年じゃなくて、ただ興味ないだけだった話。
私はコロナ禍でWEBデザインの勉強をした。独学で知識をつけて、現在は仕事のひとつにもなっている程度のスキルがある。…といってもそんなに詳しいわけじゃないし、正直WEBの仕事はとてつもなくしんどい。
その理由が、覚えられないから。
デザインはDTPで培った経験を活かせばいいからとコーディングに手を出したのが運の尽き。まさに異国の言葉と同じ。なにを言っているのやらいまだにわからないことだらけである。
オタクなくせに、学生時代タグ手打ちで個人サイトを作らなかったつけが回ってきているのかもしれない。検索エンジン様に頼りながら手探りでタグを連ねていくから、なんとかカタチにはなるけれど再現性がまったくないのだ。
1度やったはずなのに思い出せなくて調べる。以前自分が書いたはずのスタイルシートをみて首を傾ける。なんでこんなに覚えが悪いんだろう。
そうだ。若い若いと思っていてももう30代。記憶力が低下しているのかもしれない。
新しいことを始めるのに年齢は関係ないとは言うけれど、新卒のあの頃のようにぎゅんぎゅん吸収するのは難しいのかもしれない。
そんなことをふんわり考えて、はたと気がついた。
去年どハマりしたワールドトリガーのキャラクターは、もうほとんど顔と名前と所属部隊が一致しているではないか。
閉鎖空間試験のチームまでそこそこ覚えているではないか。
なんならちょっと複雑なトリガーのあれこれの設定も、覚えているではないか。
あれ?WEB勉強しはじめたのは3年前。ワールドトリガーは1年前。
…結局興味のあるなしなんだな。
考えたら、テニプリも、ポップンミュージックも、刀剣乱舞も、そこそこの数のキャラの名前を覚え、誕生日や身長まで暗記したこともあった。
コードたちも、好きなキャラにすれば覚えられるのかな?
もしくは、コーディングのオタクになればスキルが上がる?
私の中で何かのスイッチが入るタイミングがあったら、最強のWEBデザイナーになれるのかもしれない。
と同時に、たまに発揮するとんでも記憶力を活かして仕事ができないか・お金を稼げないか、本気で考えた方がいいのかもしれない。
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