自分の身体を知る

今月末、手術をすることになった。難しい、命に関わる手術ではない(はず)。
部分麻酔で事足りるらしいが、はじめての手術にビビりすぎて全身麻酔にしてもらった。医療者の知り合いにこの話をすると、大した手術じゃないのに全身麻酔っていうのはこまったさんのすることらしい。笑

全身麻酔をするにあたって、身体の検査をした。

初めてMRIを受けて、採血をして(6本も血を抜かれた!)、心電図をとって…検査結果は何の問題もなかったらしい。ただ、喘息だということだけはかなり大きな懸念事項だった。

全身麻酔と喘息は相性が悪いらしい。
喘息は気管支に炎症が起きている状態だから、全身麻酔の管を入れるのはすなわち気管支に刺激を与えて炎症を引き起こすことになってしまう。(たしかこんな説明だったと思う)

だから手術までの間、わたしは一度も喘息の発作を起こさないように、炎症を引き起こさないようにするように言われた。

喘息症状を伝える時、わたしはわたしの身体をちゃんと考えていないのだと気付いた。どれくらいの頻度で発作が起きているか。どうゆうときに発作は起きるか。発作はどれくらいのレベルか。物心ついたときから喘息と一緒に生きるのが当たり前すぎて、ちゃんと考えたことがなかった。命に関わるというのに。

手術自体は難しくないし命に関わるものではない(はず)。
けれど、喘息はそれだけでも命に関わるのだ。ましてや、全身麻酔をするのに。

自分の身体をちゃんと知ろうとする。22歳の目標。


今のところ処方された薬はちゃんと飲んでる。この前の診察から今までまだ一度も発作は起きていない。今日の朝は遅刻しかけて走ったけど、発作は起きなかった。今、外は雨みたいだけど気圧にやられて発作が起きることもない。

私の気管支、もうちょっとだけおとなしくしててね。

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