしていた。

【画像リンク】ジェフ千葉の5バック採用の意図



千葉はそれらに加えて、全体を通して

ボールホルダーへ素早く寄せて、相手から時間とスペースを奪う

ことを徹底した。これが京都が苦しんだ最も大きな要因である。

◆江尻監督初陣とエスナイデルの遺産

重心を低くし慎重なゲームプランだったものの、要所で前任者のハイプレスを敢行し京都を苦しめた。GK佐藤優也が大きなミスをせず尽くピンチを防いでたことが何より大きい。MOMは彼と言っても過言ではない。

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◆京都の先制点

先制したのは京都。ハイプレスカウンター市原・千葉のお株を奪う見事なショートカウンターで小屋松が今季初ゴール(Twitterの動画)

1.京都が押し込んでる状況。庄司が矢田にプレスをかけ、矢田は横パスで逃げるしかない
2.ジュニーニョがその横パスをカットしドリブル
3.ジュニーニョがそのままクロスを上げる
4.ゴール前に走り込んだ宮吉には合わず
5.ファーサイドの小屋松が左足ダイレクトで押し込む


【画像リンク】京都の先制点


またしてもショートカウンターからの得点ということだが、理にかなった選手の配置や素早いトランジョン(切り替え)ができてるからこそだ。
パスを繋いでポゼッションして崩そうとする割にゴールシーンがショートカウンターという点は、京都のチーム戦術を鑑みれば矛盾してるように思えるが、中田監督がペップシティをベースにしてるのであればそれはチームが機能してる事の証である。

ゴールの少し前に、本多がドリブルで持ち上がって相手を引きつけるようなシーンが見られた。
これは今季の特長のひとつで、上夷もしばしば見せてくれる。

プレッシングに対して、パスコースを多く作って相手が寄せるよりも早くパスを回して前進するに越したことはない。それに加えてドリブルを交えて相手を剥がしていくことも大いに有効である。これによって相手のマークがズレていきパスコースが生まれ、相手を崩しやすくなる。

◆浮き彫りになる課題

京都の課題として、ファイナルサードでこのドリブルが出来るかどうかだ。
千葉戦で小屋松が度々見せていたように、サイドで質的有意を活かす(相手を上回る個で打開する)ことで相手の守備網に穴を開けることができれば、あとはパスを出して押し込むだけという展開がより作りやすくなる。

J2は特にどのチームも中をしっかり固めてくるので、ゴール前の選手がパスを受ける動きや狭い中で飛び出す動きを見せて、少しでも相手を動かさなければならない。

こういった連携が今後の課題になってくるだろう。

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◆京都の守備

後半は押し込まれる展開が続いたものの、柏戦同様に5-4のブロックを作ってしっかりと対応していた。
敵陣でボールロストした時、中盤の中央に位置する庄司や黒木が相手の攻撃を遅らせカウンターを防ぐことが以前よりもできるようになってる。
その間に前線の選手が自陣に戻りブロックを形成。
千葉がボールを前進させられないようなプレスも行っており、この辺のバランスが非常によかった。

千葉に再現性のある攻撃が少ないのも幸いだった。

失点したのはCKからで、やはりセットプレーの弱さという部分はある。だからこそ、今後失点を減らしていくためにはセットプレーが鍵になってくる。
セットプレーではどうしても高さで後手に回ってしまうので、相手をフリーにさせないこと、相手に体をぶつけて楽な体勢で触らせないこと等はさらに厳しくやっていかなければならない。

今節は守備面をそれほど重視して見ていないので書くことがあまりない。申し訳ない。

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◆総括


京都は今季1番苦しい試合だったが、よくぞ勝ち点1をもぎ取ったと思える。
内容を鑑みれば悪くないドローだ。

ただ今後上位に居続けるためには、宮吉が迎えた1対1の絶好機、試合終了間際の重廣のシュートなど、チャンスで決めきる勝負強さが必要である。

千葉は負傷者続出なのが気がかりだが、今節のような戦い方をベースにしていけば必ず浮上出来るはずだ。
降格圏からの早期脱出を期待している。

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4)データで見る京都のパスワーク

パスネットワーク図は選手間のパス本数を表してるため、局面ごとにどんなパスを出したかまではわからない。

そこでSPAIAというサイトから
・パス数、成功率
・前方向パス数、成功率
・ミドルサードパス数、成功率
・ディフェンシブサードパス数、成功率

の8つのデータをピックアップし、パスネットワーク図と関連付けながら京都のビルドアップについて見ていきたいと思う。ヒートマップはFOOTBALL LABより。

※今回は試験的に、いや、時間が足りないので前半のみ取り扱う

↓前半0-30分のパスネットワーク図とヒートマップがこちら↓

【画像リンク】京都前半パスネットワーク図及びヒートマップ


過去4試合よりも遠くの選手にパスをすることで、プレス回避や千葉の532守備のスライドを狙う意図があった。
闘莉王を経由するパスが少ないことがその特徴だ。

千葉は守備ブロックを作る時、左シャドーの為田は下がって中盤に、右シャドー船山が前線に残って532の形になる。
京都が押し込むと船山が下がって541になる。
この船山の上下と京都のサイドチェンジが相まって、京都は左サイド(千葉の右サイド)でのプレーが増えたとみられる。

そして先程挙げた各パス数と成功率がこちら↓
特に注視して欲しいのが、色付けされている部分。
そこについて以下で書いていこうと思う。

【画像リンク】パス本数及び成功率データ

◆データで見る京都のビルドアップ

上の画像(表)の黒木、本多、上夷、庄司に注目してほしい。
彼らは特に自陣から敵陣へパスを繋いでボールを運ぶ"ビルドアップ"において大きな役割を担っている。

京都はボールを大事にするため無理に攻めず、後ろで回すことも少なくない。そのため彼らのトータルのパス本数はチームの中でも特に多い(赤、オレンジ)

まず前方向へのパスの割合を見てほしい。
黒木、本多、上夷(赤、オレンジ)に比べて庄司(青)の数値がかなり低くなっている。
これは千葉が庄司徹底的にマークしてボールを前進させない守り方をしていたことがデータでも示されている。
前方向へのパス数が少ないながら成功率で言えばチームトップなのは流石である。
前を向けば良いパスが通る。それだけに相手も危険視せざるを得ないというのが庄司悦大なのだ。

次に見てもらいたいのが、ミドルサードのパス成功率(水色)とディフェンシブサードのパス成功率(ピンク)である。
この2つを比べると、闘莉王を除いてディフェンシブサードのパス成功率の方(60-76%)がミドルサードのパス成功率(83-91%)より軒並み低くなっている。
試合を見てもわかるように、千葉が(特に後半に)猛然とプレスをかけてきたためなかなか自陣からのビルドアップができなかった。特に今節はパスではなくクリアを選択する場面も見られた。
これがパスの成功率に反映されている。
逆に闘莉王はどのような場面でもパス成功率が安定して高い。落ち着いてパスを回せる技術を持っている証拠である。

ミドルサードでのパス成功率が高くなった要因として、京都がハーフウェーライン付近の高い位置でビルドアップを行う時、千葉は陣形を整えて待ち構えているので、比較的パスが通りやすくなっている。特に前半はそれが顕著だった。ただしここから先にボールが進められているかはまた別の問題だ。

◆データで見る京都の陣形

以前から京都は"ボール保持時に253の形になる"と何度か言ってきた。

千葉戦であれば下のような並びになっている。

5 小屋松 重廣 宮吉 福岡 ジュニーニョ
3 黒木 庄司 上夷
2 本多 闘莉王

特筆すべきは左SBの黒木と右CBの上夷のポジショニングだろう。彼らは元のポジションよりも高い位置でのプレーが求められている。
実際に彼らのミドルサードのパス割合とディフェンシブサードのパス割合をそれぞれ見てみると、
・黒木 約54.5%-約25.8%
・上夷 約56.7%-約25%

となっている。ミドルサードでパスをする回数が圧倒的に多い。これは後ろではなく中盤でボールポゼッションに参加してるからである。

右SBの福岡も同様に高い位置でプレーしているが、パスを捌く点に関しては中盤より後ろのほうが多い。ただプレーエリアはアタッキングサードとディフェンシブサードの割合が多く、攻守に奔走していると言える。

SPAIAには様々なスタッツやデータが載っているので、興味のある方は是非リンクをクリックしてみてほしい。


試験的にパスネットワーク図に加えてデータを引用して京都のビルドアップを見てきた。
今後もこのようにデータを取り扱って、主に京都のボールポゼッションスタイルについて書く機会を設けていこうと思う。

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追記)想定内だ!

◆前半、慎重な千葉
ハイプレスは何処へ、慎重すぎてびっくりした。

ハーフウェイラインあたりで、船山が前に出て532で引き気味に構える。
京都がボールを前進させると撤退で541に。逆に高い位置でプレスする時は523のような陣形を取る。

京都のWGに対してはWBがしっかりとついていく。そのため右サイドではジュニーニョが下がって空けたスペースを福岡が使おうとする場面が何度か見られた。

ハイプレスをかける場面は、千葉が前線でボールロストした時が多かった。京都がカウンター(あるいはボール保持)に移ろうとしたところにプレスをかけて即時奪回を試みる。
いわゆるカウンタープレスだ。前半は全体的に守備的な戦い方だったと言える。
つまり私の想定内(超絶ドヤ顔)

千葉はカウンターでもパスが合わなかったりドリブルを止められたり、なかなかチャンスらしいチャンスはなかったが、クレーべだけはその高さと強さを見せていた。

京都は上夷や本多のサイドチェンジで揺さぶって風穴を開けようとしていた。

前半19:32 のシーンを見てみよう。
この時、千葉は小島が負傷治療中で1人少ない状況。

1.上夷が本多へサイドチェンジ
2.それに対して船山がプレッシング
3.そこに連動して田坂が次にボールが渡るであろう黒木に寄せていく
4.ここで小屋松がフリーになり、本多からのパスが通る

サイドチェンジとドリブルによって相手の中盤3人のスライドが間に合わず、千葉のWBが出てこざるを得ない状況を作り出す。
そしてWBが空けたスペースを京都のWGが使うという攻撃の形だ。

京都は千葉のプランを予め想定した上で、対策を練り、試合の中で実行できたシーンだった。

◆後半、ハイプレス復活

少しだけ後半についても触れておこう。
クレーべが早々に負傷交代しアランピニェイロが投入された。

後半開始からエスナイデルが指揮してるのかと思うくらいかなり前からプレッシングをかけてきた。
京都の3バックに対して前線3枚を当てて数的同数でプレッシング。サイドに逃げるとWBが前に、中央にはボランチが潰しに来る。
ここは前半と異なる点であり、京都が試合のペースを失ったと錯覚した要因である。

実際に堀米の投入などによって京都は後手に回ることが増えていたのは事実だ。

千葉が以前のようなやり方に戻ったことで、宮吉がGK佐藤優也と1対1の好機を迎えるなどチャンスもあった。
前述の通りこの日の佐藤優也はミスをせず、京都はトータルで3点分くらいをこの男に防がれることとなった。

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5)最後に


◆開幕スタートダッシュの成否

5試合を終えて獲得した勝ち点は8。順位は7位。
開幕スタートダッシュはまずまずと言える。

・ボール支配によって主導権を握るポゼッションサッカー
 ┏数的優位(数で上回る)
・┣位置的優位(的を絞らせないポジショニング)
 ┗質的優位(個の力で上回る)
 を使ってゲームを支配するポジショナルプレー

これを駆使してゲームを支配し勝利するというのが中田スタイルであるが、その内実はあまり攻撃的ではない。

ボール保持によって能動的に攻めいこうとする反面、相手の攻撃回数を減らすという守備的な意図もある。パスを回してるのに攻めあぐねているような、相手からしても怖くないような戦いが続いているのも事実だ。

この5試合から見えた京都の戦い方についてはもっとわかり易く分析してる方がいらっしゃるので是非そちらを↓↓↓

↓↓↓詳しくはこちらのブログ(とめ@はんなりサッカーさん @tome_beta)を↓↓↓
https://www.tomex-football.net/entry/2019/03/26/180000

↑↑↑【必見です】↑↑↑

↑↑このnoteよりも読みやすくて分かりやすいから、京都のスタイルについて知りたい人はこっちを読んで↑↑

中田スタイルは現状は守備的とはいえかなり浸透してきており、特にこだわっている「ゴールがほぼ確実なシュート」をどれだけ打てるか、サポーターからの期待がかかるだろう。

◆ジェフ千葉さんへ

ズッ友千葉さんには浮上のきっかけとなる勝ち点1を与えたつもりなので、ここから這い上がってきてほしい。
出来れば京都以外の上位陣を確実に叩いて京都の首位浮上に一役買ってくれると非常にありがたい。

頑張れわんわん!ぐるぐるぐるぐるどっかーーん!


データを使って色々やろうとするとシンプルに時間がかかる。
マンパワーが足りない問題!圧倒的労働力不足!日本社会の縮図がここに…

以上。

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