イギリスのおカネ事情。-イギリス生活8ヶ月目。

7ヶ月イギリスで生活して、コインの見分け方は完ぺきになったなと思う。

最初は何が何だかわからなくてとりあえずお札で払うので、すぐにお財布がパンパンになっていたけれど。今はもう、日本円みたいにおつりがイイ感じで来るように出せる。

それにしても、コインの種類も多いし慣れるまでは結構たいへん。

日本は1円5円10円50円100円500円の6種類だけど、イギリスでは1ペニー,2ペンス,5ペンス,10ペンス,20ペンス,50ペンス,1ポンド,2ポンド、の8種類。5ポンドからはお札です。

ちなみにポンドの下の単位(ドルで言うところのセント)がペニーです。でもペニーっていうのは1ペニーだけ。2以上はペンス。略してp(ピー)っていうひともいます。ポンドもpだけど、ここではペニーorペンスを指します。

1ペニーが最小単位なので、pennyという単語は「ほんのわずかな」とか「少しの」っていう意味でも使われたりします。

たとえば”not spend a penny”は「一銭も使わない」ということ。

ちなみに"spend a penny"は口語では「トイレに行く」という意味。

個人的に、8種類のコインのなかでは1ポンドコインが一番便利だなと思う。学校のコーヒーマシーンとかは、1ポンドコインしか使えなかったりするので。あんまりむやみに使いたくない(いざ使いたいときのために)

もう一つイギリスあるあるなのが、お札がけっこう、しわくちゃなこと。「え、これ一回捨てられかけてない???」っていうくらいゴミ感が出てるお札をおつりで渡されたりもします。

お札には5ポンド10ポンド20ポンド50ポンドと種類があります。

でも実際生活してて見るのはだいたい5,10,20。

ATMで50ポンド以上お金をおろしたとしても、10か20で出てきます。50を見ることはほとんどありません。

50ポンド札が出てくるのは、たぶん他の通貨から両替したときとか。

わたしもイギリスに来る前に日本である程度の現金をポンドに替えていきましたが、そのときは50ポンド札も入ってました(両替のときに何£札を何枚で…とかできた気がする)

それをもってイギリスに渡ったわけですが。

ある日、服か何かを買いに行ったときに50ポンド札を出したところ店員さんは怪訝な顔に。ペンか何かでお札をこすり、近くにいた別の店員を呼び入念にチェック。なんかそこまでされると疑われてるみたいであんまりいい気しないなぁ……

と思うけど、これがルールみたいで50ポンド出すと、イギリスのお店ではたいていこうやって入念にチェックしてます。長々と時間かけて確認されるので、50ポンド札使うのはちょっと億劫だったりしました。

明日からアイルランドに行きます。ユーロに替えなきゃ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?