自分らしさを保つには

昨日、東大の卒業式が行われた。

4年間振り返って、なかなか幸せな学生生活を送ることができたと実感している。

あくまで主観的だが、自分らしさを失うことなく、周りの人たちの能力を素直に認め、多くの考えを吸収できた。

その理由としては”それなりに足が速い”という武器があったことが1番だと思う。

なぜかと言うと、東大ではとりわけ学業分野で類い稀な才能を持つ学生が全国から集まってくる。ほとんどの人は、今まではトップだったのに、大学に入って自分よりも上の存在に気づかされる。それ自体は悪いことでないのだが、自分のアイデンティティの消失に繋がることがある。そうなれば精神的にかなり辛くなってしまうし、そういう人がいることも聞く。

また、アイデンティティを失わないために、相手の能力や考え方を認めないで、自分の中に閉じこもってしまうこともある。それもまた長い目でみたら損失である。

自分の場合、この大学において他の能力は主観的にも客観的にも凡と言わざるを得ないが、絶対に負けない武器があった。”完全上位互換”さえ作らなければよかったので、上に書いたような自分らしさの消失や、自分の殻に閉じこもるというようなことなく大学生活を送れたと思う。

持論のように書いたが、意識下にせよ無意識下にせよ、東大の学生は上のような考えのもと行動している人が多いように思う。少しでも人と違った戦略を取らないと簡単に完全上位互換に出会って精神が崩壊しかねない。個々人のアイデンティティの消失を防ぐ回避行動が積み重なって、大学全体として他にないような多様性が生まれているのだと思う。

“自分らしさ”を持ち続けることの大切さを、東大は教えてくれた。他者との比較の中で生きていることを受け入れて、その中で自分にしかない武器を持っておくのが良いと思う。今後も武器を磨きつつ、さらに多くのことを掛け合わせて、自分にしかできないことを成し遂げていきたい。

最後に、4年間私を応援してくださってありがとうございました。次のステージでも期待に応えられるよう、自分らしく頑張っていきます。

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近藤秀一

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