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〜将棋界まとめ〜将棋のプロ棋士になる方法その②

 皆様、こんばんは🌙

神戸で将棋の先生をやっているミヤザキです。

将棋界のお話を取り上げたいと思います❗️

今回も

【将棋のプロ棋士になる方法】をまとめまして

奨励会の三段リーグについてお話しします


まず三段リーグとは、

プロになるための登竜門である奨励会で

三段に昇段すると所属するリーグになります。

奨励会の一番上の段位は三段ですが

有段者=プロ棋士ではありません。

将棋の世界では、四段からプロ棋士になります。


奨励会二段までは年齢制限内に

規定の成績を取れば昇級、昇段します。


初段~三段までの昇段点は、

8連勝、12勝4敗、14勝5敗、16勝6敗、18勝7敗。


6級~1級までの昇級点は、

6連勝、9勝3敗、11勝4敗、13勝5敗、15勝6敗。

前回の記事で奨励会員は皆

天才の少年少女たちの集団だとお話ししましたが

その中で高い勝率を上げなければなりません。


しかし、もっと厳しいのが三段リーグです。

三段から四段への昇段は

年2回の三段リーグに参加し

1・2位の成績を取る必要があります。


ところで三段リーグは何人で行われるかと言うと

約30人で行い、対局数は18局です。

画像1

出所 日本将棋連盟

https://www.shogi.or.jp/match/shoreikai/sandan/66/index.html


これは2020/06/13現在

最新の三段リーグの表になります。

上位2名で棋士になったのは、

服部慎一郎四段14勝4敗

谷合廣紀四段14勝4敗

です。


時期によって変わりますが

三段リーグに抜けるためには

これに近い勝率を上げなければなりません。


三段リーグは、

たった年2回しかチャンスはありません。


奨励会三段の実力はプロ棋士と

実力が大きくかわらないと思いますが、

三段リーグを抜けるかどうかは

天と地の差です。


プロ棋士は一見華やかですが

勝負の厳しい世界というのを

三段リーグ戦で物語っています。


プロ棋士になったらゴールではありません。

プロ棋士になると順位戦に所属します。

そこでクラスの昇級を目指して

対局する必要があります。

もちろん負け続けるとクラスが落ちて言及

もしくは固定給のない

フリークラスに落ちてしまいます。

その他、数ある棋戦の中で勝ち上がらなければ

給料はたくさん手にすることが出来ません。

いくつになっても

常に戦場に身を置くわけですから

非常に厳しい世界です。


これは将棋の事業を立ち上げた私にも

共通していますが

将棋のお仕事は、お金目的では

なかなか努まりません。


私の起きてる時間の半分くらいは

将棋に関係しています。

それがほぼ毎日続きます。

私は苦痛に思った事は一切ないですが…


好きな事を仕事にするのは、

どの世界も厳しいなぁと思います。

だからこそ私は

自分にしかできない事を探し、

挑戦することにやりがいを感じています☺️

本日のお話は以上です❗️


内容を詰め込みすぎても

わかりにくいと思うので

次回は女流棋士と女性奨励会員について

お話しします🎵


本日もNOTEを見てくださり

ありがとうございました☺️

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宮崎真耶(日本将棋連盟公認将棋普及指導員)









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