韮山高校、都大路出場おめでとうございます!

先日の静岡県高校駅伝で母校である韮山高校の男子が優勝・都大路出場を決めました。現役部員と先生の不断の努力が実を結んだのだと思います。67年ぶりの快挙で非常に嬉しいですが、それ以上に「信じられない」という気持ちが大きいです。母校を知っているからこそ尚更そう思います。

なぜここまで信じられないと思うかを書いてみます。

・スポーツ推薦がない。
・長距離部員は各学年3人前後。
・受験勉強と並行して駅伝に臨む。

この条件で静岡県を勝ち上がることは正直考えられないです。単純に7区間を埋めるだけでも一苦労です。大学に一般入試をする部員が多いため、3年生は引退してしまう場合も多いです。私も夏合宿には一部しか参加せず、部活もポイント練習しか出ない、という形で最後の駅伝には臨みました。ほとんどの年は中距離選手の助けを借りて臨みます。

少ない人数、限られた時間で結果を出すために練習にも多くの工夫がありました。当時を思い出して注目すべき点を書いてみます。

・ひとつのメニューの中でのペース変化が多くある。
・練習はいくつかのメニューを組み合わせてできている。
・起伏の多い場所や階段も多く使う。
・メニューの最後に本数多目のスプリントをする。
・長距離でも短距離とほとんど同じ補強をする。
・ジョグのペースは速い。
・1日で追い込み切るメニューはほとんどない。

今になっても、本当にバランスの良い練習を組んでもらっていたと感謝しています。大学で力をつけ続けられたのも高校時代があってこそと実感しています。ここに書いたことは年代問わず多くの長距離選手の参考になると思います。

ずっとチームを指導している顧問の川口先生はとても勉強熱心な方です。私がいた頃も強豪の東京高校に出向いてたくさんのトレーニングを持ち帰り、あらゆるトレーニング器具で倉庫がいっぱいなんてこともありました。少し前まではチームとしてトラックの力を駅伝でうまく発揮できないことが多かったですが、勉強と経験で克服されたのだと思います。

韮山高校は私が高校2年のころ(6年前)から東海大会に出場できるようになりましたが、なかなか優勝には届かずにいました。自分が後輩たちに残せたことはわずかしかなく、悔しさを残して引退しました。しかし「韮山高校で都大路を目指そう」という気概を持った後輩たちが厳しい中でも連綿と想いを繋ぎ、ついに形になりました。ものすごいドラマを感じます。母校贔屓ではなく純粋な気持ちとして、困難なチャレンジを一丸となって成し遂げた後輩たちと先生を多くの方々に知って頂ければ嬉しいです。

多くの方々に韮山高校を応援して頂けると嬉しいです。全国に勇気と希望を与える走りをしてくれると思います。私も、少しでも彼らの刺激になれるよう頑張ります。


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近藤秀一

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