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1歳の娘とのアメリカ旅行記(航空会社編)

妻に「そもそも期間が書いてないじゃない」と指摘された。

期間は、2019年9月20日(金)から30日(月)までの10日間。僕らは島根県の離島・海士町(「あまちょう」と読みます)に住んでいるので、移動にはかなり時間を要した(島から本土までフェリーで約3時間!)。実質的にアメリカにいたのは、21日(土)から28日(土)の1週間。

今回は航空会社編。どうやって航空会社を選んだか、空港ではどうだったか、機内ではどうだったかなどなどお届けしますー。

○航空会社はどう選んだか

安いエアラインはいくらでもあったけど、重視したのは直行便であること(なるべく早く現地に着きたい)と、日本の航空会社であること(なるべくコミュニケーションはスムーズにしたい)の2点。多少金額が高くなったとしても、移動の大変さを考えればと思って割り切った。(旅行会社を営む友人にもそうすすめられた)

結果的には国内線含めてすべてANA(一部エア・カナダのコードシェア)で行くことにしたのだけど、これは大正解だった。前にも書いたけど、夫婦で飛行機に乗る前に「飛行機がこの旅における最大のハイライトだから、何があっても前向きに協力し合おう」と約束できたことは結果的にすごくよかったと思う。(男性の皆さん、おすすめです!)

<ANAのポジティブな点>
 ・ベビーフードやバシネットなどへの対応が諸々安心(対応に信頼あり)
 ・スムーズな日本語対応(着陸後のベビーカーなど要望もスムーズ)
 ・夜出発の朝着だったので、娘が寝ている時間が長くなる
<ANAのネガティブな点>
 ・金額が安いエアラインよりも4〜5万円くらい高い
 ・行きが成田発で、帰りは羽田着だけどバンクーバー経由だった

○空港はどうだったか

ANAの空港での対応は、控えめに言って最高だった!
列に並んでチェックインしようとしたら、「お客様、こちらへどうぞ」と全然違うカウンターに連れて行かれ、「こちらでございます」と案内された先は特別チェックインカウンターのデスク。子どものおもちゃが置いてあったり、機内でのベビーフード提供の時間をしっかり教えてもらえたり、降機後のベビーカーの受け渡しなどについて相談させてもらえたり、座ったままで過去経験したことのない至れり尽くせり。(セレブな感じを味わえたw)

搭乗の順番もダイアモンドメンバーよりも先で、すごく丁寧な扱いを受けた感じ。基本的には海外のエアラインもそうなのかもしれないけど、ANAにしてよかったなぁと感じた場面でした。

=追記=
ベビーフードやベビーおかしはあまり選べないけれど、成田空港の薬局でも買うことができました。我々は1食分間違えてスーツケースに入れてチェックインしてしまい、あたふたしたのだけど成田空港で1食分購入することができました。よかったよかったー。

=追記2=
成田空港のシャワールーム/仮眠室は子連れにとって神。僕らも国内長旅のあとのフライトに向けて、シャワーを浴びたり、娘をパジャマに着替えさせたりして、リフレッシュできた。ここで食事ができればよかったのだけど、食事はNGだったので要注意。

○機内はどうだったか

往路はバシネットが取り付けられる列に我々も含めて3組の赤ちゃんがいて、出発前に「We are in the same boat!(運命共同体っすね!)」と笑い合いながら声を掛け合えたことはとてもよかった。しかしというか、案の定というか、とくに往路は娘がぎゃん泣き。
気圧のこともあるので、こうなることは想定済と抱っこして機内を歩くも一向に泣き止まず、CAさんたちからも(がんばってください!)のアイコンタクト。でも、意外と周りの乗客の方々は「そんなものでしょ?」と涼しい顔で映画やゲームに没頭されており、露骨に嫌な顔をされたり何かを言われたりということは全くなかった。ありがたやー。

機内ではやはりANAのCAさんたちにたくさん助けてもらった。子どもがグズる様子を見て「(僕ら夫婦の)食事はあとでお持ちしますね」と声をかけてくださったり、ベビーフード(マッシュポテトやキューピーの既製品など)後には必ず「お食事大丈夫でしたか?」と親身に聞いてもらった。おもちゃだってたくさんもらった。ああいう存在に励まされたり、安心したり。(写真はベビーフード(写真撮ろうと思ってたけど食べちゃった!))

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僕ら夫婦はわりと映画が好きで「機内と言えば映画」という過ごし方だけど、今回ばかりはそれは最初から諦めていた。子連れ旅って諦めも必要ですね。(僕は諦めきれずに徹夜で何本か観たけど!w)

いろいろあったけど、往路・復路ともに6時間は連続して眠ってくれた娘ちゃんがMVP。助かりましたよ。ありがとう。

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