一歩踏み出すのは怖いけど怖くない

この前、人生で初めて自分の意思で美容院を変えた。


中学生のときに親に連れられて、そこから10年ほど同じ美容院に通っていた。
大学受験に合格した時はお祝いをもらって、成人式の日はわざわざ朝早くに美容院をあけて髪をセットしてくれた。生花をたくさんつけて、振袖に合うように古風でありながらも古風すぎないヘアセットは同級生にも大好評で、今思い返しても本当に可愛かった。

通っていた美容院に大きな不満があったわけではないけど、それでも私は「何か」を変えてみたかった。

就活というひとつの大きな節目を乗り越えて、学生最後の夏、平成最後の夏。なんでもよかったんだけど、「何か」変えてみたかった。
大学生になったばかりの妹がどんどん垢抜けていくのをみて焦ったのもあるかもしれない。

就活が終わってジェルネイルを再開した。まつエクも再開した。最後に、髪を染めてみようかな。なんて。髪を染めるなら思い切って美容院も変えちゃおうかな。

結局、髪はまだチキって染められてないんだけどね。美容院は変えてみた。

初めての美容院乗り換えは、思っていたよりも怖くなかった。緊張はしたけど、怖いものは何もなかった。いままでと違う髪型の提案をされて、思い切って乗ってみた。そしたら、雰囲気も少しだけ、ほんとに少しだけだけど変わった。気がしてる。

ずっと続けてきたことをやめる、変えるのってやっぱり怖いけど、いざ踏み出してみたらそんなに怖くないってこと、改めてちょっぴり実感した。

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