初対面のダーリン。‐イギリス生活8ヶ月目。

洋画のなかでよく、家族や恋人のことをdarling, my love, dearなどと呼んでいるのを耳にします。大切な人とか近しい人に対しての愛情や親しみをこめた呼び方です。

とても親しい間柄で使われている感じがしますが、イギリスでは結構頻繁に、ひろーい範囲でに使われていてちょっとびっくりします。

たとえば、ショッピングセンターで買い物かごをもってレジに行ったとき

"Thank you, darling"

と言われるのは珍しいことではありません。

とりわけ特別な感情を抱かれているわけでもありません。

お客さんだったり知り合って間もない人に対して、こういう親しみを込めた呼び方をするのはイギリス独特だなぁと思います。敬語とは違うけど、一種の丁寧さの現れかと。

でも留学生同士で話していると「ちょっと親しみ込めすぎてなんかヘン」みたいな意見も聞きます。「わざとらしい…」みたいな(笑)

この前、かなりリーズナブルなファストファッションのお店で1000円ぐらいの買い物をしたときにも"Thank you, my sweetheart"と言われました。
なんかやっぱり不自然な感じはあります。
この値段でsweetheartを頂くにはちょっと申し訳ないかなという謎の感情。。

言われた方はちょっとヘンな感じしますが、イギリスでは一般的に使われているこれらの表現。

そんな言葉を使う距離感でもないのにあえて使うことで、絶妙な婉曲感が生まれている気がします。。

だいぶ前にlovelyについても書きましたが、長く生活してるとイギリス人特有のお決まりフレーズがわかってきたり…。

おなじ英語でありながら、これまで学んできたアメリカ英語とはだいぶ違っていて面白い。

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