中学2年生の夏、

「将来、サッカー選手の代理人になりたいな」と思う。

きっかけはEAスポーツのFIFAである。

サッカーゲームの楽しみの醍醐味は、

「移籍期間」

好きな選手を獲得し不要な選手を放出し夢のチームを作り上げる。

移籍期間に入ると寝る間も惜しんで朝までFIFAに没頭した。

移籍期間を進める中、興味が少し違うところに向けられる。

ー実際の移籍ってどんな風に行われるんだろう？ー

それがきっかけであらゆる手段を使ってサッカー選手の移籍について調べ漁った。

その中で移籍に際して、とても重要な役割を担う存在。

「代理人/エージェント」

聞き馴染みのないフレーズ、聞いたことも、見たことも、もちろん会ったこともない存在に中学の私は心奪われ、必然的に将来の夢がその瞬間に決定した。

それが私の中学2年の夏である。

その時から私はありとあらゆる方々に、

「僕、サッカー代理人になることを目指してます。お知り合いでどなたかいらっしゃいませんか？」

自分でもFIFA のエージェントライセンスについてやエージェント規約をひたすら勉強した。Googleで、

「サッカー選手 代理人 なるためには？」

「サッカー 代理人 資格」

「サッカー 代理人 会社」 など

ありとあらゆる情報を調べた。

とても楽しくて充実した時間だった。

そんな中、野球部の顧問の先生がプロ野球選手の代理人を紹介してくれて、会う機会をいただいたり、

OBの方にお知り合いのコーチを通じて、当時JFA公認エージェントをお持ちの Yさんをご紹介していただいたりとお力添えいただいた。

私が学生時代を過ごした 明治学院とは、

中学高校大学一貫の私立学校である。

高校3年次には、コツコツ集めていたサッカー代理人会社の情報を元に、

ひたすら履歴書を送りづつけ、就職活動していたことは、

私と当時の担任の先生だけの秘密である。

ことなくして私は明治学院大学 心理学部 心理学科へと進学した。

そこで、‘‘ある人物たち’‘との出逢いで私のJFA仲介人への道が大きく動き出す。

ーーー続きはPART②でーーーー

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関根圭祐　KEISUKE　SEKINE

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