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1歳の娘とのアメリカ旅行記(はじめに)

9月に長いおやすみをもらって、妻と1歳1ヶ月の娘とアメリカを旅した。
まだ小さい子どもを連れての旅でいろいろと不安はあったけど、結果的に娘にとっても、我々夫婦にとってもいい経験になったと思うし、心から行ってよかったと思う。「旅」というより「暮らし」に近いステキな体験だった。

行く前にいろいろと(主に妻が)調べてみたのだけど、なかなか幼子を連れての旅について書かれたものがなく、あったとしても楽園ハワイへの旅が多かったり、もう少し大きい子どもを連れての旅行記が多かった。もしかしたら、僕らのこの旅の記録がいつかの誰かの旅に役立つかもしれないと思い、あまり写真もないけれどここに掲載しておきたいと思う。僕らの次の旅でも役立つんじゃないかなと期待も込めて。

○大前提としての確認

はじめに断っておくと、1歳児を連れての海外旅行は、夫婦で協力することが大前提になると思う。もしかしたらそうじゃない人たちもいるかもしれないけど、僕らはそのことを何度も確認した。協力というのも、男性が20%で女性が80%のような偏ったかたちでなく、50:50でやるくらい(とくに男性側に)覚悟がないと結局喧嘩が多くなって、子どもにもいい影響がないんじゃないかなと想像する。それが約束できないのであれば、1歳児を連れての海外旅行はあまりおすすめしない。近場で温泉とかに行くほうが家族でリラックスできると思う。

僕ら夫婦もそのことは明確に何度も確認し合った。飛行機に乗る前には少しおおげさなくらいに、「これがこの旅のハイライトだから何があっても喧嘩せずに乗り切ろう」と誓い合った。それくらいしておくと、いざとなったときに協力できるし、そうしておくことは(とくに女性側の)精神衛生上いいんじゃないかな。機内は案の定、すごく大変だった。

○もうひとつの前提としてのおことわり

我々夫婦について、事前におことわりしておいたほうがいいかもしれない。
夫婦の年齢的には30代後半。一般的な30代後半の夫婦と言っていいと思うけど、5年前に東京から島根県の離島に移住するくらいはファンキーさも持ち合わせている。わりと思い切りはいいかもしれない。

今回の旅も「子どもがいることで自分たちの人生が制限されるように感じるのは娘に申し訳ない」、「0歳児なら飛行機も少ししかかからないし(膝の上であればほぼ無料)、この一番大変な時期(と予想したけど今後本当にそうかは知らないw)に行くことができれば、今後恐れるものは何もないはず」という、わりと突飛な発想に基づくスタートであることは申し添えたい。基本的にはふたりともポジティブだし、どんなことにも「なんとかなるでしょ」の精神が根底に流れている。本当にふつうのどこにでもいる夫婦ではあるけど、「少し変わった人たち」と思っているまわりの人も(もしかしたら)いるかもしれない。

娘はやんちゃ盛りの1歳。旅行当時は13ヶ月。
よちよちだけど、靴を履いて歩くこともできて、ワンワンなど言葉と実像が一致しはじめたタイミング。おかっぱおしゃべり娘。いろいろなものに興味があるし、とにかく触りたい、引っ張り出してみたい感じ。口に入れて味わいたい、は比較的少ないほうかも。産まれた頃から夜泣きはほとんどせず、保育園に預けたこともあって、わりとリズムよく生活できるタイプの子ども。結果的には、このリズムよくというのは結構大事だったかもしれないと思う。

離島に住んでいることもあって、娘は1歳になる前に車、バス、タクシー、飛行機、フェリーなど乗り物はほぼコンプリート。ただし、長時間フライトや海外旅行ははじめてのこと。

基本情報はこんな感じ。
ということで、旅行記のはじまりはじまりー。

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