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たまたま昨晩寝る前に『DEAR BOYS』を読んだのですが、ストーリーの中で次の様なセリフがありました。

『チームワークってのは個人の役割をしっかり果たした上で初めて発揮されるものだ』

このシーンを読んだ時改めて言葉の意味が響きました。

さらに付け加えると
『個人の欠点を補うだけの事を本当のチームワークとは言わない』
という事でしょう。

作中ではバスケの試合に負けたチームに対して発せられた言葉ですが、非常に的を射た激励になっています。

これはバスケやスポーツだけではなく、企業や組織で関わる全ての事に通じます。

作中ではインターハイ制覇を目指し激戦を続けるチームに対して発せられてますが、組織(チーム)として目標を達成する上で全うすべき個々の役割をしっかり果たすというのは最低限こなさなければならないマストです。

個々の役割が機能しなければ組織としてのベストを達成する事はなかなか難しいでしょう。

どんなに優秀な人材がいても、組織として機能しなければ所詮マンパワーであまり意味がなく、大きな成果は見込めないでしょう。

本当の組織力、チームワークとは個々の役割をしっかり果たした上でさらにストロングポイントを活かす事だと思います。

ウィークポイントを補う事も必要ですが、それを第一目的にしてはなりません。

あくまで+αにする為の組織力です。

組織に属する全員が目的や意義を共有した上で役割を最大限に全うする事で、初めて組織として機能し、より一層の効果を発揮できます。

『全は一なり、一は全なり』

何事に於いても本当の意味でのチームワーク、組織力をしっかり活かして参りたいですね!