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迷路遊びと、ツクールと

今朝、Twitterを何気なく開いていたら迷路遊びに関するツイートが流れていたので目にした所、ふと、小学生時代に、休み時間を利用して、クラスの同級生と『迷路遊び』に興じていたのを思い出しました。当時はノートの片隅か空いているページに好きな様に迷路を描いて、その中に、NPCを配置して、ゲームごっこをしていたのを覚えています。(当時はまだ、ファミコンが主流で、パソコンはまだまだ高嶺の花でした。)
そして、学校からの帰り道に仲間内での迷路遊びの話題で盛り上がり、「こんなゲームを作ってみたいな」と話していました。
その後、高校に入った頃に一つの転機が訪れます。SFCで『デザエモン』が発売され、通信販売で手に入れたその日の事です。説明書片手に16×16のドット絵で敵キャラを作り、エディタに反映させてからテストプレイをしてみたところ、何と、自分で描いた敵キャラが動いてくれたのです。「凄い!自分の描いたキャラが動いてくれた!」本当に感動しました。その日は結局、高校の課題もそっちのけで通常の敵キャラから、ボスキャラ、マップに至るまで徹夜でやりこんでしまいました。翌日、担任の教師から大目玉を喰らったのは言うまでもありません。
その後、SFC版のRSPGツクール1、2でストーリーの作り方やマップ作りの楽しさに目覚め、社会人1年目で手にしたPS版のツクール3で自作のキャラを登場させ、物語を作る楽しさにハマって行ったのです。その後はPSのRPGツクール3とデザエモン+、デザエモンキッズで仕事帰りにゲームを作っていましたが、2007年の年末にパソコン購入を機に、『RPGツクールVX』を併せて購入してからはその創作沼にどっぷりと浸かってしまいました。その後は震災と、病気といった紆余曲折がありましたが、今年の五月末に何とか作品を一つ完成させ、公開し、現在に至ります。
小学生の頃にノートの片隅に迷路を描いて遊んでいた自分が、今はPCでツクールに嵌まっている、表現の手段は変われど、やっている事は小学生の頃から変わっていないのかも知れません。でも、自分の作った作品で少しでも楽しんでくれる方がいるのなら、これ以上の幸福はない。学生の頃に仲間で迷路遊びを楽しんでいた気持ちを忘れずに創作を続けて行ければなと、思っています。

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