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@SORA/DRONE WEEKLY REPORT 2018-10-04

目次
【1】ドローンから航空機業界を変えるImpossible Aerospace社
【2】敵の監視や攻撃担うドローン・ロボット部隊 韓国陸軍に創設
【3】中国のAI関連企業「50強」を発表 トップはドローンのDJI
【4】まさに空飛ぶ凶器……”ドローン大国”中国で衝突事故が多発中
【5】ドローンドライバーとして仕事を受注!副業で稼ぐ40代たち
【6】ドローン活用で日本が「周回遅れ」の根本原因 | 週刊東洋経済(ビジネス)
【7】FAI World Drone Racing Championships: One month to go | World Air Sports Federation
【8】Drone defense -- powered by IoT -- is now a thing
【9】[田路昌也の中国・香港ドローン便り]Vol.05 Parrot社ANAFI?愛と別れの日々。
【10】ドローン使い霧の発生観測
【11】正確な範囲に農薬を散布する農業用ドローンが登場 
【12】SwellPro、水中から空まで。バッチリ潜水可能なドローン「Spry」を発表
【13】第二回 北海道ドローン選手権 開催 今年は初の屋外競技に
【14】AIを活用したドローンによるインフラ点検を拡充することで強化した、日立ドローンプラットフォームを提供開始
【15】Drone footage shows pod of dolphins ‘dancing’
【16】ドローンで水難事故での人命救助が可能になる「スカイライフジャケット」が販売開始
【17】[ハワイ ドローン観光案内]Vol.36 マイクロドローンパイロットへの道その2?まずは心に余裕を持とう
【18"ドローン・シールド"が中東の防衛相へ対ドローン銃を販売、70330万ドル
【19】FAA初認定 デリバリー会社が飛ばす宅配用ドローン ネヴァダ州リノでテスト飛行
【20】運河に墜落したドローン!イギリスで実施される新たなドローン法令とは? 
【21】[小林啓倫のドローン最前線]Vol.22 5Gがもたらす災害用ドローンの進化
【22】[Drone Design]Vol.03 メディアアートの祭典で注目され続けるドローン
【23】What you need to know when flying your drone in the mountains
【24】エアロセンスのAEROBOR Marker が 2018 年度グッドデザイン賞を受賞
【25】ドローンレンタルの「ドロサツ!!」を利用すると「SORAPASS」が無料で使えるサービス開始
【26】鉄塔・煙突工事”の安全化に向け、ドローン・ロボットを活用した親綱結束と腐食確認の技術公募

【1】ドローンから航空機業界を変えるImpossible Aerospace社

[情報源]

[概要]
近年、ドローンによって写真の撮り方は大きく変わってきています。それだけにとどまらず、ドローンによる農作物の管理や、不穏な活動の監視、インフラの管理などにも活用されています。このように、用途多様なドローンですが、実は1つ大きな弱点があります。バッテリーの持ちが悪いのです。

このバッテリー問題に解決策を打ち出したのが、カリフォルニアに本社を置くスタートアップ企業、Impossible Aerospace社です。同社は、Airbus社の投資事業部から、940万ドルもの資金援助を受けたことを2018年9月10日に明かしました。
※Airbus社:ヨーロッパの航空宇宙機器開発会社

同社はドローンの設計について、従来とは全く異なる方法を考案しました。その結果、通常よくて20~40分程度の飛行が限界であるDJI Phantomサイズのドローンを、最大で2時間飛行させることに成功したのです。

[所感]
バッテリー長持ちするドローンは魅力的。

【2】敵の監視や攻撃担うドローン・ロボット部隊 韓国陸軍に創設

[情報源]

[概要]
【ソウル聯合ニュース】韓国陸軍は28日、京畿道・竜仁市の第3野戦軍司令部で偵察・攻撃用ドローン(小型無人機)と多目的ロボットを用いた「ドローンボット戦闘団」を持つ地上情報団部隊の創設式を行ったと発表した。

[所感]
なんとなく楽しそうに見えてしまうのは、なぜだろう。

【3】中国のAI関連企業「50強」を発表 トップはドローンのDJI

[情報源]

[概要]
【9月28日 東方新報】中国・天津(Tianjin)で開かれた世界経済フォーラム(WEF)夏季ダボス会議で、中国人工知能(AI)企業ランキングが発表された。時価総額・評価額が10億ドル(約1100億円)以上の企業は14社あった。トップはドローンの大疆創新科技(DJI)だった。

[所感]
画像認識・機械学習に必要なデータを持っている会社が強いわけですね。

【4】まさに空飛ぶ凶器……”ドローン大国”中国で衝突事故が多発中

[情報源]

[概要]
撮影用途だけでなく、物流や農業などさまざまな分野での活用が期待されるドローンは、世界最大手の大疆創新科技(DJI)をはじめ中国が一大生産拠点となっているが、事故も少なくない。

[所感]
電飾を搭載した1,374機ものドローンが城跡の上空を飛行したが、496機が制御不能に陥り、
墜落したらしい。これはマジで怖いな。

【5】ドローンドライバーとして仕事を受注!副業で稼ぐ40代たち

[情報源]

[概要]
「働き方改革」が叫ばれるなか、副業を解禁する企業が急増している。こうした流れを「妻子を養う責任がない自由に動ける若手社員だけの話」と、どこか他人事のように感じていないだろうか。実際には“もう一つのサイフ”は、本業が傾いたら困る家庭を持つ人にこそ必要なサバイバル術だ。早くも実践する40代たちの声を聞いた。

[所感]
いかにもSPA!って感じの記事ですねw

【6】ドローン活用で日本が「周回遅れ」の根本原因 | 週刊東洋経済(ビジネス)

[情報源]

[概要]
合言葉は「空の産業革命」──。空撮用に市場拡大が続くドローンだが、より幅広い活用を模索する動きが本格化してきた。

しかし、商用ドローンの関連ビジネスでは日本の存在感は小さい。昨年の日本の市場規模は約0.5億ドルで世界全体のわずか1%にすぎない。ドローン活用のコンサルティングを行うドローン・ジャパンの春原久徳会長は、「日本はハードウエアに偏りすぎている」とその要因を指摘する。

[所感]
人工知能の分野でも、東京大学の松尾先生が嘆いていましたね。

【7】FAI World Drone Racing Championships: One month to go | World Air Sports Federation

[情報源]

[概要]
There is just one month to go before the first FAI World Drone Racing Championships kicks-off in Shenzhen, China.

Some 115 of the world's best drone-racing pilots from 32 nations will converge on the tech city of Shenzhen in southern China for four days of high-calibre racing, 1-4 November 2018.

[所感]
シンセンでも大規模レースが開催されて盛り上がっているなぁ。

【8】Drone defense -- powered by IoT -- is now a thing

[情報源]

[概要]
According an AT&T spokesperson, “AT&T and Dedrone are teaming up to deploy IoT sensor technology to protect against malicious drones. Powered exclusively by AT&T, and using sensor data like radio frequency, visual, and radar, Dedrone detects and classifies approaching drones, pinpointing their locations and triggering alarms to alert security.”

[所感]
悪意のあるドローンをどうやって識別するのだろう。

【9】[田路昌也の中国・香港ドローン便り]Vol.05 Parrot社ANAFI?愛と別れの日々。

[情報源]

[概要]
DJI社のMavic Pro愛用者である自分がMavic 2発表を前にParrot社のANAFIを購入した。店舗で実機を触った後、1週間FacebookのANAFIオーナーグループに加入して生情報を収集。ANAFIに関して一言で表現すると「個性」。ドローンメーカー老舗のParrot社が満を持してDJIにぶつけてきた。Spark、Mavic Air、Mavic Proの隙間をうまくつく魅力的な機能を満載。一週間後に迷うことなく購入。このコラムでは、ひと月間ANAFIと過ごした自分の所感についてお話ししたい。

[所感]
お別れの日は突然やってくる(´;ω;`) ご安全に!

【10】ドローン使い霧の発生観測

[情報源]

[概要]
日本気象協会 京都大学防災研究所などと共同で、ドローンを使って霧の発生を観測する技術を開発した。気温や風向などを測るセンサーを載せて霧の中で飛ばして観測し発生原因をとらえる。人工知能(AI)も活用して時間単位で霧の発生予測として実用化を目指す。

[所感]
むむ、霧の発生観測ですと。気になるなぁ。

【11】正確な範囲に農薬を散布する農業用ドローンが登場

[情報源]

[概要]
ドローンを活用して農業の自動化を図るRantizo社は、電動スプレーを搭載したドローンの飛行実験に成功したと公表しました。 Rantizo社のCEOマイケル・オット氏は、インタビューの中で「当日は雨の影響で地面がぬかるみ、歩行は困難だったが、ドローンの飛行実験を試みて無事に成功することができました」と述べました。

[所感]
電動スプレーを使って効率良く農薬を付着されるのか。いろいろ工夫するなぁ。

【12】SwellPro、水中から空まで。バッチリ潜水可能なドローン「Spry」を発表

[情報源]

[概要]
コンシューマー向けドローン最大の魅力の1つは、荒唐無稽な機能が実現化されることである。衝突防止や自動航行などのシステムは、コンシューマ機でも既に完成されており、素晴らしい働きを見せてくれる。

最新鋭のドローンにもある弱点が存在する。それは「水」に関してだ。これに対し、Nature abhors a vacuum(自然は真空を嫌う)という有名な言葉を体現するかのように、水をものともしないドローンが登場した。中国のベンチャー企業SwellProが提供する「Spry」だ。

[所感]
ぐぬぬ、次から次へとほしいものがw

【13】第二回 北海道ドローン選手権 開催 今年は初の屋外競技に

[情報源]

[概要]
2018年9月22日。旭川ICT協議会が主催する第二回 北海道ドローン選手権が、旭川市の旭川市農業センターで開催された。北海道大学や北見工業大学に旭川工業高等専門学校など6チームが参加した。

[所感]
ロボコンのドローン版みたい。こういう技術力を競う世界はいいねぇ。

【14】AIを活用したドローンによるインフラ点検を拡充することで強化した、日立ドローンプラットフォームを提供開始

[情報源]

[概要]
日立、日立システムズ、日立ソリューションズの3社は、AIを活用したドローンによるインフラ点検を拡充し、日立ドローンプラットフォームのサービスメニュー*1を強化して、10月2日より提供開始した。また、日立グループのドローン関連ソリューションを結集し、サービスメニューとして体系化することで、利用者にとって最適なソリューションをワンストップで提供する。

[所感]
さすが日立。サービスメニューの幅広さが半端ない。

【15】Drone footage shows pod of dolphins ‘dancing’

[情報源]

[概要]
This drone footage shows the moment a pod of dolphins put on a synchronized dance display off the British coast.

Dave Perry, 32, was on holiday with his wife, Shelley, when they spotted three separate pods heading in the same direction.

[所感]
イルカのダンス。もうちょっと電池が長持ちしてほしいなぁ。

【16】ドローンで水難事故での人命救助が可能になる「スカイライフジャケット」が販売開始

[情報源]

[概要]
株式会社ドローンネットは、ライフジャケットの投下装置「スカイライフジャケット」を2018年9月28日より発売開始し、2018年11月より順次出荷すると発表しました。特許についても、現在出願中です。

スカイライフジャケットのセット内容は、ブラケット(A)、ブラケット(B)、ブラケット(C)、自動膨張式ライフジャケット、タイラップ、ライフジャケットブラケットB取り付けねじ、ライフジャケット予備ボンベとなっています。

[所感]
ドローン本体はついていないらしい。

【17】[ハワイ ドローン観光案内]Vol.36 マイクロドローンパイロットへの道その2?まずは心に余裕を持とう

[情報源]

[概要]
アロハ!クリエイティブ・ディレクター長澤宏樹です。今年は台風がもの凄いことになってますね。昨夜24号が通りすぎていったと思ったら、南の海上に25号が発生。どうか被害が最小限でありますように。

さて、そんな風が強い時は残念ながらドローン空撮はNGですよね。でも、先日からこのコラムでも取り上げさせて頂いているマイクロドローンなら、天候に左右されずに、なんと、室内でもブンブン飛ばせちゃうんですねー!と、自慢げに書きたいところなのですが、これまた、リアルな状況としては真逆にありまして…その後も苦戦は続いているわけです。はい…。

[所感]
博報堂をやめてハワイでドローン。羨ましい。

【18】"ドローン・シールド"が中東の防衛相へ対ドローン銃を販売、70台330万ドル

[情報源]

[概要]
反ドローンメーカーの"ドローン・シールド"は中東のとある国の防衛相からの対ドローン用タクティカル銃70台、330万ドル分の注文の承認を、米国規制当局から獲得しました。

ドローンは、趣味の分野として世界的に益々人気を高めています。一方で、容易に犯罪やテロ活動の道具として使う事が出来るという懸念が高まっており、ドローン・シールドはこの2年間でかなりの注目を集めていました。

[所感]
衛星測位システムを利用してターゲットであるドローンの位置を測り、信号妨害を起こして落下させるのね。しかし、70台で330万ドルとは、軍事産業は儲かりますな。

【19】FAA初認定 デリバリー会社が飛ばす宅配用ドローン ネヴァダ州リノでテスト飛行

[情報源]

[概要]
ドローン宅配業のアメリカネヴァダ州リノのFlirtey、はFAA(連邦航空局)のパイロットプログラムにより、初のFAA承認によるドローン配達に成功しました。

マルチドローンデモンストレーションと名づけられたフライトは、IPP(Integration Pilot Program・総合パイロットプログラム)の規制に乗っ取り、FAAの認証検知のために行われました。

[所感]
ドローン宅配業は面白そうだな。TCP/IPのようなパケット配送を研究してみよう。

【20】運河に墜落したドローン!イギリスで実施される新たなドローン法令とは?

[情報源]

[概要]

ニュース一覧海外 2018.09.28
運河に墜落したドローン!イギリスで実施される新たなドローン法令とは?
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手持ちぶさたな日曜の夕暮れ時、ドローンを華麗に操り、マンチェスターの美しい夕焼けを撮影したいと思うのは、いたって自然なことでしょう。

この日、少年たち数名は、Castlefield Basinにて、夕焼けの撮影を試みました。しかし、撮影は失敗に終わり、ドローンは水没してしまいました。
※Castlefield Basin:イギリスのマンチェスターにあるアウトドア施設。

現在、少年たちがドローンを救出しようとする様子を撮影した動画が、SNSなどに投稿されています。なお、記者のMatthew Cooper氏は、近くを通りがかり、その様子を見ていたそうです。

[所感]
イギリスの法律厳しいなぁ。安全第一でご安全に!

【21】[小林啓倫のドローン最前線]Vol.22 5Gがもたらす災害用ドローンの進化

[情報源]

[概要]
これまでさまざまなテクノロジーが社会を変えてきたが、通信技術の進化も、私たちの生活に大きな影響を与えてきた要素のひとつだ。たとえば1940年に起きたナチス・ドイツのフランス侵攻において、当時戦力的に優勢だった連合軍をドイツ軍が破ることに成功したのは、通信技術を駆使して戦力を機動的に展開できたからと言われている。いわゆる「電撃戦」だ。

[所感]
本職がネットワークということもあり、5Gとドローンの関係は気になる。

【22】[Drone Design]Vol.03 メディアアートの祭典で注目され続けるドローン

[情報源]

[概要]
世界最大のメディアアートの祭典として30年以上続く「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」(以下、アルスエレクトロニカ)は、最先端のテクノロジーとアートを融合させた様々な作品を紹介するイベントとして世界に知られています。オーストリアのリンツ市内中心地にある複数の建物を使って行われる展示は年々規模を拡大していて、今年は54カ国から1,300を越えるアーティストが12の会場で作品を出展。過去最大となる10万5000人が会場を訪れました。

[所感]
ドローンとアートは親和性があると思う。

【23】What you need to know when flying your drone in the mountains

[情報源]

[概要]
Flying your drone high in the mountains is no easy task. If you go really high up, like what was done by Bartek Bargiel in the rescue of Rick Allen, you may even have to de-restrict your drone through a hack. At high altitudes, the air has a lower density, which makes it more difficult for your drone to fly. Lower temperatures also diminish your battery’s performance. This French video (English subtitled) explains in great detail what’s involved when flying your drone in the mountains.

[所感]
2,000m高度が上がると、バッテリーの電力の約10%が失わるのですね。

【24】エアロセンスのAEROBOR Marker が 2018 年度グッドデザイン賞を受賞

[情報源]

[概要]
エアロセンス株式会社(東京都文京区)の、AEROBORMarker が 、2018 年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した。

[所感]
あら、素敵なデザイン。

【25】ドローンレンタルの「ドロサツ!!」を利用すると「SORAPASS」が無料で使えるサービス開始

[情報源]

[概要]
株式会社 Drone supply & control(東京都千代田区:ドロサツ)とブルーイノベーショ ン株式会社(東京都文京区)は、ドローンレンタルサービス「ド ロサツ!!」とドローン飛行支援地図サービス「SORAPASS」を組み合わせた新サービスを 10 月 6 日から提供開始する。

[所感]
そのうち、シェアサービスのプラットフォームが出てくる流れだね。

【26】鉄塔・煙突工事”の安全化に向け、ドローン・ロボットを活用した親綱結束と腐食確認の技術公募

[情報源]

[概要]
経済産業省 関東産業経済局と山九は、高所作業安全化に関しての技術公募を開始した。山九が行う煙突・鉄塔の点検や工事で、危険を伴う高所での最初に命綱を張る作業をドローンやロボットの技術を駆使して安全化するための共同開発パートナーを募る。

[所感]
具体的な要求仕様が出てくると、ソリューションを提供する会社が出てくるのだな。

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