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【非電化工房】弟子入りマインドセット

2019年4月〜2020年3月まで、栃木県那須のすることになりました。
人生で初めての弟子入りで、楽しみと不安でいっぱいですが弟子生活が始まる前にマインドセットをしておこうとと思います。
ということで、今回は私が非電化工房に弟子入りする目的/目標/不安と意気込みを整理したいと思います。

【非電化工房とは】

栃木県那須町にある「非電化工房」は、新しい暮らし方の実験工房でもあり、電気を使わずに暮らす道具の博物館でもあり、アトリエでもあり、本当の豊かさを追い求める私設テーマパークです。代表の藤村靖之さんは、元大手企業のトップ・エンジニアで、「マイナスイオン」を発生する空気清浄機などを発明した工学博士。非電化工房には、熱伝導率の高い金属などでつくった電気を使わない「非電化冷蔵庫」や、太陽光を利用した温室「非電化グリーンハウス」、薪やゴミを燃やしてお湯を沸かす「非電化風呂小屋」、そして世界一貧しい国の家がモデルになっているという「非電化カフェ」など、次々に風変わりな建物がつくられています。その考え方は、至ってシンプル。エネルギーとお金をかけずにあるものを工夫して使い、自然との調和をはかること。

greenz.の記事を引用させていただきました↓

ここで、1年間住み込み弟子として修行させていただきます。
今後の動きとしては、地元で自動車のミッション免許とり、11日に非電化工房に入り15日の入学式から本格的に弟子生活が始まります。
まだ詳しくはわかりませんが、修行内容は、日々の掃除や炊事を始め・農作業・カフェの運営・非電化工房の見学会や塾の受け入れやWSの準備をするようです。
WSでは、横穴式住居、コンテナーハウス、ストロベイルハウスを建てる予定です!
メインは家を建てることになりそう!



【私が非電化工房に弟子入りする目的】

私が非電化工房に弟子入りする目的は大きく4つあります

** ①発明家・藤村靖之先生の一番近くで学ぶ
②自然と一体となって生きる技術を身に付ける
③インフラが途絶えた時、大切な人を守る力をつける
④”弟子入り”はロマン**

①発明家・藤村靖之先生の一番近くで学ぶ

非電化工房を知ったきっかけは、「月3万ビジネス」という藤村靖之先生著書の本を読んだ時でした。

【月三万円ビジネスのルール】
・良いことしかテーマにしない
・奪い合わずに分かち合う
・みんなで生み出す
・稼ぐのに2日以上かけない
・支出を減らす
・ノーリスク

著書を読んで、藤村先生の考え方にとても共感し、実際にそれを仕事として成り立たせている姿が本当にかっこいいと思いました。
社会に対して違和感や憤り、理想への情熱、深い哲学を持ち、聡明で技術も伴っている。
そんな先生に憧れ、どうせなら近くで学びたいと強く思いました。

また、私自身も誰も苦しまない方法で納豆ビジネスをしたいと考えているので、そのためにたくさん学びを吸収していきたいと思います!


②自然と一体となって生きる技術を身に付ける

私はもともと「大好きな自然とつながって自分がどう感じるのか?本当に幸せなのか?を再度見直したい」と思い、大学を休学し屋久島に移住しました。
そこで暮らす中で、自然への愛はどんどん大きくなっていったし、ただ森や川の中に包まれるのも幸せだったけど、やっぱり生きる基盤である衣食住から自然と繋がりたいと強く感じたんです。そしてそのためにもは、自分で暮らしをつくれる技術が必要だと感じました。



③インフラが途絶えた時、大切な人を守る力をつける

今もし震災が起こって、インフラが途絶え、当たり前の生活が当たり前にできなくなったときに、はたして私たちは生き残れるのでしょうか?
大切な家族や仲間を守ることができるのでしょうか?

私はただ助けを待ったり、祈るくらいしかできません。自分は何もできません。

私はずっとそれがコンプレックスでした。

3年前アフリカガーナの農村で原住民の方々と生活したり、東北や中国四川省で震災の被害を受けた場所に行ったり、各地で”自分たちでつくる”ことをされている方々に出会ったりする中で、彼らの人間としての強さと優しさにめちゃめちゃ感激しました。
そして私も彼らのように生きる力がほしい!
何かがあった時に、大切な家族や仲間を守れる力がほしい!と強く思うようになりました。

④”弟子入り”はロマン

かつてジャンパーだった私は、ナルトになりたいと本気で思っていました。ナルトに憧れていたため、師匠と呼べる存在が欲しかったし、部活で”特訓”とか”修行”っていう名前のトレーニングが大好きでした。
だから非電化工房で"弟子”を募集を募集していると聞いて、はいっ申し込み!笑


【目標】

** ①定量目標「家を建てられるようになる」
②定性目標「氣を感じとり、思考を止めず、行動し続けられる人になる」**

①定量目標「家を建てられるようになる」

いままでの私は、衣食住でいうと”食”に関心があり、特に農業や料理を中心として学生団体やスローフード活動をしていました。「食を通じて、大好きな人も自然も宇宙も活かしあえる世界観を表現したい」と思っていました。きっと、これはこれからも一生変わらない気がしています。 大学卒業後はがっつり食の道に進むんじゃなかろうかと予想しています(笑)


「じゃあ、なんで今年は家建てたりすんの?」

いや、ほんまそうっすよね。笑
それに関して話すと、実は屋久島でエコヴィレッジで働いている時にあることを言われたことがきっかけとなりました?

「はるかちゃんこういう暮らしがしたいんだったら、大工ができる旦那をはやく見つけないとね!」

これを聞いて、割とショックをうけました笑

「はうっっっっっっっ......、
私にとってそれが一番難しいだよぅ、、、、
いやまてよ。その薄い可能性にかけるくらいなら、自分がある程度の家を建てる力を身につけた方が現実的じゃない?」

って思ったのね!だから、この一年はガッツリ家を建てみたいな〜って!(安易)
とはいえ1年で大した技術を身につけることは難しいと思いますが、死なない程度の家を建てられるようになって戻ってきたいと思います。


②定性目標「氣を感じとり、思考を止めず、行動し続けられる人になる」

正直、こっちの方が大事だな!
私は”弟子”という立場はすごく特別なものだと思っていて、従業員でも、秘書でも、奴隷でもなく、あくまで”弟子”
ですが、私は弟子がなんたるものかわかっていません。

そこで道元の本読んだり、非電化工房の先輩弟子さんに話を聞いたり、少年漫画を読んだりして自分なりに心得の仮説をたてるにしました。

** 【弟子の心得(久保仮説)】
・師匠の求めることを感じとり、先に読んで行動する。
・師匠がいうことが理解できなくても、とりあえず愚直にやってみる。
・常に環境における自分の立ち位置を客観視して、最適な行動を選択する。
・一つのことを多角度から考えて、出てきた疑問は投げかける。(積極的に学びにいく)
・違和感を感じれば、その感情を忘れず自分がアウトプットする時に活かす。
・常に笑顔を忘れない!
・意地でも1年は食らいつく!笑**

や〜〜できなさそ〜〜笑


【不安と意気込み】

今は不安がいっぱい!笑

3月に面接兼体験弟子をしてきた時、思った以上に好印象を持ってもらえました。
私の顔が先生が昔可愛がっていたお弟子さんと似ているらしいのと、
明るめの性格や社会課題への意識を褒めてもらえました。(笑)

でも実際はめっちゃ精神レベル低いし、意識の割に実力ないし、根暗やし!やばやばのやばすぎるううう!笑
期待が崩れのもちょち怖いのは正直なところ、、!
でもそんなしょうもないことを恐れていても何も始まらないですもんね..。
なので、はるはやで!積極的に!虚像を壊しにいきます!笑

この一年間わからないことやできないことばかりの一年になると思います。
だからこそ、できない自分をちゃんと受け入れて、一つ一つ目の前にあることに120%で取り組みたいと思います!
そして「何事も愉しむ」姿勢を忘れない!
そうすれば何かしら見えてくると信じて、やりきりたいと思います!


みんな遊びにきてね!♡




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