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仕事がうまくいかない時に陥っている病

DMMでデザイナーをやってるksmrです。現在、スクラム開発でサービスの改善をやっています。

スクラム開発を始めて1年以上が経ったのですが、その中で改めて思ったのは「可視化」って仕事をする上で超重要だなーってことです。

スクラム開発では実にいろいろなイベントやキーワード(リファインメント、ベロシティ、PBIとか)があるのですが、それも結局のところはいろいろなものを可視化するために必要とされるものです。

そして可視化が大事だって話はスクラムだけにとどまりません。例えばデスクの整理術だったり、思考のフレームワークだったり、仕事術だったり、コンセプトメイキング、ファシリテーションなんかも結局は「曖昧なものを可視化しようぜ!」というのを別の切り口からあれこれ言っているだけです。

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自分の話ですがデザイナー駆け出しの頃は仕事がうまくいかずいろいろ苦しんでいました。その頃を振り返ってみると、いろいろなことを曖昧にしたまま仕事をしていたなと感じます。

クライアントの求めていることが曖昧なままラフを作り出す

作業に必要な素材ファイルの置き場所が曖昧で探すのに時間がかかる

スケジュールを曖昧なまま作業してるので、提出日の前日に焦る

認識のズレなどがありデザインのOKが出ない

やっと納品したと思ったら制作料金を曖昧なまま作業をしていたので、請求の段階でクライアントや代理店と揉める

このままじゃダメだと思うが、自分が何をやりたいのか曖昧なので、あれこれ手を出してしまい中途半端になってしまう

Oh...まさに負のスパイラル。。。これは言ってしまえば物事を曖昧なままにしている病です。

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というわけで仕事が思いどおりに進まないときは何かが曖昧になっている兆候です。それを一つずつ見えるようにする作業が必要です。

デザインは開発プロセスにおいて多種多様なツールや手法があります。A/Bテスト、カスタマージャーニーマップ、ユーザーインタビュー、プロトタイプ、数値分析、フロントエンド、ビジネス理解・・・。デザイナーってやること多すぎじゃない?って以前はちょっと思ってましたが、どれも曖昧なものを明確にするためにやる作業なんだということに気がついてからは、それぞれの道具が全部つながって見えるようになりました。

とはいえ自分も朝会のときに「これは説明するのめんどくさいから共有しなくてもいいか、、、」ってスルーしたのが後でツッコミが入ったり未だにあります。気を抜くと曖昧に仕事を進めようとしちゃうもんですね。。。

これからも可視化する努力を怠らないようにしていきたいと思います。

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