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【ヴィパッサナー瞑想】 ”自分”からの逃亡


瞑想7日目になりました。
この時の私は、瞑想中に感じる、肉体の感覚もだんだん鮮明になってきている状態
なのに、いつもイライラしていました。

「なんで私はこんなに感じられないの?」
「もっとできるはずでしょ」

瞑想指導者は、「感覚がないことに嫌悪を抱いたり、感覚を渇望してはいけません、それは苦悩を膨らませます」といつも唱えてくれている中、
当時の私の状態は、まさしく苦悩を膨らましていた。

しかし私の心境は、指導者の言う嫌悪や渇望とは何か異質なものに感じていた。


その正体は”できない自分”

違和感の正体は、イライラしている対象が、”できない自分”だということ。
その時また今までの出来事がフラッシュバックしました。



私は昔からそうだった。

人に触れることも触れられることも、日々どんどん仲が深まっていくことも、すごく怖かった。
人が自分と近づけば近づくほど怖くなってきてそっと距離をおいたり、自分の核心に触れるような言葉を放つ人を避けてきたりした。

だって、”できない自分”を知られてしまうから。
だって、”自分の正体”がバレてしまうから。


”自分の正体”ってなに?


ああ、そうか。私は、そもそも自分の正体を知らない。

私は私が嫌い。
外見も内面もぜんぶ嫌い。
そんな自分は見たくない。

でもそんな自分でも誰かに認めてもらいたくて、必死で勉強も部活も頑張った。
目に見える成果に安心し、承認欲求を満たす。

そして私は、自己の中にも他者の中にも虚像を作り続けてきた。
「この時は、こんな風に降るまうのが久保陽香」
「みんなが求める久保陽香はこれ」
などといって勝手に虚像を作り上げては、それに従うことで承認欲求を満たす。

でも同時に、
成果が出せない自分を見られたくないし、成果だせても次の目標はまた産まれてきて…いつも焦っていた
もし作りあげた虚像が壊れたら、みんなは私のことをどう思うのかなって…いつも怯えていた

そう、結局私は自分という人間からは逃げ続け、自分の正体が分からないまま、一生満たされない思いを抱えてきたんだ。


ああ、バカみたい

なんだか、私ってほんとバカ!笑
結局、今までの苦しさも結局は自分が悪かっただけ。
それなのに、「〇〇は私のことは分かってないし」「クラスがおもんないし」なんて言ってどれほど環境のせいにしてきたことか。

自分から逃げるように、周りのみんなからも逃げてきた。
大切な家族や仲間からも逃げてきた。


それなのに、それなのに、

家族は、こんな自分でも無条件に愛してくれた。
友達は、こんな自分でもいつも一緒にいてくれた。
仲間は、こんな自分も信頼してくれて「たまには弱いとこも見せてよ」っていってくれた。

みんなはなんでそんな、優しいの?

ああ、ごめんなさい。本当に、ごめんなさい。
でも、なによりも、ありがとう。



私は恵まれすぎている。私は貰ってばっかりだ。
だから、今度は私から歩み寄らないと。

みんなが私に向き合ってくれたように、私も自分自身にちゃんと向き合って見ようと思う。
そして、みんなのこともまっすぐ見られるようになりたいんだ。


自分からも、周りにいてくれる人々からも、環境からも、もう絶対逃げないぞ!


おわり


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久保 陽香│Kubo Haruka

「人と自然とおいしいごはん」大学休学中。屋久島生活を経て、栃木県那須の非電化工房住み込み弟子入り。東洋哲学、樹林気功、発酵、納豆、ひじき、スパイスカレー、南インド、ガーナ、縄文人が好き
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