実録マタニティライフ
結婚して4年目、わたしは妊娠しました。
子どもを望んでからは早2年が経っていました。
なかなか授からなかった話はまた後で書くとして、私たち夫婦にとって待ちに待った妊娠でした。
そして憧れのマタニティライフ。特別な10ヶ月をどう過ごそう。マタニティフォトも撮りたいな。
芸能人のSNSで見た幸せ100%の幸せマタニティライフが自分にも訪れることを1mmも疑いませんでした。
身体の変化
産婦人科で妊娠診断をしてもらってすぐ、つわりが始まりました。
吐き気、怠さ、熱っぽさ、眠気。
文字にしてしまうと簡単だけど、仕事も家事も毎日こなすにはとてもしんどい状態でした。
わたしの場合、安定期に入るかと同時につわりはなくなり、ご飯も美味しく食べられるようになりましたが、その後いわゆる後期つわりにも悩まされたので、結局妊娠中快適に過ごせたのは1ヶ月程でした。
一番辛かったのはつわりには治療法がないこと。
ただただ待つしかないことです。
それもいつまで続くか分からない、人によっては産む当日までつわりで気持ち悪かったなんてのも聞きました。
出産の時も思いましたが、終わりが分からないことっていつまで耐えればいいのかと絶望します。
女に忍耐がつきものなのどうにかならないかなと今でも思います。
妊娠報告
芸能人はよく安定期に入ると妊娠を発表してますよね。
妊活中はちょっと憧れでもありました。
みんなに祝福されて、めちゃくちゃ幸せそう。
ところが現実は、本当に仲良しの友人数名にしか報告しませんでした。
何故かというと、妊娠中常にお腹の赤ちゃんの流産の不安があったからです。
検診では異常はなし、母子共に健康でしたが、産まれて赤ちゃんと元気に対面するまでは何があるか分からない。
考えすぎかもしれないけど、元気で生まれてくるのは奇跡です。
結局ほとんどの知り合いには、無事に生まれてから報告しました。
マタニティライフの本当のところ
わたしが妊娠前に描いていた幸せしかない妊婦生活は、想像のはるかに超えることの連続でした。
もちろん幸せが基本にあるのは間違いないのですが、身体と心の急激な変化に戸惑い、お腹の赤ちゃんを守ることに神経を使い、かなりベビーなトツキトウカでした。
最後の方は早くお腹から出したいなんて思うことも。笑
わたしが見ていた妊婦さんは、ストレスや苦労を上手に受け入れながら、それでもマタニティライフを楽しんでいたのかなと思うとなんだか尊敬します。
ほぼ体調の悪かったわたしですが、合間を見て夫婦で旅行に行くことができました。
もうすぐ家族が増える楽しみと二人の時間がとれなくなる寂しさとでとてもセンチメンタルな旅でしたが、今ではいい思い出です。行けて本当によかった。
そして、つわりで辛かった期間も周りに(特に夫)に支えてもらえて、改めてありがたさを感じることができました。
わたしのマタニティライフをまとめると、
つらさ50、不安30、幸せ20って感じかな。
意外と妊娠さんはいろいろ悩んでいるんだよってことが伝わればいいな。
そして、つわりの特効薬が早く開発されますように。笑
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