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きっと、僕は人を舐めてる。

人に対して常日頃から愛を与えたいし、愛に無頓着な人になりたくはないと思っている。

だが、思っていても実際にはそうでなかったりもするものである。
先日友人に対して本来なら悲しい感情になる場面ではあったが、そんなことは思わずただ淡々と話を聞き、当たり障りのない返答をし、相手の感情の表面をなぞるような温度の低い会話をしてしまった。

なんでそう思ってしまったのだろうと自分に対して悲しくなるのではなく、冷静に自分を俯瞰して、何がいけなかったのかと判断してしまう目線もあった。

このことは、人によっては欲しい能力なのかもしれないけれど、自身の理想とはかけ離れすぎて気持ちの悪い人間になってしまっている。

仕事では満足いく結果になっているのに、いわゆる半径5メートルの人間さえも愛せない人間になってしまっていては過去の自分に嘘をつくことになってしまう。

この感情や、信念が嫌いでなければいいのだけど、気に食わないと思っているのも事実であり、それに対して冷静に判断してしまっている面もある。

興味がないということは一番恐ろしいことであって、今の自分には必要ないと本能的に反応してしまったのかもしれないけれど、この人間味のない底なしの負の感情を全て掘り起こし、無垢な状態で改めて先日の友人の話を聞きたい。

だからと言って何かの解決になるわけでないことなんてわかっているけれど、このうやむやな感情をぶつける先がなかったのだからしょうがないと思ってしまう。

なんとも面倒臭い人間で気味が悪い。

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