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ハルカミライ「A CLASSIC」

●セットリスト
1.君にしか
2.ファイト‼︎
3.カントリーロード
4.ファイト‼︎
5.俺達が呼んでいる
6.春のテーマ
7.革命前夜
8.city
9.ウルトラマリン
10.シクリッドと秘密
11.21世紀
12.Mayday
13.ラブソング
14.風に吹かれて
15.いつかきっと出会う
16.パレード
17.燦拍子
18.ヨーロービル、朝

この「A CLASSIC」は町田classixにて、ハルカミライの2012年〜2017年のバンド結成から5年間までの過去を振り返るライブである。ハルカミライにとって2024年初、昨年末の武道館以来のワンマンライブであり、自分も昨年末の武道館以来の参戦となった。ただ、キャパが200人程度だったため、当選しないだろうと思っていたため、当選発表が来た時は本当に驚いた。

いきなり話は逸れるが、昨年末の武道館では、DVDの列に並んでいたため、グッズが買うことができなかったが、今回は先行物販にて、ついにハリウッドTシャツを購入できて本当に良かった。

会場に入るとドリンク代を支払う際に、A CLASSICの紙チケットを貰うことができ、本当に大切な記念の品になった。会場内には、いつものハルカミライの三角形のバンドロゴはなく、CLASSIX MACHIDA の文字があった。

会場は、高い倍率のチケットを当てた豪運持ちのハルカミライ好きの200人でいっぱいになり、開演の19:00を本当に楽しみにする共に既に1時間後には終わってしまうのが悲しいというよくわからない感情で待っていると、19:10頃にハルカミライの4人が登場してきた。この日は、あいにくの雨で気温も低く外は本当に寒かったが、その瞬間、会場内が一気に熱くなった。

もちろん1曲目は「君にしか」スタート。'目に前に何人いようが君の目を見ていたいの'と会場全員で歌っていると、流石キャパ200人といったところだが、本当に学さんと会場全員が目が合ったのではないかと思えるくらいに距離が近かった。「イカした町田classixでイカしたA CLASSICライブ始めよう!」と言っていて始まったぁ!感を凄く感じた。

「カントリーロード」のイントロが流れる。が1度やめて「ファイト‼︎」やはりハルカミライの1番のショートチューンといえば「ファイト‼︎」が思い浮かぶ。で、3曲目に「カントリーロード」
この時点で会場はぶち上がっておりダイバーも何人もいた。そういえば最近はZeppや武道館でハルカミライを見ていたが、Zeppでもあまり整番が良くなく、後ろで見てることが多く、武道館ではダイブは起こらないため、かなり久しぶりに間近でダイブを見た気がした。この少し後、誰かのダイブで上に付いていたミラーボールが外れた笑
そんな時、学さんは「後から付け直せるから、今はしっかり楽しもう!」と言っていた(優しい
序盤からずっと学さんが上にいたので、須藤が「みんな学しか見てなくなーい」とつっこんでいた笑

4曲目はもう1度「ファイト‼︎」、5曲目は「俺達が呼んでいる」学さんと大地が皆の上に乗っかり楽しそうに転がっていた。そして、いつもの流れだと6曲目は「フルアイビール」といきたくなるところだが、本ライブは「A CLASSIC」。なのでフルアイビールは無し笑

学さんによると、ZeppとかCDJ等のフェスの大きい所でももちろんやりたいけどそこでのライブはもう慣れてるから、たまには小箱で顔がちゃんと見れる近さのライブハウスも良いなぁと。で3月に6周年を迎える町田classixのお祝いを少し早めにする。いつもハルカミライがやるライブハウスは20,25周年と長く続いていることが多いとのこと。でも町田classixは新しいライブハウスで、バンド歴より短いライブハウスでやれてることが嬉しいと言っていた。

6曲目は「春のテーマ」この曲でシンガロングしている時は本当に世界のど真ん中にいることが出来ているなぁと感じる。ここで須藤がいつものように「フュージョン」を突っ込もうとし、「A CLASSIC」の設定を忘れそうになる。そして、
7曲目「革命前夜」フュージョンできないわ
からの革命前夜だったのでテンションがおかしくなる。昨年の1度目の武道館以来に聴くことができた。8曲目「city」これぞ「A CLASSIC」
という曲がどんどん続いていく。「君はそこにいて僕が迎えにいくよ」のシンガロングが個人的にとても好き。9曲目は「ウルトラマリン」
この曲のサビで、会場みんなで人差し指を掲げるのが一体感が生まれて、いつも本当に綺麗だなと感じる。そして止まることなくこのまま、まさかの10曲目を迎える。コマツのドラムから始まるこの曲は「シクリッドと秘密」
この曲は音源でしか聴いたことがなく、人生で初めてライブで聴くことができた。もしかしたら同じ状況の人もいたり、本当に初期から応援していて何年も前に聴いてから超久しぶりに聴いた人もいるかもしれない。少し前にいた人は頭を抱えていた。そのくらいレアな曲で驚きとかの色んな感情が混じっていた。

学さんは、たまに昔のハルカミライの曲が好きだと言われて、あの頃みたいな曲作ってと言われるらしい。「Mayday2 」とか作る?と少しふざけて言っていたシーンはとても面白かった。
須藤に「2はない」と言われていた。
「ファイトファイトとか?」と。流石に面白い。
まぁでも今は、もう昔っぽくは作れないし、昔にわざわざ寄せて作るのはなんか違うくない?と。でも良い曲は作りたいから、今作れるものを作っていくとのこと。というか、昔に良い曲作ってるからそれ歌えばいいだけだしというMCをし、11曲目の「21世紀」にいく。で、12曲目は「Mayday」に繋がる。この繋がりは昨年の1度目の武道館以来?とても久しぶりに感じた。「みんなまだまだ歌いたいっしょ?」と言って13曲目「ラブソング」に繋がり、シンガロングをする。

学さんは森山直太朗チルドレンだった?なので森山直太朗みたいに歌うのが好きとのこと。
だからきっと、最近の曲と比べると昔の曲はパンク感が無い音楽が多いのだろう。
ここで学さんがフロアに降りてきて、フロアの真ん中にある柱のところまでやってきて、謎の箱の上に登って14曲目「風に吹かれて」が始まる。間奏中で会場全員で手拍子をする。手拍子なんて恥ずかしいけど今は自信持ってやれるわ的なことを言っていた。今日は会場にカメラ入ってないけど、入ってたらすごい良い感じのものが残ったんだろうなぁと言っていた。

学さんは次のように続けていた。
みんなこれから何かに出会っていくよ。
おれらはバンドに出会ったし。でもそれは何か1つに出会って、それを貫くじゃなくてもよくて、色んなものに出会っていくんだよ。おれはおじさんになったら犬とか飼いたいしヨガの先生とかもしてみたいと。それでハルカミライもうどうしようもないぞと老けてよぼよぼになったら、またここにみんな集まってライブしよう!と話し、
'遠くまで〜'から始まる15曲目
「いつかきっと出会う」この曲もずいぶん久しぶりに聴いた気がする。

このライブを町田classixでやってほしいとある先輩にと言われたとのこと。その先輩は、ハルカミライがTHE NINTH APOLLOに所属するよりも前からの付き合いらしい。昔の何も知らない俺らをここまで成長させてくれたと。コマツは、ラーメンを奢って貰ったのに、お礼も言わず、'うぃーっす'みたいな感じだったらしい笑
コマツはその節はありがとうございました!と
言っていた笑
少し前に、ハルカミライが何か良くないことしてその先輩に怒られて、この前までギスギスしていたらしい。でも学さんは、おれはそういうの引きずらないタイプだし男ってそんなもんじゃん、だから今はもうぜんぜん大丈夫と。でも須藤からは、いやいやお前引きずってたぞと言われる笑

16曲目「パレード」
ステージがオレンジで照らされて綺麗で、どんどんライブが最後になってきているんだなぁと感じた。

17曲目「燦拍子」
学さんが初めて書いた曲、「3拍子の曲だから燦拍子、単純っしょ?」と。この曲は昨年末の武道館でも聴くことができたが、本当に聴くたびにいつも沁みる。大好きな曲の1つ。

18曲目「ヨーロービル、朝」
最後、いつもと同じようにこの曲でバシッと決めてハルカミライ4人がステージを後にし、ライブが終了した。気のせいかもしれないが、今日はいつもに増してメンバー皆んなが楽しそうだったなぁと思った。

なんだかんだ終演は20:20頃で60分ワンマンと言いつつ、多分70分くらいやってくれていた。この日はアンコールはなかったが、終演後もアンコールの声がなかなかおさまることなくしばらくその場から誰も動こうとしなかった。ほんとにすごいものを見たなと思った。ハルカミライはこれからも生きがいを与えてくれるようなバンドであり続けるだろうなと思った。

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