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ただただひたすら移動して絶品すぎる中華で締めくくった5日目「大阪・名古屋・熱海」

(4日目はこちら)

はい3月3日
旅5日目です。

この日はひたすら。ひたすらひたすら。
大移動の日でした。

3月3日という素敵なひな祭りという日にですよ、大阪からなんと420kmも離れた熱海へ1日でしかも鈍行列車で移動するという計画を立ててしまったもんでですね。しかも直行で大阪から熱海に向かうのではなく、名古屋で一回降りて友人とお昼を食べてまた向かうという計画です。今こうやって旅行記を書きながらどうかしてたなって思ってます。笑 そんな5日目を振り返り。

てなわけで、まずは名古屋へ向かいました。

実家の最寄り駅を朝7時30分に出発。この4日間旅続きでしかも夜も遅くまで飲んだりウロウロしたりしていたので寝不足気味。ギリ飛び乗りました。
大阪駅でまたもやあの例の「通称・もはや特急」新快速で米原(滋賀)へと向かいます。

米原まで来ると大阪の中心地とは全く変わった風景に。田んぼが広がる田園地帯の中を爆速新快速で走り抜けていきます。米原では列車を乗り換え。いざJRの東海道本線へと入ります。

朝10時の米原
金沢行きの特急 のどぐろ食べに乗ってやろうかと思った

米原から名古屋へ向かう途中に見えるのは関西の名峰・伊吹山。
(暖かいのを期待していたのに)ちょうど私が旅をし始めた2月28日あたりから全国に結構強めな寒気が流れて来ていて伊吹山付近も雪が降った模様。7合目から山頂にかけてかなり積もっているようにも見えます。
それにしても伊吹山はゴツゴツしててしかも大きいから迫力があるな…

画面に収まらないほどの大きさとゴツゴツな山の形状が独特

そして何より、滋賀・岐阜・愛知は戦国時代に様々な武将たちが戦いを繰り広げた決戦の地。途中、あの天下分け目の戦いとも言われた「関ヶ原」を通ります。
駅にはこんな看板が。家康軍の数がとんでもすぎて唖然。

桁ちゃうやん

関ヶ原を抜けて、岐阜・大垣駅に到着。大垣駅で「豊橋行き」の列車に乗り換えです。行き先に愛知の地名が出てきたから名古屋まではもうすぐそこ。
名古屋に近づくに連れ、風景も田園から都会の街並みにまた変わってきます。車窓ってずっと眺めていると徐々に風景が変わっていく様子が見れて面白いですよね。川超えたらいきなり都会になるみたいなこともあるし不思議。

もう都会

そして11時30分、無事名古屋に到着。
大阪駅から名古屋まで鈍行列車で約3時間の旅でした。思った以上にかかった…。新幹線だと大阪ー名古屋間は1時間でついてしまうあたり新幹線の凄さというかある種の異常さを感じてしまいます。ほんとにすげえ。

名古屋駅の路線数の多さよ

このあと名古屋で予定通りお昼に会社員時代の友人たちと会い、近況やら昔話で「あの時アホやったなぁ」みたいな話で大盛り上がりしていい時間を過ごしまして。気がついたら17時。

17時!!!!!

ええ、5時間も楽しんじゃいました。
時計を見て焦った。4時くらいかなと思ったら全然違った。それくらい楽しかったんだけれども。

ただこれから熱海まで行かなければいけないわけです。
静岡駅らへんで宿を取ればよかった…と本気で思いましたがそう悩んでいる暇はない!なぜなら熱海の宿のチェックインが22時までなのだから!
正直もう間に合わないだろうと諦めていたんですが、調べてみると17時30分名古屋発で21時50分熱海着が可能だと発覚。JR凄すぎるぞ。

日本中に鉄道と道路を張り巡らせてくれた方々に頭が上がんねぇ…

と、感じながらJRで豊橋まで向かいます。そのあと乗り換えで浜松へ。浜松でもう一度乗り換えて熱海着の行程です。

ひたすら揺られながら移動

何を思ったのかここから熱海まで1枚も写真を撮っていないという大失態。
旅行記を書くというのに何をしてるんだって感じですが、

爆睡してました笑(やっちまった)

電車の揺れってなんであんなに眠気を誘ってくるんだといつも思うんですが、乗り換えては爆睡、乗り換えたら爆睡を繰り返していつの間にか、

ついてもうた

熱海でした。
あたりは真っ暗。富士山も浜名湖も見てねえ…涙

とはいえ、無事に22時前に熱海に到着。チェックインも問題なく完了です。
安堵のせいか急にお腹が減り、どこか行くかーと宿のスタッフの方にこの時間でも開いている美味しいご飯屋さんありますか?と聞いて教えてもらった中華料理屋さんへ。こういうのは現地の人に聞くが一番なのよ。

熱海飯店といういかにも名店感のある中華料理屋さん

スタッフさんにおすすめされた「伊豆の肉チャーハン」を注文しました。口コミでも「伊豆の肉チャーハンが絶品です!」と書かれているので余計に楽しみ。そして「へいお待たせ!」と出てきたのが、

どーーん!

炒飯に茶碗が乗っかってるーー!?!?
どういうこと?!? と、そーっと茶碗を上げてみると…

ざばーん!

あんかけがたっぷり!
なるほどそういうことか〜おもしれ〜!と感心しながらひとくち食べてみりゃ皆の口コミに大きく頷けるとんでもない美味さに驚き。大きなお肉がごろっと入ったあんかけとチャーハンが絶妙に美味い!これはたまらん。熱海行ったらぜひ食べてほしい。

一人で心のなかで「最高かよー」と叫びながら完食。ごちそうさまでした。

さ、お店を後にしさてどうしよう。電車で寝たせいで全く眠くない。熱海の海風に当たりながら少し遠回りして宿へ帰るかーと少しだけ夜の熱海を散策して終わった5日目でした。

一個だけおかしいラインナップに笑ってしまう

おしまい。


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