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〜将棋界まとめ〜将棋のプロ棋士になる方法その③女性の棋士は誰一人誕生していない

皆様、こんばんは🌙

神戸で将棋の先生をやっているミヤザキです。

将棋界のお話を取り上げたいと思います❗️

昨日までの2日間

【将棋のプロ棋士になる方法】を

ご紹介してましたが、

今回は女性奨励会員についてお話しします。


タイトルにも書いておりますが、

将棋界の長い歴史で未だかつて

【女性棋士は誰一人誕生していない】

のです(°_°)‼︎

先にお伝えしますが、

プロ棋士と女流棋士はどちらもプロですが

資格を得る方法や参加できる棋戦が変わります。


囲碁や麻雀には女性も男性と対等な

棋士がいますが、

将棋だけ誕生していません。

(麻雀の場合はプロと呼ぶと思うのですが)


そもそも将棋を指す女性人口は非常に少ないです

これは私の体感ですが

成人なら100人に1〜良くて5人…

学生さんだと10人に1、2人女性部員がいる

イメージです


その中から有段者になると

男性でも人数が少なくなるので

女性だと更に少なくなるわけです。


何故女性の棋士が誕生しないのか。

様々な説がありますが、

そもそも女流棋士の歴史は浅く

1974年、連盟棋士会における

満場一致の決議により、

女流棋士制度が正式に発足しました。

歴史が浅いとはいえど

40年以上の歴史はあります

それだけ将棋のプロの道が

狭く険しいものなのでしょうか


プロ棋士は現在男性しかいませんですが

女性にもプロ棋士になる資格はあり、

女性がプロ棋士を目指し

奨励会に入会したケースはいくつかあります。

(ここでは一部の先生を取り上げています)

矢内理恵子女流五段

伊藤沙恵女流三段(退会時1級)最高初段

加藤桃子女流三段(退会時初段)

奨励会の有段者というだけで

男性の世界でも非常に凄いことですが

実はプロの一歩手前である

三段リーグに挑戦した事もある女性棋士が

2名いらっしゃいます

里見香奈女流四冠

西山朋佳女流三冠

の2名がいらっしゃいます。

里見香奈先生は、

2018年3月4日 

26歳の年齢制限を迎えたことにより

奨励会を退会しました

プロ棋士には編入制度もあるため、

棋士になるチャンスが残っています。


そして、西山朋佳先生はまだ三段リーグで

戦うチャンスが残っています

前期は3位になり、

1、2位と成績は同じで

順位差で3位になりました

過去の事例からも、西山先生の成績であれば

プロ棋士になる確率が濃厚だそうです。

三段リーグで3位になると付く次点は、

二回つくとフリークラスのプロ棋士になれます※

将棋界で初めての

プロ棋士が誕生するかもしれません。


※フリークラスの棋士は固定給がありませんが、

順位戦で上位の成績を残せば

固定給のあるC2クラスに昇級できます


どちらの先生も男性棋士を何度か破っていて

男性棋士に負けない棋力を持っています


AIの発達により、

平等に将棋の研究が出来る時代になりました

同年代の男性に負けない

女性のアマ強豪の選手の活躍も

多くなってきました

女性の棋士が誕生するのも

時間の問題かもしれません


本日のお話は以上です❗️


本日もNOTEを見てくださり

ありがとうございました☺️

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宮崎真耶(日本将棋連盟公認将棋普及指導員)

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