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CRL World Westチーム大解剖!SKGaming編

どうもKS連合です

CRLWestの全日程が終わったということで、世界王者への道を進む二チームが決まりました。結果としては前シーズンと同じSK、Liquidが1、2フィニッシュ。両方ともロースター発表時から注目されていただけあり、圧倒的なパワーでのし上がってきました。

今回のWestプレイヤー事典では、SK Gamingについて徹底解説して行きます!

Player

2v2  Morten xopxsam

1v1  Javi14 Sergioramos

概要

SK Gamingの強みは、2v2、KOHの抜群の安定力です。Liquidにも言える事ですが、今シーズンWestで猛威を振るったチームは、どこも2v2のペアを固定化するのが早かったです。SK Gamingは前シーズンと同じくMorten選手、xopxsam選手をペアに抜擢。シーズンを通して8-2という好成績を残しつつ、Sergioramos+Javi14のペアでデッキをプレイオフまで隠すといったトリッキーな選手の起用をしてくることもありました。

KOHではほぼ負けなしのJavi14選手をアンカーとして、他の三人を頻繁に入れ替えて戦っていました。その中でも、調子がいいと爆発力を発揮するxopxsam選手、sergioramos選手はラインアップの前へ。用心深く、プレイも奇抜<<安定をとることが多いMorten選手は後ろの方に配置されることが多かったです。

1v1はもはやjavi14選手の独壇場。デッキ読み、気持ちのリセット面で去年から大きく成長し、1−1、0−1の場面からでも巻き返せる粘り強さを見せてくれました。どんなに余裕な場面でも勝ち急ぐことなく一歩一歩最善手で詰めてくるそのプレイスタイルは、まさにクラロワ界の羽生善治といっていいでしょう。

シーズン中の試合内容

他のチーム、前シーズンの試合結果が見たい方はこちらのモーメントへ↓


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選手分析 1v1(KOH)

Sergioramos選手、xopxsam選手

KOH戦で先鋒を任されるこの二人は、デッキレパートリーは少なくとも、短期間でしっかり物にしてくるのが強みです。恐らく方針としてJavi14選手の負担をどれだけ減らせるかの戦いなので、デッキ幅よりも練度を優先しているようです。しかし、xopxsam選手は元はオリジナルデッキで有名な方ですし、Sergioramos選手も2017年世界大会で、Music Masterデッキの唯一の弱点を土壇場で思いつくという好プレーを見せています。そんな彼らのアドリブ力は、警戒に値するでしょう。

Javi14選手

言わずもがなしれた世界トップレベルでうまい選手。もはや敗因がデッキ相性と配置ミスしかない程完璧なゲームメイクをしてきます。ただし、ゲームメイクがいくらうまいといっても、突発的な攻撃には対応があたふたする場面もありました。とにかく彼を倒すには、デッキ幅の広い選手を1v1セットでぶつける、環境外の突飛なデッキで不意を衝く、高回転デッキで相手のサイクルをずらし続ける、などの対策が必要なのは確実です。一方デッキレパートリーでは、オリジナル要素はほとんど出てきません。環境で一番強いデッキを、一番うまく使いこなすというのが彼のポリシーなのでしょう。

Morten選手

プレイスタイルがどことなくライキジョーンズ選手に似ています。自分からはアグレッシブに行かずに、防衛からのカウンターで後半から一気にダメージを詰めていく。そしてデッキも防衛寄り(所謂コントロール型のデッキが多い)。奇抜なことをしてこない分対策はとりやすいですが、相手が変に浮き足立っているとしれっと3タテします。こういうところが、彼が2−3番手を任される所以なのでしょう。

まとめ

この四人のオーダーにもよりますが、試合自体は、どれだけJavi14選手以外のプレイヤーに仕事をさせないかが勝負になってくると思われます。有利な盤面をチーム全体で作り、自身のエースにプレッシャーをかけずに送り出す。レギュラーシーズン12戦11勝のチーム相手に行うのはとても難しそうですが、どのチームが攻略して行くのか楽しみです!

それではまた次の記事で!

次回はTeam Liquidに注目していきたいと思います!


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