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自己紹介と会社を辞めた話。

はじめまして。

この3月、新卒から10年勤めた会社を辞めました。
4月からは別の会社でのキャリアをスタートしますが、私の人生における小さくないチェックポイントであることには間違いありません。

有休消化中の今、これまでFacebook等にポストしてきた内容を振り返っていると、アクションのログは見えんこともないと思う一方で、考え方のログは全然見えないなあと思い、昨年の末に酔った勢いで作ったnoteのアカウントに息を吹き込むことにしました。

ちなみに今はシラフです。

というわけで、1回目の今回はこんなことを書きたいと思います。
それでは始めます。

・自己紹介(経歴とか、所属とか)
・仕事の話(会社辞めた話含む)

まずは自己紹介したい。

1986年、北海道釧路市生まれ、釧路育ちです。
大学進学で釧路を離れ、千葉に上陸。現在は東京でIT関連の仕事をしながら、釧路をクスッと発信する「クスろ」のメンバーとして、東京と釧路の間を行ったり来たりしています。

「クスろ」はけっこうデザイン周辺に強いチームなのですが、私はその辺りの素養に関して最底辺ゆえ、それらは天才たちによろしくして、主にライティング、あとはSNS周りなどを担当しています。
ちなみに、名刺上の肩書きは「尻拭い」です。

  「クスろ」のnoteもあります。
メンバーが本当に他愛のない話を垂れ流すラジオを配信していますので、よろしければ覗いてみてください。

戻ります。

大学では生理学という分野の勉強をしました。
研究テーマに関する説明は、これまで何度も人に伝えようと試みたけど、全敗中なので割愛。 

仕事の話も少ししたい。

企業のシステムとかITに関わる仕事をしています。
システムやITにまつわる仕事って掴みどころがなくて、イマイチよくわからなくないですか?

実際、掴みどころがないことは間違いなくて、例えば、知人がGoogleで働いてると聞くとWow!!って感じると思うんですが、じゃあWow!!って思ったGoogleの社員さんがどんな仕事をしていて何がすごいか説明できる人っていったいどれくらいいるんだろう?

実際、Googleのサービスを利用している方って相当数いるのに、その説明ができる人ってほとんどいないと思うんですよね。

ITの現場には、実際プログラムを書いてるやつもいれば、プログラマが書いたものを取りまとめてるやつもいるし、プログラムの「プ」の字も書かずにプロジェクトの進捗管理だけやってやつもいるし、組織の金周りだけ見てるやつもいるわけです。

極端な話をすれば、横の席に座ってるやつが何やってるのかわからないことがザラにあるのが私がいる業界の特徴だと思います。

当然、そこに属している人たちの仕事が有機的に結合してサービスとして世の中に提供されていることは間違いありませんが、サービスの利用者からするとどうでも良い話ではあります。話し始めると超大作になるのでこのあたりでやめます。

まとめると、片野はシステム屋さんをやってるってことです。

ただ、冒頭にも書いた通り3月に会社辞めました。

どうして辞めることにしたんだっけ、という話にも(備忘程度に)触れておきたい。

結論から言うと、これまでしっくりきてたものがそうでなくなっちゃったからです。

私は新卒から数えて9年間は、企業システムのインフラに関わる企画とか設計に携わってました。その間、メーカーに出向して勉強させてもらったり、海外行かせてもらったり、採用にも関わらせてもらったり、好き嫌いは別にして、このインフラ分野の仕事が非常にしっくりきてました。

ただ、インフラ周りの仕事だけできるのもどうなん?と考えていたこともあって、10年目の1年間はよりお客さんに近い営業部門でシステムに関わらせてもらいました。が、ここがしっくりこなかった。

そうしているうちに、このしっくりくる/こないの源泉がどこにあるのか言語化できなくなりバグってきたため、それを明らかにしないとダメだなと思ったのがこの1年でした。

で、この1年、自分なりに考えて気付いたことが2つあって、自分がこれから進む道を選択するときの判断基準っぽいものがなんとなく見えてきました。

①人材の価値は経験の掛け算
ex)
・プログラム書ける人:いっぱい(普通)
・英語話せる人   :いっぱい(普通)
・英語話せてプログラム話せる人 :稀有(普通じゃない)
②掛目が「1.0以下」の経験は、到達したい場所への回り道になるかも
将来的に目指したい目標や場所があるなら、
その近道となる価値を選択しても良いと思った。

当たり前っちゃ当たり前ですが、少なくとも私は、この掛目が「1.0超」の時に"しっくり"、「1.0以下」の時に"むむっ"と感じる体質だと気付いたわけです。

もちろん、この他にも家族、業務上のタイミング等、様々な要素があるため、総合的な判断が必要となりますが、自分自身の考え方の軸を持っておくと何かと良いと思う有休消化中の私です。

そんなこんなで、伝わった?

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4月以降も引き続き別の会社でシステム屋さんをやります。

恥ずかしいけど、仕事に対する考え方とか、クスろとの関わり方とか、noteに残していきたいネタができたら発信できればと思います。

ほなまた。

(photo by Chihiro Nazuka)

活動範囲は東京近郊と北海道釧路近郊。どっかの会社のサラリーマンとして、また、釧路の自己肯定感低めの集団「クスろ」の尻拭いとして奔走(迷走)しています。