見出し画像

物欲との付き合いかた

夏休みで帰省中の姉家族。先日、出先で欲しいおもちゃを見つけた6歳の甥っ子。「これが欲しい!」と言うも、帰省してからもう既にたくさんのおもちゃを買ってもらったあとだったのでダメと言われ、ギャン泣き。後から聞いたらそのおもちゃは本当に欲しいモノだったそうですが、「お金には限りがあるから、欲しいモノを全部手に入れられる訳ではないんだよ。今回みたいに後から本当に欲しいものに出会うかも知れないから、これからはすっごくすっごく欲しいものだけを厳選して買うと良いよ」といった話をしました。
甥っ子に言い聞かせながら、あー、大人も一緒だなぁと思ったのでした。
日々、スマホを開けば魅力的な商品の宣伝が流れ、雑誌を開けば素敵な生活をした人が素敵なものを紹介していて。服も、素敵なものを着ている人を見れば欲しくなる。本当にキリがありません。良いなと思ったものを全部買っていたら貯金は底をつき、家はモノで溢れかえってしまいます。
最近私は、欲しいモノが出て来たら、なるべく最低でも一晩か、もしくは1週間くらい寝かせるようにしています。それでも欲しければ自分に必要なものとして買う。買い物は時に失敗してしまうこともあるけれど、すでに持っているモノはひとつひとつ、自分で選び抜いたものばかり。それらを大切に、ボロボロになるまで使い切れたら、それが一番幸せだよなぁ、そうありたいなと、改めて思わされる出来事でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?