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Twitterで存在感(インフルエンス力)を高める方法

なんやそのタイトル。お前は情報商材屋か?」っていうツッコミはちょっと待ってください。まじめな話なんです。我慢して↓のテキストを読んでください。お願いします。

私は2018年の1月に目標を立てました。

1年でTwitterのフォロワー数10,000人を達成する

2018年12月になり、現在フォロー頂いている人の数は7,000人を越えたあたり。目標は達成できなかったんですが、自分が目指していたところには近づいてきたかなぁと思っています。

SNSをやったり、ブログを書いている人はみんな、自分のテキストをたくさんの人に読まれたいですよね?

私は読まれたかったです。

自分の考えや分析を、ゲーム業界そしてEsports業界のたくさんの人に読んでもらいたかった。そのためにはSNSでの存在感(インフルエンス力)を高める必要がありました。

私は目標を達成すべく、Twitterでの発言についていくつかポリシー(行動指針)を立てて、それを実行し続けました。

そのポリシーを書き出してみます。私のTwitterの種本です。

「そのフォロワー数でインフルエンサーを語って恥ずかしくないん?」みたいなツッコミはあるかと思います。でもいいんです。普通に無視します。

チーム、選手、その他のEsports関係者で「SNSで存在感を高めたい」と思っている人がいればぜひ実行してみてください。

目次
1. 有益な情報を発信する
2. 発言は断定的(ちょっと強め)
3. 自分がリアクションする
4. 継続する

1. 有益な情報を発信する

まず肝に銘じるのは、自分はアイドルではないということ

Twitterのインフルエンサーには大きく2種類あります。

無条件にフォロワーがファボっ(たりリツイートしたりし)てもらえるアイドルタイプ

発言内容が有益だからだからファボっ(たりリツイートしたりし)てもらえる賢者タイプ

メディアに露出しているわけでもなく、有名YouTuberでもなく、自撮りしたら皆がうらやむような顔でもない自分はアイドルタイプにはなれません。年甲斐もなくそんなところを目指しても痛いだけです

アイドルタイプは全ての発言に100超のファボがつきます。「おはよー」といってもファボがつくし、M-1の感想を体言止めで一言言うだけで大量のファボがつきます

自撮りの美しい顔をアップしようものならいつもの5倍のファボがつきます。

何度もいいますが、年甲斐もないオッサンはそんなものでファボられるわけがないのです。駆け出しのEsportsチーム、選手、実況者にも言えます。「お前はアイドルではない

じゃあどうするかということで、賢者タイプ。発言内容が秀逸だから、おもしろいから、有益だからファボってもらえるというタイプです。

なのでいかに有益なことを発信するか。賢者タイプを目指すのが大事

自分がツイートし続けたのは、

・海外のゲームニュースを要約して流す

・Esports業界でプロデュース業務をこなす上での思考の断片を流す

です。

これが海外ニュースを要約して流す。

こっちが思考の断片です。

海外ニュースに関しては、自分が英語が得意だから。海外のニュースサイトをFeedlyにぶち込んで、片っ端からニュースを読んで、それを「日本のゲームメディア」が流す前にツイートしてます。

まだどこのメディアも取り上げてないのでニュース的な価値がある。だからみんなリアクションしてくれる。

思考の断片に関しては、自分が仕事で考えていることをひたすらツイッターの文字数制限にまで要約して書き続けました。

人は毎日過ごす中で色々なアイデアを思いつきますが、それをアウトプットしないまま、いつか忘れてしまいます。で、ノートに書こうとなると机に座って、ペンを出して、と心構えが必要だし、ブログにしようと思ってもやはり構成を考えて、文章を選んで、と心構えが必要になる。

思いついたらすぐに140字にまとめてツイートしてしまう。アウトプットの形としてそれが一番てっとり早いし、これに最適化すると自分の思考がだんだんと140字にまとまってくるんですね。

自分の思考回路はそれ自体がコンテンツ。チームも選手も興行関係者も、あらゆる立場の人の思考をのぞいてみると、コンテンツとして秀逸なんです。自分が気付いていないだけで。

有益な情報というのはどこにでも転がっています。自分が得意なこと、自分の思考(の過程も含め)をとにかくツイートすることで、コンテンツを量産できる。

これが賢者タイプのススメです。

2. 発言は断定的(ちょっと強め)

発言を断定的にするとファボられやすいです。

「●●である」

「●●すべき」

「●●だ」

「●●してほしい」

ツイート内容の中の主旨を一つに絞り(ブレをなくし)、断定的な発言内容を心掛けます。するとファボが増えます。

これはなぜかというと、発言内容がぶれているツイートをみると人は「ん? 何? どうしよう」と一瞬戸惑うから。

人はものすごい勢いでタイムラインを流して情報を取得します。その時に一瞬でもぶれた内容にぶつかったときには、リアクションというポジティブな行動よりも、何もしないという判断をしがちです。

賢者タイプを目指すためには、断定的な発言をすべきです。迷ったりしてる時にはなるべく別ツイートにするとか、連ツイにしたりとか、ブログにしたりします。

ぶれないこと。これ大事。

3. 自分がリアクションする

Twitterのツイート表示アルゴリズムはややこしんですが、単純に言うと自分をよくファボったりリツイートしたりリプしてくれる人のツイートほど頻繁にタイムラインに流れます。

逆に言うと、Twitterのアルゴリズムにならえば、自分がTwitter上でリアクションすればするほど、人のタイムラインに流れる可能性が増えるということ

エンゲージメント率という考え方があります。インプレッションあたりのリアクション数の割合です。エンゲージメント率を重視すると、誰からもリアクションされないツイートばかりを連打しても仕方ないという考えになります。

でも、1ツイートのコスト(工数)なんてのは微々たるものです。率を気にしてツイートを取捨選択するための労力のほうが無駄。一般の人はエンゲージメント率なんてものを気にする必要がないと思います。

重要なのはいくつのリアクションがもらえるか。その一点。

なので重要なのはリアクションの土俵にあがること。つまり自分のツイートをタイムラインに多く出現させることです。

そのためには私はゲーム好きっぽい人を大体フォローバックしています。これは、自分のタイムラインにより多くのツイートを出現させて、それにリアクションすることで自分のツイートの出現回数を増やすため、でもあります。(もちろん楽しく読んでます)

何度もいいますが自分はアイドルではない。「私は別に人のツイートなんて読まないけど?リアクションもしないけど?」なんてお高くとまっていても、Twitterのアルゴリズムで下位垢判定を食らうだけです。積極的にリアクションとったほうがTwitterでは優位になります。

4. 継続する

2018年1月からはじめて、2月、3月はあまり効果はありませんでした。Twitterのアルゴリズムにならえば、インプレッションが増えない限りは土俵にも上がれないんですね。

で、4月ごろ(自分が『eスポーツ産業における調査研究報告書』を発表したあたり)からフォロー頂くことが増えました。5~10月ぐらまでは毎月700人~800人近くの方にフォロー頂きました。

で11月に入って潮目が変わりました。リアクション数がやたら増えてきて、リプもたくさんいただくようになりました。今のアナリティクスはこんな感じです。

つくづく思うのは継続って大事だなと。2018年の頭から2か月間くらい、全然リアクションが無い時は正直泣きそうでしたが、ポリシーを守ってツイートし続けたら結果が出ました。とても嬉しい。

あと、そんな泣きそうな時期にいつもファボをしてくれていた人を一生忘れないと思います。あまいかさん( @XxamaikaxX )、見てますか。

なぜこんなエントリーを書いたかというと、チームや選手にとって認知って凄く大事だから。みんながみんな何万人のフォロワーを抱えているわけじゃない。実力はあっても認知されない。そんな状況でスポンサーをとりにいかないといけないわけですよね。

SNSでどうやって存在感を出していいかわからない、その方法がわからないという人のために書いてみました。

参考になれば幸いです。

※2018年12月10日 「1. 有益な情報を発信する」について加筆・修正しました

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