2/18で31歳になります。
お時間いただきありがとうございます。
SNSに使う時間を減らしに減らした1年だったので最近考えていることを書いていこうと思います。
SNSに使う時間は減りましたが、相変わらず仕事はぽんこつで、相変わらず推し事は楽しく、以前にも増して人間はすごいなと思っています。

定期的に”いい人”スイッチがバグる

1月に転職したんですが、体力がゴリゴリに削れています。
いろいろスパイシーな思いをすることも多く、なんとかやっておりまして。
ちょっと気づいたのは「人の役に立ちたい」と「他人はいいから楽しい思いをしたい」の願望のバランスが崩れると心が荒みます。
「やりたいことをやりたい」人もいるとは思うんですけど、「人の役に立っている」実感がないとそれはそれで危ういメンタルになることを「自分の機嫌は自分で取る」と決めた先に知りました。
かといって「楽しい思いをしたい」と思っておかないと回復魔法は使えないし、両者のバランス大事ですよね。
まあ、自分の機嫌を取るのに必死になってもお金は増えないし、労働はそういう意味ではいいシステムだと思います。
「自分の機嫌が自分で取れて、楽しい思いをしていたら人の役にも立っていた」、を体現している人は普通にいるとは思うんですが、
今の僕はそれが長続きするシステムを目指してちょっと修行の時期なんだと思っています。
スパイシーでいて美味しい、そんないい人になれますように。

”想像力”が僕を怒らせた日

さて、そんないい人全開のぼくが怒り狂った日が30歳で1日だけありました。
コロナが流行り始めた頃のことなんですけど、
たまたま会った人の中で「マスクをしない主義」の人がいまして。
まあ理由とか主義とかはともかく、「周りに迷惑をかける可能性がある」ことを知っていた上で主義を隠し、後日それをSNSに投稿することで後から知らせにきたことがまあ腹立たしくて。
ぼくがコロナになるかより、ぼくを介してぼくの大事な人やそのまた大事な人に移ったらどうするのかという想像だけでダメになってしまい、その人にどう怒りのメッセージを送るか半日近く考えて疲れて止めました。
1年近く経って今思っているのは、
「主義を持つことは否定しない、行動や振る舞いにするのも別にいい、ただ、その考え方自体嫌だからぼくには押しつけないでほしい」
になりますかね。
MLM商法はダサいとか、スピリチュアルはほどほどにしようねとか、過去にいろいろnoteにも書いてますが、自分と自分のごく親しい人に押しつけない限りは別に、という距離感で今はいます。
知識は優しさになるし毒にもなるから、せめてそれを活かすための想像力は働かせてほしいなと、先ほどの友人には思っています。
また会える日が来ますように。

んで、自分の言葉ってなんだろうという話

でなんですけど、ちょうどコロナが流行りだしてから1年、
「人の役に立って信用を／お金を／フォロワーを／いいねを得よう」という人がぼくの周りで目立っていたなーという実感の強い1年でした。
コロナ前もそういう人たちは沢山いましたが、コロナ禍で特に三次情報以下のものばかり流している人のフォローはほとんど外してしまいました。
科学的なこと、非科学的なことに限らず、
どこかから聞いた情報を聴き心地のよい言葉で横流しするだけの人たちの中にかつてぼくもいた（と思う）ので、反省し、
可能な限り自分の言葉を研いでいこうと思った結果、SNSから少し離れられたように思っています。
いい本に出会えたので今度ご紹介します。

”いい人”のぼくはもっと気に入られたかったんでしょうね。残念。
でも、31歳のぼくはもっと素直に、面白おかしく、そして他人に誠実であれればと思っています。
それが想像力を持つ意味であり、ぼくの大事にしたいことだと、今は思っています。

どうですか？自分の言葉、話せてますか？
31歳のこうしろうもお楽しみに。

（トップの絵はsassaさんから2/18のものをお借りしました。非常に美しい。
　ありがとうございます！）