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2022年9月期第2四半期補足決算説明


売上通期計画は31億5,700万円に対し、上期実績は売上15億8,000万円のYoY+36.2%で着地しました。
※2022年9月期第2四半期決算説明資料

IRTV2022年9月期第2四半期決算ダイジェスト

※決算ダイジェスト動画はこちらをご覧ください。

以前よりご説明させていただいておりますが、サブスクリプションビジネスは期を越えていく毎に売り上げが積み上がり自然に増えていくのがメリットです。
その為、上期に積み上げたストック売上は下期に向かうにつれ、売り上げが大きくなっていく傾向にあり、上期で50%に達した実績は非常に良い形で推移していることがわかると思います。私的に言えばサブスクリプションビジネスを軸に行われている企業であれば、当社のようなセグメントとビジネスの構造であれば、計画に対し中間達成率45%前後で計画通りなのかな?と思います。


サブスクリプションビジネスにおける収益の立ち方についての説明

セールスDX領域は、中小企業が人手不足をDXを通じて補い、攻めに転じて売り上げを100%伸ばせるクラウドサービスとして導入が加速しております。営業利益通期計画は1億1,700万円~1億3,600万円に対し、営業利益9,200万円と予定通り好調に推移しています。営業利益は非常に良い形で推移しています。

2022年9月期上期業績ハイライト

東京証券取引所に確認したところ、レンジ幅で計画を出している場合、営業利益における上方修正は、レンジ上限の数字(当社で言う1億3,600万円)から30%以上上振れた場合に上方修正を出さなければいけないという説明を受けております。また下方修正は、レンジ幅内(そもそもレンジ幅が30%以上ある場合)であっても、上限数字(当社で言う1億3,600万円)から30%下振れた場合は、下方修正を出さなければいけないようです。レンジ幅が30%以上ある場合であっても、上限数字が基準になりますので、上限数字(当社で言う1億3,600万円)から30%ダウンだった場合は、レンジ幅内であっても下方修正を開示しなければならないという話でした。

連結販管費の推移

以前よりお話させていただいている通り、当社のパフォーマンスは営業利益を出すことができる体質に達しています。
2020年9月期は、4Q時点で1億円強の営業利益が出ておりましたが、2020年9月期4QよりテレビCM及びタクシー広告を実施し、意図的に赤字を出しながら攻めの姿勢に転じさせていただきました。
前年の2021年9月期はテレビCM及びタクシー広告を継続し、東京、名古屋、大阪、福岡を中心に継続してテレビCM及びタクシー広告を実施し、更に新卒採用人数を前年営業採用人数12名の所、YoYで200%の25名の営業人員採用を実施し、一気に攻め込む体制を整えました。
2021年9月期は広告宣伝費が大幅に増加し、また新卒採用人数をグループ全体においてもYoYで200%の採用を実施したことで原価が大幅に増加しました。計画では営業利益は若干のプラスを予想しておりましたが、テレビCMとタクシー広告が、思うように数字が取れず、期待していたテレビCMの効果が取れなかった結果、はっきり言って効果はほぼ0に近い惨敗となり、最終的には2021年9月期の着地は営業利益マイナス1億円弱と大きく数字が崩れてしまいました。
テレビCMとタクシー広告はまだ当社の規模では結果が見えづらいことは理解できました。ただ新卒採用は一気に採用強化したことで、2021年9月期は非常に苦しい年でしたが、本年2022年9月期は新卒採用の効果が徐々に見えるようになってきており、見込み顧客リードを確保する為の広告宣伝は、当初より実施している得意領域でもある効率的なプロモーション活動によって、リード獲得の最大化を狙い、少ない広告宣伝費で大きな結果を出すことができております。
テレワークによる新卒教育が難航し、教育プロセスの消化が遅れておりましたが、結果は徐々に出始めております。
新卒採用による効果も少しずつ出始めたことで、当社主力クラウドサービスである、SFA/CRMクラウドサービス「KnowledgeSuite(ナレッジスイート)」はしっかり受注が増えてきております。

2022年3月度月次KPI進捗のお知らせ

※【IRTV】2022年3月度月次KPI進捗のお知らせ(動画)

SFA/CRMクラウドサービス「Knowledge Suite(ナレッジスイート)」のARRは、YoYで37.6%と大きく成長
しており、また4月に発表させていただきました3月度の月次KPIでは、グループ会社のクラウドサービスのクロスセルや販売を強化したことにより、ナレッジスイート受注は低調に終わりましたが、グループSaaS NewMRRは400万円を越えたことで、グループSaaS MRRは1億400万円に達し、グループSaaS ARRは12億円を越えることができました。

グループSaaSMRR1億円突破/グループSaaS ARR12億円突破

※前回まとめましたSaaS MRR/SaaS ARRランキングをご覧ください。


SaaS ARR

中期計画で目標に掲げている売上収益CAGR30%成長を目指している当社は、YoY36.2%で成長しており、その内DX事業はYoYで70.9%成長、BPO事業もエンジニア派遣事業は23.5%成長と高成長で推移しております。

DX事業売上収益推移
BPO事業売上収益推移

SFA/CRMクラウドサービス「KnowledgeSuite(ナレッジスイート)」のARPA(1社あたりの経常収益)も伸びており、値引きや価格単価の低いサービスが売れているわけではないことがわかっていただけるはずです。また徐々にではありますが、ChurnRateも低下傾向にあり、引き続きカスタマーサクセス強化に力を注いで行く予定です。

ARPA及びChurnRate

下期は新卒を多く採用しておりますので3Qの営業利益は低調になる予定ですが、毎年4Qはしっかり営業利益が出るQですので大きく営業利益を伸ばしていきたいと思っております。
必ず中期計画を達成させる為にも、中期計画スタートの年である本年は当社のパフォーマンスをお見せし、ラクスさんのような成長し続けるクラウドサービスベンダーになるべく邁進していきますので、ご支援宜しくお願いします。

中期経営指標

「受けた恩は倍返しする」
目指せ時価総額500億円!
既存株主様と時価総額500億円目指すことをお約束しております。
まずは期待に応えられるよう中計達成目指します。
「結果を出せば必ず希望が見えてくる」はずと、信じて邁進していきます。

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