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西日本豪雨災害 広島県警が緊迫の警察無線を公開「助けてと声」「入電中の背後で崩れる音」怒号飛び交う

 広島県警は、西日本豪雨災害で被害が拡大した7月6日夜の本部と現場署の通信記録を公開した。音声は中国新聞の求めに応じて公開された26分。

 次々に舞い込む被災の通報に対して現場警察官の数が足りず、急行する車両も渋滞や土砂崩れ、倒木などに阻まれる様子や、入電中に「背後で崩れる音があり」「川が、のみ述べその後断」など緊迫したやり取りが記録されている。通信中の本部指令室では怒号にも似た声が飛び交っている。
音声データ(26分)→【西日本豪雨4カ月】警察無線 音声データの一部公開 | ニュース | 動画 | 中国新聞アルファ

以下は、通信状況の一部

「ドアが土砂で開かない、さらに入電中に背後で崩れる音があり」

「入電後、「川が」のみ述べその後断、以後逆信も繋がらず」
※逆信 折り返しの電話

「車両2台が川に転落、助けてと声を出している」

「裏山が崩れて民家1棟に土砂が流れ込み、家人の安否不明」

 広島県警では、この豪雨災害対応で3名が殉職している。

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