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世の中には知らなくて良い事を知ってしまう事がある。
時として望まずして知ってしまう事もあるだろう。

さらに形態の無いものだからこそ、実態が見えないため余計にもどかしく、とてもしんどい。

大切なものを失った代償は大きく、失意、絶望、悲しみの連鎖に蝕まれる。

そして何より嫌な感情を抱いてしまって事に一番嫌悪感を感じてしまう。

これ以上大切なものを失わないためにも、パンドラの箱は決して開けず、鍵は深遠の底へ投げ捨ててしまう事で、誰も傷つける事なく終幕を下ろせる。

この痛みが過去に変わり、新しい旅立ちの時まで静かに眠りにつくとしよう。

誰も立ち入る事のない、孤高に付した闇の中で。

自戒を兼ねて7年前の投稿を再掲。