[ブラジル] 商標審査ガイドラインの第6回改訂版を発表

2023年1月17日にブラジル商標庁は、商標審査ガイドラインの第6回改訂版を発表した。更新された内容は以下の通りである。

  •  オフィシャルアクション、異議申立、登録の剥奪への対応に関して基本モデルが示された。

  • 商標譲渡契約に証人が不要になった。

  • 一般情報公開法に基づき、登録証が公開されるようになった。

  • 法人同士の経済グループ関係の証明は、関係する両法人が所定の書式に署名することで証明が可能になり、公的な書類は不要になった。

  • 登録の剥奪手続に関する変更

・登録の剥奪の請求人に正当な利益があるかどうかについて、職権での審査が義務づけられた。
・登録日から5年過ぎた時点から剥奪の請求日までの使用証拠は必須であるが、登録日から5年以内の使用証拠についても審査の対象として提出可能になった。
・印刷物やデジタル文書、広告、その他商標の使用を証明する証拠に関する必要情報、量、形式に関するガイドラインが示された。
・登録商標の修正に関するガイドラインと例が示された。

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