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九州 貸切温泉巡りの魅力とオススメ @ Kty車旅ハイライト-その5

<はじめに>
2021年、秋の九州4Week 5100kmの旅。キャンピングカーで車中泊を続けた長い旅では、旅行雑誌、You Tube、Web.のオススメ記事などの情報を総合し、天気予報も睨みつつ、様々な場所を訪れました。
九州には有名な別府温泉や湯布院があるに留まらず、周りの景色が素晴らしい露天風呂や情緒ある浴室の温泉などが多々あって、それらを探し巡った(日帰り入浴する)事も、今回の旅の楽しさに繋がりました。
更に、のんびりとマイペースで入浴する為の貸切温泉を何度も利用。但し、人気度の高い貸切温泉は、予約ができず18時以降は順番を待たねばいけない処が少なくないので、混まない昼間の時間帯に訪れる事がほとんど。けれどもそれが気ままな旅の得意とするところ。

それら訪れた貸切温泉の中で、再度訪れたい或いはオススメできる温泉があります。noteで記さずにはおれません。
note記事は温泉の種類別 (室内風呂、半露天風呂、露天風呂、砂風呂)に纏めています。 それでは、、

■ 室内 貸切温泉 ・・・1- 

有名な温泉でも町中の風呂屋・スパでも同様ですが、室内風呂はごく普通の形態とはいえ、浴室が特徴・魅力のある貸切温泉を探して利用するのは、旅の途中の入浴の楽しみになります。あちこちの町や温泉街で体験した室内貸切温泉の中で、印象に残った2件をアップします。

1-1)  岩風呂 @ 天草 ペルラの湯舟    

熊本県天草市を訪れた際に、Web.で見つけた町はずれの温泉です。ペルラの湯舟には室内大浴場や露天風呂もありますが、貸切風呂を5部屋集めた別館があり、その総称を藍望の湯と言います。その5つの中の一つが、星の湯と名付けられた写真の岩風呂(風)。窓の向こうの木々の奥には海も臨めます。天然温泉との事。滑らかな湯質でしたが香りはなかったです。料金は60分で2,100円。

岩風呂 @ 天草 ペルラの湯舟

1-2)  桶風呂 @ 別府 おかたの湯

大分県別府市内には言わずと知れた別府温泉があちこちにありました。そんな町で、Web.で★の数の多い貸切風呂(=家族風呂) のある温泉を調べて見つけたのが、写真の おかたの湯 です。別府大平山温泉郷にあり、ここは10室すべてが貸切風呂。しかもコイン式で毎回湯を入れ替えるようになっています。敷地内に源泉があって源泉掛け流し。檜風呂、石風呂、桶風呂、露天風呂など種々あり、私は写真の桶風呂をチョイス、料金は60分で2,100円。お湯は滑らかで湯上りはすべすべ感が残り、流石に別府の人気店の湯でした。

桶風呂 @ 別府 おかたの湯

■ 半露天風呂 ・・・2- 

長崎県雲仙市の雲仙温泉郷には、雲仙地獄という硫黄の匂いと噴煙が立ち込めるエリアがあり、その近くにたくさんの温泉宿や温泉施設があります。そんな中、エリアの中央からほぼ0.5km辺りにある、Web.で★の数の多い温泉宿 よか湯 を11:30頃訪れました。

2-1)  空を観ながら室内風呂 @ 雲仙 よか湯     

よか湯 は源泉掛け流し100%天然の温泉で、湯温が41℃程。室内一般風呂、露天風呂、貸切風呂とあり、二つある貸切風呂の一つが写真の通り。浴槽の周りに壁はあるものの、天井が御覧の通り空と繋がっていて、湯に浸かりながら青空を眺めました。白濁のお湯で、やはり硫黄の香りが有ります。消毒作用があると表示され、更に手足の傷が2~3日で完治、アトピーが治る、といった効能があるとの事。何度も浸りたい気分でした。2,200円。

空を観ながら室内風呂 @ 雲仙 よか湯

■ 露天風呂 ・・・3- 

旅先での温泉となれば、やはり露天風呂を期待し探してしまいます。ここに記す3件の露天風呂は、どれも予期せぬ程の絶景を伴った露天風呂です。
3-1) ・わいた温泉郷 豊礼の湯 については、九州秋の絶景私の10選@Kty車旅ハイライトその2でも第10位でアップした内容ですが、再掲載します。

3-1)  絶景を眺める湯 @ わいた温泉郷 豊礼の湯  

熊本県阿蘇郡小国町の近辺には、いくつかのコイン式露天風呂があります。この わいた温泉郷の豊礼の湯もその一つで、コイン1400円分を入り口のBOXに投入すると、空っぽの湯舟に湯が入り10分内で満杯に!もちろん貸切。そのお湯は、鮮やかなホワイトブルーで肌にとても滑らかなのです。100%天然自噴温泉の源泉かけ流しとの事。至極の温泉の一つだったでしょうか。更に同時に、露天風呂から眺める景色が写真の通りの秋の絶景でした。

絶景を眺める湯 @ わいた温泉郷 豊礼の湯

3-2)  海が見える湯 @ 青島 Hサンクマール     

宮崎県の日南海岸 白浜海水浴場に隣接してサンクマールホテルがあり、ホテルは3つ星ホテルです。そこには露天の貸切温泉風呂があるのです。Web.で事前に情報を得たので、電話予約をしてオープン開始の10:30に現地入りし、写真の通りのオーシャンビュー露天風呂を楽しむ事ができました。幸い快晴の青空で、海と空の色はほぼ同じで一体化。気分最高の温泉でした。疲労回復、きりきず、やけどなどの適応症に効能があるとの温泉ですが、色や香りがほとんど無いのは私にはやや残念。60分で2,500円でした。

海が見える湯 @ 青島 Hサンクマール

3-3)  杜の中の癒しの湯 @ 霧島 旅行人山荘     

鹿児島県霧島にクチコミ評価が極めて高い宿があり、それが旅行人山荘。Web.で更に調べると、貸切露天風呂の中の 赤松の湯 は予約がなかなか取れないとの事。しかし幸いにも電話した翌日のオープン10時30分枠に空きがあり、訪れて体験できたのです。写真の通り。静寂の杜の中で、木々の香りと温泉の香りが漂っていて、丁度良い(おそらく40℃ほどか)温度の湯にゆったりと浸ると癒されている事が実感でき、この上ない気分でした。泉質はもう気にならない程ですが、硫黄泉を引いているとの事。2,200円でした。

杜の中の癒しの湯 @ 霧島 旅行人山荘

■ 砂蒸し風呂 ・・・4- 

鹿児島県の観光で指宿の砂風呂は定番でしょう。私達も九州旅のほぼ最後、最南端付近で、砂蒸し風呂を体験する事にしました。日帰り砂蒸し風呂で大手の 砂蒸し会館「砂楽」を利用しましたが、ひとつ残念ながら、風呂場や入浴中の写真・動画撮影が禁止されていました。外回り写真と入浴状況の紹介を4-1) に示します。

4-1)  砂の温泉 @ 指宿 砂蒸し会館「砂楽」 

砂蒸し会館の建屋の中で写真左の様な専用の浴衣を着て、海岸砂浜の建屋の中へ移動します。下着を付けてはいけない(女性はアンダーウエア装着可です)のは、入浴後に会館内へ砂を持ち込んではいけないから。建屋の中の指示された砂の上に仰向けになると、係りの方がおもむろに熱い砂を体全体に掛けてくれました(顔と頭は除いて)。砂の温度は約50℃で、じわじわと熱くなって汗が吹き出し始め、10分目安に自分から終了宣言です。これで2,200円。その後、砂を落とし専用の温泉にも入って元通りの服装になりますが、気分はやはり爽快!医学的な効能があるとの事ですが、不思議な達成感で終了しました。

砂の温泉 @ 指宿 砂蒸し会館「砂楽」

<おわりに>
今回、私の温泉巡りの魅力とオススメは貸切温泉に特化していますが、貸切でない大浴場を利用していたならば、同じ温泉施設であっても異なった風情・味わいを得ていた事でしょう。ですがその場合には、写真記録を残す事ができず、noteでの纏めと公開にも至らなかったはず。
”のんびりとマイペースで入浴する為の貸切温泉” を何度も続けたのは、こうしてnoteに旅の記録を残せた点で、間違いじゃなかったと考える次第です。
読んで下さった方には、ご理解のほどお願いします。

■ 補足情報
タイトルでお分かりの通り、九州@Kty車旅ハイライト は、今回がその5と言う事は その1~その4などもあるシリーズになっています。
宜しければ、九州車旅の導入と総括を記した その1 も覗いてみて下さい。
https://note.com/ktyhara/n/n8d308b0f3d15


<蛇足>
noteに旅の記録をまとめ投稿する様になった私の場合の理由は、
人様に見られても良いという緊張感を持って、メモ的記録でない内容で記し纏めておく事と、投稿するからには読んで下さる方に "面白かった”  "少し役にたったかな” と思ってもらえて私の満足感にしたい、であります。

すると旅の内容は、旅行雑誌などで得られる一般情報ではなく、お役立ち特化内容がよかろう、と考えて記しています。
読んで下さった方にとっては、いかがだったでしょうか。




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