イギリスで、飲みニケーション。~パーティーピーポーへの道~
この記事をいろいろな方に読んでいただいたみたいで、新たに多くの方にフォローしていただきました。ありがとうございます!
せっかくフォローしたのに何もないマガジンでは申し訳ないので、マイペースながらもイギリスのこと、ちょこちょこと書いていきます。読んでもらえたらうれしいです。
今日は、わたしのイギリス生活とお酒のはなし。
イギリスの大学は秋が一年の区切りなので、わたしが通っていた大学も長い夏休みを終えて一学期がスタートしたようです。
むこうにいる友達からFacebookを通じて、Welcome(back) Partyのお誘いが連日連夜、届いております。(アイアム・イン・ジャパンナウ)
新学期になると、大学近くのクラブでパーティーが開かれます。
パーティーを主催する学生はビラを配ったり寮で呼びかけたりして、新入生や留学生を誘います。(いわば新歓コンパみたいな!)
わたしの通っていた学校では、パーティーの前売り券みたいなのがあって、それを学生から買うと割安でクラブに入ることができました。また、学生の貸切フロアみたいなものがあるときにはこのチケットが入場券がわりになる仕組みでした。
字面だけ見ると、なんかチャラい…ですね。(笑)
ではイギリス大学生の「パーティー」ってどんなものなんでしょう?
パーティーありきの“飲み会”!
この「パーティー」っていうのは、DJがいて音楽が流れててお酒も飲めるっていう…はい、予想通りの、ちょっとチャラそうな、あのPARTYです!(笑)
じゃあこのパーティーが日本の飲み会的なものになるのかな?
というとちょっと違います。
もちろんお酒も飲めるんですが、あくまでメインはダンス!
「しこたま飲むぜ!!」って感じの人は少なかったです。
そもそも、こういったダンスパーティーは夜通しやるものだったりするので、
パーティー行く前に、がっつり飲むぞ!って人が多かったです。
しっかり「仕上げてから」パーティーに行くんですね、みなさん。恐れ入りました。
わたしのまわりでは、パーティー前の飲み会はPre-drinkと言われていました。
寮のキッチンで集まって、お喋りしながら持ち寄ったビールやウィスキーを飲み、その後パーティーに行く、という流れ。
外でお酒を飲むのは高いので、家飲みならぬ“寮飲み”は学生のお財布にも優しいアイデアなのです。
寮で飲むだけでも良いんじゃないの?と思うんですが、Pre-drinkはあくまでもパーティーへのボルテージを上げるための“飲み会”という立ち位置。
少人数で「飲むだけ」っていう飲み会もあったけど、
みんな集まってワイワイ飲むときにはクラブに行くまでが一連の流れでした。
サイダーは、お酒です。
さて、イギリスといえばどんなお酒を思い浮かべますか?
マッサンでも注目されたウィスキー?
伝統的なエールビール??
わたしのおすすめはこれ!!
Rekorderligとよばれるシリーズの「サイダー」です。
サイダーって…炭酸かよ、って感じですが
イギリスでいう「サイダー」はアルコールなんです。
これは果物のフレーバーのサイダーで炭酸の果実酒っていう感じ。
フルーティーで飲みやすいです!
キッチンで飲むときは、こういったサイダーかウィスキーのコーラ割を飲んでました。
友達はコーラのボトルにそのままウィスキーを入れて混ぜて、持ち運んでました。いちいち割るより便利らしい(笑)
I'm not drunk, just tipsy!!
お酒を飲むと、必然的にお酒関係のボキャブラリーが増えます。(笑)
日本で勉強しててもなかなか出会わない単語が出てくるのが、飲みニケーションの面白さ!
tipsyという単語もイギリスに来てからよく聞いたもの。
ほろ酔い、という意味があります。
「酔っ払い(drunk)ってほどではないけど酔ってるわ~~」って時にI'm tipsyと使えます。
友達がよく、
I'm not drunk! I'm just tipsy!!
と言っていました。(明らかに酔っぱらってたけどね…)
あと汚い話ですが、「吐く」にもさまざまな言い方があります。
動詞一つならvomit、熟語ならthrow up。
イギリスではpukeということばもよく聞きました。
パブでお酒を飲む。
イギリスといえばパブ。
イェーイ!パーティー!フゥー!!っていうんじゃなくて、落ち着いてお酒を飲みたいわ、という人はパブに行くべしです。
パブではまず、カウンターで注文、お酒はそのままカウンターで受け取ります。
おつまみや料理はテーブルまで持ってきてくれます。
たいていのパブにはTVがあって、たいていのTVではサッカーチャンネルが流れています。
試合がある夜はたくさんの人が集まって、パブでサッカーを見るんですが、みんな真剣にゲームに集中してるので、ものすごく静か。(笑)
盛り上がってるイメージだったので、物音一つしない会場が意外でした。
イギリス女性はセクシーすぎる?!
「イギリス人女性のパーティー・ファッションは露出度が高すぎるのではないか?!」ということが、よく留学生ジョシのあいだでは議論されていました。
みんながみんなというわけではありませんが…
たしかに、胸元あらわなドレスや超ミニのスカートを履いているイギリス女性を多く見かけました。
They are almost naked!(ほぼ裸じゃーん)と言われていたひとも。。
セクシーすぎて目のやり場に困る…ということもありますが、
「この寒いイギリスで?!その恰好?!!」という驚きのほうが大きかったです。
当のイギリス人からは
「アルコールのコートを着てるから大丈夫」
という名言が飛び出すなど、イギリス人女性の強さは底知れませんでした。
コートを三重にも着てるわたしにもその強さを分けてほしかった…。
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