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ウルトラマシーン〜「なつかし断捨離日記」

みなさん、こんにちは。
ケイズハウスのなかの人です。
ケイズハウスは、実家じまい(相続)や
マンスリーマンションを得意とする不動産会社です。

古ぼけてしまった大切な実家。
まるでタイムスリップしてしまったかのような子供部屋。
親と子の未来を見据えた断捨離は、宝物と感動でいっぱい。

このコラムでは、昭和の昔、こどもたちには「ちょっとだけ手の出しにくかった」ベストセラー商品の当時の価格や時代背景を探りながら、その魅力を語っていきたいと思います。

             ◇

「やったねパパ、明日はホームランだ!」

この牛丼店のCMに使われたフレーズが今でも頭のなかに小さな渦を巻いている。

私の中ではこのCM(正確には吉野家。1970年代後半)と対抗馬である養老乃瀧の「養老牛丼~200円~」というCM(70年代前半?)と、おもちゃのバッティングマシーンを相手にバットを振っている「ウルトラマシン」の話が混線していて、ややこしいことになっています。

正確を期そうとネットで調べてみたのですが、いまいち整理ができません。無理もありません。それは今から50年近くも前の話なのです。

チャチなピッチングマシンがピンポン球のできそこないみたいな球を放つ「ウルトラマシン」が発売されたのは、1968(昭和43)年のことです。

ビニールのバットとはいえ、家の中で野球をやる、あるいはやっていいんだとうたったこの商品(のCM)は、けっこうセンセーショナルだったように思います。

おかげで何かに感化された私は八畳間二間続きの田舎の家で、友だちとピンポン球で野球をやり、短い木製のバットでおふくろの鏡台を叩き割ったという思いっきりブラックな記憶があります。

その後どうなったか? もちろん、ご想像の通り壮絶な怒られ方でした。

ウルトラマシンの値段は1480円。

現代の価格に直すと約5200円です。

私が叩き割った鏡台の修理代金は覚えていませんが、子どものバッティングマシーンの比ではなかったように思います。

この衝撃のせいか、あるいは後に牛丼屋のCMと混戦してしまったせいか、このマシーンが自分の周りで流行っていたのかどうかはあまり記憶がありません。

では、また、次回をお楽しみに。



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