皆さまどうも、ご無沙汰しております。
早速宣伝をします！

ただし今回は我々KSDではなく、我々の母校、中央大学マンドリン倶楽部の演奏会の宣伝です。

ほんとはいつも通り10回ずつを節目として、120回の時を記念にする予定だったと思うのですけど、コロナ禍によって記念には出来ず、今年ようやくやろう、ということです。た、たぶん。

二部にOB OGがたくさん乗ります。
二部の最初の二曲、祝典序曲とグラシャコを我々のボスこと高杉さんが、最後の失われた都を四年生の学指揮のMくんが振ります。

年齢層も結構幅広く、いや結構てか、今40歳の私が生まれる10年ぐらい前に大学卒業されてる方も舞台に乗られるので、年齢のレンジで言えば半世紀ぐらいのレンジがありますね。厳密にはそれ以上ですね。

そう考えるとなかなか壮観だなと。私自身もそんなにレンジのあるオケで演奏会やるのはじめてかもしれない。貴重な機会を頂けて感謝してます。既に乗って良かったと思っています。

それだけのレンジがあっても、総体としては特に違和感もなく、ちょっとずつ良い感じになってきてるかなぁと思っています。まぁまだ伸びしろは当然ありますけど（私が。もっと練習しろって話）。

ボスはある意味いつも通りですが、KSDより人数も多いオケになるので、相当なスケールの演奏に出来るかなと思います。グラシャコは必聴です。絶対的オススメです。
超絶音響デッドな大学施設で練習してるのですが、その環境でも冒頭のドラの音とかほんと素晴らしいです。お世辞抜きに。ドラの前のプルトからも、そして後ろのプルトからも素晴らしい音が聞こえてきます。（真ん中もだからね、誤解なきよう）。中大マンドラパートの層の厚さを存分にご堪能いただけると思います。即席オケとは思えない。まだまだタレントはいますが、今回は舞台のサイズの都合もあり、多少人数制限があります。いつかそんな制限は取っ払ってありったけの中大メンバーでやってみたい思いもありますね。いやどうかな。面倒なことになりそうだな。喧嘩になりそう。今回ぐらいがちょうどいいのかも。

本番での懸念としては（なんでそんなもの宣伝で書くの？）、気をつけないと二部冒頭の二曲でボスに預金全部引き出されて都の時にすっからかんになりかねない事ですね。これはマジで気をつけないといけない。真剣に危惧してます。強盗並に掻っ攫われるかもしれない。しかもグラシャコて。失われる右手。弦もゴムみたいなってるかもしれません。

でもでも！メインはなんたって都です。現役の時ボス登場の前にかませ犬的に振ってきた私としては、ボスの後に振るなんてことは絶対やりたくないですが（いやお前）、四年のラストですから、現役のM君には、気にせず、やりたかった都で全部出し尽くしてくれることを期待しています。

中大マンクラの学指揮って、ほんと鬼のような追い込まれ方して、ほとんどトラウマしか残らないんですけど（まじだぜ）、ちょっとでも後悔のないようにサポート出来ればと思っています（むしろ追い込んでないですか？）。

我々のようなド素人が、たいして何にも引き出しないところから無理くそ引き出してくる作業というのはある種の地獄です。そこを少しでも緩和出来たら良いなと思ってバトンについてはほんの少し引き出しを整理してきたつもりですが。
だけどやっぱり最後曲をどうしたいか、については自分で捻り出すしかなくて。

いまMくんが過ごしてる時間は相当ハードなものかもしれませんが、本番当日、最後どう表現するのか、それは是非ホールで確かめて頂けたらなぁと思います。
我々も分からないですし、多分本人も分からないと思います。狙って出来ることもあるだろし、逆もしかりだし、意図してないことも起きるだろし。最後の最後、指揮者として、瞬間瞬間に何を出すか・出せるかはお楽しみで。

まぁ、記念であろうがなんだろうが、いつも思うのは、せっかく演奏会やるんだから目一杯行こうぜってことですね。目一杯心を燃やして演奏しようと。

技術もしかりですが、我々の心意気みたいなものも含めて、出し切ってきたいと思います。是非当日演奏会でお会い出来ますよう！
目一杯の演奏を君に。

（花）