チャレキャラ コアイベント1 参加記

Abstruct

前回とは違い最強レベルの参加者の人とチームを組むことに...
アイデア出しや技術選定も順調に進み,今回こそ優勝を目指せそう!

イベント概要

九州アプリチャレンジキャラバン(以下,チャレキャラ )


九州アプリチャレンジ・キャラバン2019 実行委員会が主催するアプリコンテスト.使う人から作る人をコンセプトにアプリコンテストを運営.

チャレキャラ ではメインイベントである「コンテスト」とは別に「コアイベント」と呼ばれる育成イベントを毎月開催.今回は今年度に入って初めてのコアイベントの参加記だ.

参加経緯

自分は去年からチャレキャラ に参加していました.
今回はその流れで「今年も出るぞ〜」的な軽いノリで参加しました.

去年の参加記として現存する資料はそこまで多くありませんでしたがいくつか残っていました.
内容としては他参加者とは事情が異なっていて,結構面白い内容になっていると思うのでぜひご覧ください.





参加するにあたって考えていたこと

すぐに実際に参加記を書いても良いのですが,参加するにあたって事前に考えていたことについてまとめようと思います.


1. なぜ,北九州会場ではなく,博多会場を選択したのか?

自分の所属学校は「北九州工業高等専門学校」です.にも関わらず,自分はチャレキャラのコアイベントの会場として「北九州会場」ではなく「博多会場」を選択しています.
自分は北九州高専の最寄り駅までの定期券は持っているので,それを使えば60~90分かけて片道280円で北九州会場までいけます.一方,博多会場へはバスで120分かけて片道1690円必要です.
はっきり言って,時間やお財布のことを考えるのであれば自分は北九州会場を選択すべきでした.

それは何故なのかについて話していきます.

僕のチャレキャラへの参加動機はコンテストでの受賞もありますが最大の動機は 他参加者/メンター との交流です.

メンターのアサイン状況に関してはどちらの会場にも優秀な人が配属されるように運営の方々が動いてくれているという話は聞いていたので,自分が北九州会場を選択しなかったのは北九州側にメンターがいないという理由ではないのは先に行っておきます.

理由としては,北九州会場があまりにもホームグラウンドすぎて刺激の足りないのでは?と考えたからです.

そう考えた理由の一つに「北九州高専」の学生(特に自分の所属している部活の学生)が大量に「北九州会場」にやってくるという情報を知っていたからです.

別に誰が悪いという訳ではないですが,知り合いが参加しているとどうしてもコンフォートゾーンである知り合いとメインで話してしまいます.
これは数ヶ月に一度しか合わない人なら別に問題ではないですが,毎週学校で会うような人と馴れ合ってしまっては僕の参加動機である「他参加者との交流」が困難と判断したからです.

結果,北九州会場ではなく,福岡会場を選択して正解だったと思います.
(お金や時間を考慮しても)


2. 何故,学内でチームを結成しなかった?

去年の上位チームのほとんど同じ学校の人通しでチームを組んでいます.
恐らく,開発時に必要な密な連携をするには学校が違うというのは致命的な問題であり,多くの場合は空中分解に直結してしまうからでしょう.

ですが,自分はチームを結成していません.

その去年のリベンジです.

僕は去年,学外の人とチームを組んで空中分解させました.

ネタとして,チームメンバーは全員消えて賞金が5倍になったとか言っていますが,実際にチームメンバーがいて,しっかり完成していればもっと良い賞を受賞できた位置にいたと感じています.

あのチームを吹き飛ばした悪夢以降,自分は「チームマネジメント」に関する勉強をかなりしています.また,実際に部活を使って練習したり,ハッカソンや部内のプロジェクトでPMを担当することで知識だけでなく,かなりの経験を積むことができました.

それがどれほど,成長したのかを確認するためにあえてチームは学内で結成しませんでした.

イベントログ: チームビルディング

ここ数ヶ月,月3日以上のペースで福岡市に行っていたので,思ったより知り合いがいました.午前中は面識のある人たちへの挨拶回りに結構時間を使っていました.

チームに関しては,よくハッカソンで一緒に出ていた トリッピーさん と 逆にハッカソンで敵として戦っていた メグルさん の三人でチームを組むことになりました.全員良い感じで技術領域を補い合ってて良いチームができたなぁと感じました.

- クボ太郎 (Web, アルゴリズム)
- トリッピー (Web, CSS(変態レベル), デザイン)
- メグル (PHP, firebase, AWS, セキュリティ)

本当に計画されたような技術の守備範囲でこれ書いてて笑っています.

イベントログ: 企画&開発


アイデア
実は企画の序盤,なかなか良いアイデアがでず結構苦戦してました.

その時にドリーさんにアドバイスを求めたら「ターゲット層を異常なくらい絞れ!」「実用性は考えず,インパクトを重視したものを作れ!」というアドバイスを受けたことで「炎上プロジェクト」という超狭いニーズにターゲットを絞ることにしました.

現状,思いついたアイデアを簡単にまとめると

- issueの進捗率を元に各issueやプロジェクト全体の炎上確率(期限に間に合わない確率)を推定
- 上記のデータをもとにマネージャーに最適な行動をアドバイス
- 炎上確率の精度は使えば使うほど上がっていく( 最小二乗法 を利用)
- 各メンバーのissue完了状況をもとにスキルシートの発行

という感じですね.

こうやって書き出すとインパクトというより普通に実用性のありそうな内容に仕上がっててびっくりしました.インパクト面は トリッピーさん のCSSで作成されたUIで表現できればなぁと感じています(他力本願).

開発
仕様予定の技術は以下の通りです.

- Vue.js
- OnsenUI
- Firebase

まぁ,よくある構成ですかね.OnsenUIが他のチームと違う気がします.
ネイティブの動作に寄せることが簡単でクロスプラットフォーム対応ということらしいので採用しました.ここだけ全員未経験の技術なので変更になるかもしれません.

進捗状況
「まだ2日目だ!あるわけないだろ!」

って言いたいところですが,僕以外のメンバーはすでに開発を進めているらしいです.特にバックエンドの進捗は著しく「ログイン処理」「DBの設計」あたりは大まかに完成しつつあるらしいです.

フロント側もOnsenUIでちょっと躓いてはいるらしいですが,CSSのアニメーションを先に実装していたりするらしい.

自分も一応,彼らに負けないように「炎上確率の数式」をちょっと改変するなどしています.

その他
実際に開発する作成や会社向けのサービスということでもし早めに完成すれば今回のチャレキャラのローカルスポンサーで,自分のアルバイト先である 株式会社OPTiM様 が実証実験手伝ってくれるかも?という話にもなっています(まだ口頭でしか話していないです).
初日にして,後戻りできない領域まで行ってしまいました.


感想: 自分たちのことについて

控えめに言って,超強いメンバーが揃ったなと感じました.

今回三人というチームですが全員が各学校だと最強レベルで,野良でハッカソンに参加すればほとんどの場合,PMを担当するような人です.

また,アイデアに関しては最初の方は僕は炎上確率のところの精度が低いだろうから実用性はないなと判断していましたが,炎上率を求める用に数式を書いていたら,
「あれ?これシグモイド関数の中にぶっ込めば最小二乗法を使ってAIっぽい動作できるくね?」
ということに気付いて「うおおおお!!」ってなっていました.

現在,このアルゴリズムをAIって表現するか否かで葛藤しています.
正直,巷で使われている「自称AI」よりかは間違いなく「AI」に近いので言ってもいいかな〜とは思っています.

感想: 他チームについて

他チームというより久留米高専の二年生のみのチームですね.
高専二年生で自主的に参加しててそのフットワークの軽さ,貪欲さに良い衝撃を受けました.

チャレキャラの開発中,懇親会中に話しに行こうとは思ったのですが.どうやら高専トークで盛り上がってるようで邪魔しちゃ悪いな〜と思い懇親会終了後,お互いに落ち着いたあたりで話に行きました.

どうやら,プロラボの先輩経由で僕のこと知ってくれていた人もいたみたいで超嬉しかったです.

そこではお互いの部活の光の部分,闇の部分(闇の部分を話たのは僕だけかも)を話しました.すごい楽しかったです.
その後,Twitterで北九州高専と久留米高専で何かやりたいですね〜的な話をしていたらメンターの人たちも関心を示してくれてて,チャレキャラ はメインのコンテストだけでなくコミュニティ自体にすごい価値があるなと感じました.


その久留米高専生の人ですが、ブログまでしっかり書いていました.

高専二年生がブログ書いてるのに四年生の僕が書かないとは何事だ!ということで書きました.

ということで以上です!お疲れ様です!


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