2019年3月の読書ログ

どうも、ぽんたです。

今月も読んだ本を振り返っていきます。バックナンバーはこちら👇

1月→ 1か月で30冊読んだ僕のおすすめBEST3冊
2月→ 【全17冊】2019年2月の読書ログ

なお年初に設定した年間300冊という目標は、一旦捨てようと思います。難しい本をゆっくり読んでしっかりインプット→アウトプットすることも楽しみたいので。冊数は数え続けますが、目的・目標からは外します!

2019年3月に読んだ本一覧

49.『誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本』みやすのんき
50.『こんな僕でも社長になれた』家入一真
51.『哲学思考トレーニング』伊勢田哲治
52.『センスのいらない経営』福島良典
53.『Premiere Pro & After Effects いますぐ作れる!ムービー制作の教科書』
54.『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』山口揚平
55.『ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来』小島健志
56.『AI・ロボット・生命・宇宙… 科学技術のフロントランナーがいま挑戦していること
57.『教養としてのテクノロジー AI、仮想通貨、ブロックチェーン』伊藤穰一
58、59.『反脆弱性――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』ナシーム・ニコラス・タレブ
60.『医者が教える食事術 最強の教科書』牧田善二
61.『健康の結論』堀江貴文
62.『コーチングの基本』コーチエィ、鈴木義幸

特におすすめの本

1〜2月はBEST3を選んでたのですが、今月は冊数も少なかったということで1冊だけ。次点は『つまらなくない未来』と『医者が教える食事術』です。それぞれ「エストニアすげえクール」「糖質はガチ最悪」というシンプルなメッセージの本です笑


反脆弱性――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』ナシーム・ニコラス・タレブ


この本は正直かなり厄介です。攻撃的だし、冗長な部分があるし、例えは分かりにくいし。

ただし「反脆弱性」という概念はホンモノだと思います。「脆い」の反対は「頑丈」ではない、という主張です。

脆弱:変化に対して弱い、大きな変化による被害が大きい
頑健:変化に対して比較的弱くない、大きな変化による被害が少ない
反脆弱:変化を好む、大きな変化を逆に利用して大きな利益を得る

反脆弱なものの例としては、筋肉。筋トレで刺激(変化)を与えられると成長します。ベンチプレスでバーベルを持ち上げる時、10kgを20回上げるより、100kgを2回やったほうが筋肥大が大きいことはよく知られています。大きな変化に適応して強くなるのです。

逆に脆弱なものの例としては、交通システム。1時間あたりのスムーズに流れる交通量が100だとして、101になった途端に渋滞になります。110や120になるとますます渋滞は酷くなり、目的地までの所要時間は指数関数的に増えてしまいます。その前の1時間の交通量が90だったとしても、速度制限があるのでその時の所要時間が短くなってるわけではありません。これは交通量の変化に対して被害しかない脆いシステムと言えます。

この本には一切ブロックチェーンという言葉は出てきませんが、ブロックチェーンは反脆弱なシステムだと思います。特にビットコインのような非中央集権の暗号通貨。大きな変化があった時に、脆い法定通貨から資金が流れて来ること以外にも、意見が割れたらハードフォークして新しい価値基準が生まれ、良いものが残っていくというシステムだからです。

気になる人はぜひ読んでみてください。議論しましょう。


以上です!4月も読書するぞ〜📕

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