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朝日新聞の「杉田水脈、人として失格」で思い出される、草彅剛の全裸泥酔事件と鳩山発言

 朝日新聞デジタルが記事タイトルで炎上している。

 LGBTに関する寄稿文が問題となっている自民党の杉田水脈参院議員を「人として失格」と表現したことで、これは人格攻撃どころか人権侵害ではないかという批判が多く寄せられ、朝日新聞デジタルはこっそりと記事タイトルを変更した。しかし、未だに炎上は収まっていない。
変更後のタイトル:杉田水脈議員の発言「差別だ」「まず謝罪を」 抗議デモ:朝日新聞デジタル

 この「人として失格」とは、フリーライターの竹内美保氏が抗議デモで話した内容を朝日新聞がタイトルに採用したもの。個人の発言とはいえ、それを記事のタイトルにした朝日新聞の責任は重い。

全裸泥酔事件で鳩山邦夫「最低の人間だ」

 この発言で思い起こされるのは、2009年に当時SMAPとして人気絶頂だった草彅剛が起こした「全裸泥酔事件」だろう。
 2009年4月23日深夜3時頃、夜間立ち入り禁止の公園で「バカヤロー」などと叫ぶ"全裸の男"がいると110番通報があり、駆け付けた警察官が公然わいせつの容疑で男を現行犯逮捕した。

 その男こそ人気アイドル"草彅剛"だったのだが、草彅剛は当時、地上デジタルテレビ放送の普及キャンペーンCMキャラクターとして起用されており、この事件を知った鳩山邦夫総務大臣(当時)が「事実であれば、めちゃくちゃな怒りを感じている。なんでそんな者をイメージキャラクターに選んだのか。恥ずかしいし、最低の人間だ。絶対許さない」と激怒した映像がニュースで流れた。

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